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“多摩川クラシコ”でリーグデビュー飾ったFC東京ルーキー尾谷ディヴァインチネドゥ、指揮官に背中押された言葉「楽しんでやってこい」

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FW尾谷ディヴァインチネドゥ

[2.21 J1百年構想EAST第3節 川崎F 1-2 FC東京 U等々力]

 “多摩川クラシコ”でリーグ戦デビューを飾った。FC東京のルーキーFW尾谷ディヴァインチネドゥは後半36分から出場。残り時間が少ないなかでリードを守るべく奔走し、今シーズン初勝利に貢献した。

 FC東京U-18出身の尾谷は、すでに2種登録だった2024シーズンにルヴァン杯でデビューを果たしており、その試合では初ゴールも挙げていた。今回は満を持してリーグ戦デビュー。そして“多摩川クラシコ”でもあり、「きのうメンバー発表されたときが一番緊張していた」と胸中を明かした。

「今日は先輩たちから声をかけてもらったので、めっちゃ緊張していたわけじゃなかった。だけど、それでも体はたぶん緊張していて、うまく動けなかった」。最前線に入った尾谷は、相手を押し込むべく積極的にプレス。勢いあまって後半アディショナルタイムにはイエローカードをもらってしまったが、そのアグレッシブさを見せつけた。

 松橋力蔵監督は191cmという身長に期待を込めて選出した。「今日みたいなゲーム展開はある程度想定されるなかで、高さというものがある」。リードした時間帯で守り切るために、指揮官の眼には攻守のセットプレーでその高さが魅力に映った。それだけではなく「しっかりとボールをコントロールしてくれるところもある。そういうところを期待して、色んなことを想定したなかでの選出ではあった」と起用理由を語った。

 リーグ戦デビューのルーキーに、指揮官は「細かい指示はなく。彼も初めてですし。まだトップチームに加入したばかりの選手なので、笑顔で楽しんでやってこいと、それだけ伝えた」と背中を押した。積極的に前線を駆ける姿に「ベンチサイドからは戻れと、ずっと言われていました」と目を細めていた。

 尾谷自身は「高さを生かしてやってほしいと言われていたので。そこが自分の武器でもあるので、そこでもうちょっと戦えたらよかった」とデビュー戦を振り返る。“多摩川クラシコ”勝利の余韻に浸ることなく、さらなる高みを見据えていた。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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