初の茨城ダービーは10人水戸が制す!! 王者鹿島に90+6分被弾もPK戦勝利「強いメッセージを県民に残せた」
[4.4 J1第9節 水戸 1-1(PK4-2) 鹿島 Ksスタ]
J1百年構想リーグは4日、第9節を各地で行い、水戸ホーリーホックと鹿島アントラーズが対戦した。これまでカップ戦での対戦こそあったが、水戸のJ1昇格によりリーグ戦で初めて実現した茨城ダービー。試合は水戸が先制後に退場者を出し、鹿島が後半終了間際に追いつくという劇的な展開となったなか、特別大会限定のPK戦で水戸が勝利し、王者鹿島から歴史的な白星を挙げた。
国際Aマッチウィーク中断後初のJ1リーグ戦。水戸は今季開幕後に加入したFWマテウス・レイリアが右サイドハーフで初先発を飾った。対する鹿島は日本代表明けのGK早川友基がさっそく先発した。
前半開始2分、水戸に早くも決定機が訪れる。ロングボールにFW多田圭佑がうまく身体を入れてM・レイリアが走り込んだが、シュートは早川のセーブに阻まれた。一方の鹿島は同15分、DF濃野公人のクロスをFW鈴木優磨が折り返し、MF荒木遼太郎の絶好のヘッドは惜しくも右ポスト。こぼれ球を拾ったFWエウベルのシュートもDF板倉健太のブロックに遭い、互いに決定機を逃した。
そうして迎えた34分、水戸が見事なポゼッション攻撃から先手を取った。最終ラインを起点としたビルドアップでDFダニーロがDF真瀬拓海につなぎ、真瀬のスルーパスにM・レイリアが抜け出すと、マイナス方向へのクロスからFW渡邉新太が右足シュート。ペナルティアーク付近からゴール左隅に突き刺した。
そのまま試合は後半へ。すると後半14分、水戸はMF三竿健斗と遅れて競り合ったダニーロに2枚目のイエローカードが出され、退場処分。1人少ない状態で終盤を戦う形となった。
その後は一方的に鹿島が主導権を握る。特に柴崎のプレースキックを起点に何度も水戸陣内を攻め込み、DF植田直通やFWレオ・セアラが惜しいシュートを放った。すると同30分、鹿島はDF溝口修平に代わって、左膝前十字靭帯損傷から復帰のDF安西幸輝が出場。昨年5月31日以来約10か月ぶりの公式戦復帰で、同40分には持ち味の攻撃参加から惜しいクロスも配球した。
すると後半アディショナルタイム4分、ついに鹿島がこじ開けた。左サイドに開いたレオ・セアラが左足でクロスボールを送ると、これがMF大崎航詩の手に当たってハンドの判定。同アディショナルタイム6分、これをレオ・セアラが落ち着いて決め、鹿島が土壇場で同点に追いついた。水戸はJ1初の90分勝利を目前に無念の同点被弾となった。
それでもPK戦で水戸が勝ち切った。先攻鹿島1人目のFW知念慶のキックをGK西川幸之介が止めると、水戸はPK献上の大崎が1人目に登場し、気迫の左足キック。早川に触られながらもゴールにねじ込んだ。さらに鹿島2人目の植田のキックは大きく枠外。水戸が大きく優位に立った。その後は両チームとも全員が成功。水戸は最後にFW山本隼大が決め、J1初の茨城ダービーで王者鹿島を破った。
試合後、PKストップの西川は「これまでPK戦で勝てていなかったのと、自分は一本も止めていなかったので、茨城ダービーという大事な試合で止めてやるという気持ちがこもっていた」と手応え。「試合展開的に追いつかれる苦しい展開だったのでその雰囲気を僕のセーブでこっちの流れに変える意味でも絶対に止めたいと思っていた。流れを手繰り寄せることができたという意味で喜び、興奮、いろんな感情が湧き上がってきた」と心境を語った。
また樹森大介監督は「今日に関しては内容どうこうより結果だけを求めていた。これで僕らは茨城としてやっぱり水戸はあるんだぞと強いメッセージを県民に残せたと思うので、これからもっと水戸をアピールして、選手含めて価値を上げていきたい」とPK戦での鹿島撃破の意義を語った。
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J1百年構想リーグは4日、第9節を各地で行い、水戸ホーリーホックと鹿島アントラーズが対戦した。これまでカップ戦での対戦こそあったが、水戸のJ1昇格によりリーグ戦で初めて実現した茨城ダービー。試合は水戸が先制後に退場者を出し、鹿島が後半終了間際に追いつくという劇的な展開となったなか、特別大会限定のPK戦で水戸が勝利し、王者鹿島から歴史的な白星を挙げた。
国際Aマッチウィーク中断後初のJ1リーグ戦。水戸は今季開幕後に加入したFWマテウス・レイリアが右サイドハーフで初先発を飾った。対する鹿島は日本代表明けのGK早川友基がさっそく先発した。
前半開始2分、水戸に早くも決定機が訪れる。ロングボールにFW多田圭佑がうまく身体を入れてM・レイリアが走り込んだが、シュートは早川のセーブに阻まれた。一方の鹿島は同15分、DF濃野公人のクロスをFW鈴木優磨が折り返し、MF荒木遼太郎の絶好のヘッドは惜しくも右ポスト。こぼれ球を拾ったFWエウベルのシュートもDF板倉健太のブロックに遭い、互いに決定機を逃した。
そうして迎えた34分、水戸が見事なポゼッション攻撃から先手を取った。最終ラインを起点としたビルドアップでDFダニーロがDF真瀬拓海につなぎ、真瀬のスルーパスにM・レイリアが抜け出すと、マイナス方向へのクロスからFW渡邉新太が右足シュート。ペナルティアーク付近からゴール左隅に突き刺した。
そのまま試合は後半へ。すると後半14分、水戸はMF三竿健斗と遅れて競り合ったダニーロに2枚目のイエローカードが出され、退場処分。1人少ない状態で終盤を戦う形となった。
その後は一方的に鹿島が主導権を握る。特に柴崎のプレースキックを起点に何度も水戸陣内を攻め込み、DF植田直通やFWレオ・セアラが惜しいシュートを放った。すると同30分、鹿島はDF溝口修平に代わって、左膝前十字靭帯損傷から復帰のDF安西幸輝が出場。昨年5月31日以来約10か月ぶりの公式戦復帰で、同40分には持ち味の攻撃参加から惜しいクロスも配球した。
すると後半アディショナルタイム4分、ついに鹿島がこじ開けた。左サイドに開いたレオ・セアラが左足でクロスボールを送ると、これがMF大崎航詩の手に当たってハンドの判定。同アディショナルタイム6分、これをレオ・セアラが落ち着いて決め、鹿島が土壇場で同点に追いついた。水戸はJ1初の90分勝利を目前に無念の同点被弾となった。
それでもPK戦で水戸が勝ち切った。先攻鹿島1人目のFW知念慶のキックをGK西川幸之介が止めると、水戸はPK献上の大崎が1人目に登場し、気迫の左足キック。早川に触られながらもゴールにねじ込んだ。さらに鹿島2人目の植田のキックは大きく枠外。水戸が大きく優位に立った。その後は両チームとも全員が成功。水戸は最後にFW山本隼大が決め、J1初の茨城ダービーで王者鹿島を破った。
試合後、PKストップの西川は「これまでPK戦で勝てていなかったのと、自分は一本も止めていなかったので、茨城ダービーという大事な試合で止めてやるという気持ちがこもっていた」と手応え。「試合展開的に追いつかれる苦しい展開だったのでその雰囲気を僕のセーブでこっちの流れに変える意味でも絶対に止めたいと思っていた。流れを手繰り寄せることができたという意味で喜び、興奮、いろんな感情が湧き上がってきた」と心境を語った。
また樹森大介監督は「今日に関しては内容どうこうより結果だけを求めていた。これで僕らは茨城としてやっぱり水戸はあるんだぞと強いメッセージを県民に残せたと思うので、これからもっと水戸をアピールして、選手含めて価値を上げていきたい」とPK戦での鹿島撃破の意義を語った。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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