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百年構想L衝撃ハットからJ開幕スタメン抜擢も不発…川崎F持山匡佑「やらなきゃいけないことはたくさんある」

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FW持山匡佑

[8.9 J1第1節 東京V 1-1 川崎F 味スタ]

 悔しさの残る開幕戦となった。川崎フロンターレの大卒ルーキーFW持山匡佑は開幕スタメンに抜擢され、1トップとしてプレー。惜しい決定機を迎えながらも得点は奪えず、後半16分に途中交代した。「内容としては良くなかった。修正していきたい」と冷静に試合を振り返った。

 最大のチャンスは前半28分だった。MF山本悠樹のパスを受けたMF紺野和也がダイレクトで浮き球を送り込むと、敵陣PA内の持山は右足ボレーで合わせる。しかし、シュートはわずかにゴール右へ外れ、開幕戦ゴールとはならなかった。「決定機だったので、あそこは決めないといけなかった」と悔しさを口にした。

 最前線では背後への動きを繰り返し、ボールを引き出そうとした一方、流れを変えるために中盤まで下りるなど工夫。それでも「あんまりボールが入ってこなかった」と振り返る。「動き出してはいたけど、もっとボールを入れてもらうこともそうだし、要求することもそう。ゴール前ではもっと呼び込むことが大事」(持山)。飲水タイムには中村憲剛ヘッドコーチから助言も受けた。「悠樹くんがボールを持った時に、どんどん裏へのアクションを起こしていけと」。ゴールを目指して相手の背後を狙い続けたが、得点には結びつかなかった。

 特別指定選手だった昨シーズンでJデビューは済んでおり、百年構想リーグでは最終節となった第18節・水戸ホーリーホック戦で途中出場からハットトリックを達成した。満を持して臨んだ新シーズンの開幕戦スタメン抜擢にも「特別舞い上がったりはなかった」と冷静。求められた役割である「ボールを収めること、ゴール前に飛び込むこと、点を取ること」の実践に取り組んだが、決定機こそ作ったものの、課題の残るものとなった。

「押し込まれたり、ルーズボールが僕のところに転がってきたときに、もう少し起点にならないといけない」。持山はそう振り返りながら「悔しいです」と率直な思いも口にする。「やらなきゃいけないことはたくさんある。チームが勝つこともそうだけど、日々成長していきたい」。本格的に始まったプロ初年度の長い戦いを見据え、さらなる成長を誓った。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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