柏が初優勝以来の開幕3連勝! またもジョーカーFW瀬川祐輔が1トップで大仕事「質の高いボールをくれればなんとかしますと」
FW
[8.21 J1第3節 柏 4-2 長崎 三協F柏]
ジョーカー起用の背番号20がまたしても試合を決めた。柏レイソルのFW瀬川祐輔は逆転を許した直後の後半12分、1トップで投入されると、同18分にヘディングのフリックでMF小泉佳穂の同点ゴールをアシスト。さらに同32分、MF中川敦瑛からの縦パスに反応して右足でねじ込み、1ゴール1アシストで逆転劇を仕上げた。
前節・東京V戦(○3-1)に続いて2試合連続の逆転弾。この日はわずかなスペースの中で鋭く動き出し、中川からの縦パスを呼び込んだ。「前節もそうだったけど、ちゃんと嫌なところに質高くパスを繋げたことと、ノブ(中川)が丁寧にトラップしやすいボールを出してくれたのが全てだった」。そう謙虚に振り返るが、しっかりステップを合わせたシュートも見事。「スライディングで触られなかったのでラッキーだと思って丁寧にトラップして、GKが一番嫌なタイミングでシュートを打ちたかったのでボールを上を叩いてバウンドしたところを狙った」と冷静な状況判断が光った。
1トップ2シャドーではシャドータイプかと思われたが、今季は1トップ起用で2試合連発。前節はライン間からのミドルシュートを叩き込んだ一方、今節は一瞬の動き出しで違いを作り、ストライカーらしさを際立たせた。
「僕的には一瞬のスピードに自信があるので、そのスピードを活かすために事前にディフェンスラインにどういうズレが起きているのかとか、相手が5枚だったら真ん中の選手に駆け引きをすることを意識している。両脇の選手がシャドーに食い付けば裏が空くし、食いついていないなら崩してもらって最後に顔を出すというのは意識している」
瀬川にとっての適性ポジションは「2トップの一角」。3-4-2-1にそのポジションはないなか、現場の役割への適応力が活躍の秘訣。「今も本職ではないけど、2トップの時は2人の関係で抜けたり降りたりというのが得意。ボールを持ってくれればそこの動き出しというのはスムーズにできている」と自信を重ね、今では「基本的に僕の動き出しを見てくれて、それに対して質の高いボールをくれればなんとかしますというような意識ではいる」との自覚を深めている。
そんな瀬川の活躍が光り、柏はJ1初制覇を果たした2011年以来の開幕3連勝。それでも瀬川は「正直に言っていい試合ではない。全部失点していますよね?失点していたら勝てるものも勝てなくなってくるし、ゼロで抑えないといけない。これから上位のチームと対戦していくわけで、まだまだ足りないところだらけ」と満足した様子を見せなかった。
その高い視座の背景にはアジア挑戦への高いモチベーションがある。「今季はACLが入ってきて、(今節対戦した長崎のチアゴ・)サンタナ選手みたいな選手がうじゃうじゃいて、そこにやっぱり勝っていかないといけない。一人で勝てないなら2人、3人で勝たないといけない。そういうところをもっと意識しないといけない」。
そう気を引き締めた瀬川は今季の目標についても「僕は本当にACLで優勝したい。そこが一番の目標」ときっぱり。「リーグもタイトルを取りたいし、全部タイトルを取りたいけど、フロンターレでACLを逃しているので。久々に行けるチャンスがあって、いろんな気持ちもあってACLを取りたい。そこで僕が活躍して周りに評価されたらいいなと思う」と大きな野望をにじませ、チーム力の向上を誓った。
(取材・文 竹内達也)
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ジョーカー起用の背番号20がまたしても試合を決めた。柏レイソルのFW瀬川祐輔は逆転を許した直後の後半12分、1トップで投入されると、同18分にヘディングのフリックでMF小泉佳穂の同点ゴールをアシスト。さらに同32分、MF中川敦瑛からの縦パスに反応して右足でねじ込み、1ゴール1アシストで逆転劇を仕上げた。
前節・東京V戦(○3-1)に続いて2試合連続の逆転弾。この日はわずかなスペースの中で鋭く動き出し、中川からの縦パスを呼び込んだ。「前節もそうだったけど、ちゃんと嫌なところに質高くパスを繋げたことと、ノブ(中川)が丁寧にトラップしやすいボールを出してくれたのが全てだった」。そう謙虚に振り返るが、しっかりステップを合わせたシュートも見事。「スライディングで触られなかったのでラッキーだと思って丁寧にトラップして、GKが一番嫌なタイミングでシュートを打ちたかったのでボールを上を叩いてバウンドしたところを狙った」と冷静な状況判断が光った。
1トップ2シャドーではシャドータイプかと思われたが、今季は1トップ起用で2試合連発。前節はライン間からのミドルシュートを叩き込んだ一方、今節は一瞬の動き出しで違いを作り、ストライカーらしさを際立たせた。
「僕的には一瞬のスピードに自信があるので、そのスピードを活かすために事前にディフェンスラインにどういうズレが起きているのかとか、相手が5枚だったら真ん中の選手に駆け引きをすることを意識している。両脇の選手がシャドーに食い付けば裏が空くし、食いついていないなら崩してもらって最後に顔を出すというのは意識している」
瀬川にとっての適性ポジションは「2トップの一角」。3-4-2-1にそのポジションはないなか、現場の役割への適応力が活躍の秘訣。「今も本職ではないけど、2トップの時は2人の関係で抜けたり降りたりというのが得意。ボールを持ってくれればそこの動き出しというのはスムーズにできている」と自信を重ね、今では「基本的に僕の動き出しを見てくれて、それに対して質の高いボールをくれればなんとかしますというような意識ではいる」との自覚を深めている。
そんな瀬川の活躍が光り、柏はJ1初制覇を果たした2011年以来の開幕3連勝。それでも瀬川は「正直に言っていい試合ではない。全部失点していますよね?失点していたら勝てるものも勝てなくなってくるし、ゼロで抑えないといけない。これから上位のチームと対戦していくわけで、まだまだ足りないところだらけ」と満足した様子を見せなかった。
その高い視座の背景にはアジア挑戦への高いモチベーションがある。「今季はACLが入ってきて、(今節対戦した長崎のチアゴ・)サンタナ選手みたいな選手がうじゃうじゃいて、そこにやっぱり勝っていかないといけない。一人で勝てないなら2人、3人で勝たないといけない。そういうところをもっと意識しないといけない」。
そう気を引き締めた瀬川は今季の目標についても「僕は本当にACLで優勝したい。そこが一番の目標」ときっぱり。「リーグもタイトルを取りたいし、全部タイトルを取りたいけど、フロンターレでACLを逃しているので。久々に行けるチャンスがあって、いろんな気持ちもあってACLを取りたい。そこで僕が活躍して周りに評価されたらいいなと思う」と大きな野望をにじませ、チーム力の向上を誓った。
(取材・文 竹内達也)
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