横浜FM残留か、法政大で総理大臣杯出場か…新境地ボランチで開幕から連続スタメン掴む松村晃助「難しい決断でした」
[8.29 J1第4節 浦和3-2横浜FM 埼玉ス]
今夏から挑戦する新ポジションとは思えぬほど順応をみせている。横浜F・マリノスでボランチの一角として開幕からスタメン出場を続けるMF松村晃助は、前半38分にFW谷村海那に縦パスを通して先制点をアシストすると、後半12分に再び谷村が決めた勝ち越し点の場面でも、中央をドリブル突破して起点となるプレーで関与した。
とはいえ、スティーブ・コリカ監督が「前半はよかったが、後半は疲れてタッチが多くなってボールを失う場面が増えた」と指摘したように、松村自身も反省が多かったと振り返る。「ボールを運ぶ部分で前進させられたのはよかったけど、自分の中で足が止まり始めたときにそのイメージのままプレーしてミスが増えてしまった。失点も自分のところからで、逆転されたところも含めて責任を感じています」と逆転負けに悔しさを噛み締めた。
これまでの松村のサッカーキャリアにボランチのイメージはない。法政大でも右サイドのアタッカーで、今春の関東大学リーグ1部の戦いでもチーム得点王となる4得点を記録。総理大臣杯の関東地区予選となるアミノバイタルカップでも8年ぶりとなる優勝に導くなど、FW小湊絆(4年=青森山田高/FC東京内定)やMF小池直矢(4年=前橋育英高/磐田内定)らと今季の大学サッカー界随一の攻撃陣を形成していた。


それでも今夏の横浜FMのキャンプでボランチで試されると、そのまま開幕スタメンまで掴んだ。当然、コンビを組むMF知念慶に頼ることは多いが、攻撃に絡むという持ち味も失わないプレーを続けている。「試合後に知念選手ともしゃべったけど、ボール保持が上手くいかないときに変化を作ることが大事。頭を使ってチームの目線を合わせられるように、コミュニケーションを取ってやっていきたい」。チームの舵取り役を任される自覚を十分にしている。
しかし立場はまだ法政大学体育会サッカー部所属選手でもある。7月8月は大学公式戦の中断期間だったが、9月2日には3大会ぶりの出場を決めている総理大臣杯が開幕。法大は同日の1回戦で北信越第1代表の松本大と対戦することが決まっている。
ただ松村のように内定先のJクラブで出場機会を掴む選手は多く、北海道コンサドーレ札幌に内定するDF梅津龍之介(4年=鹿島ユース)は開幕から4試合連続でフル出場。小湊もFC東京で第2節から3試合連続でベンチ入りを続けている。今春の戦いではファジアーノ岡山に入団が内定するMF小倉幸成(3年=鹿島ユース)が、Jリーグの活動に帯同し続けた。レギュラーとして出続けていたことが大きく、松村らの今後の判断の基準にもなっていきそうだが、参戦するかについてはこの日の段階では「まだ言えない」という。
そうはいっても話し合いは済んでいる様子。「こうしてチャンスを頂けている。そこにチャレンジしたいという気持ちと、こうしてマリノスの活動に参加できているのも、法政のおかげという考えがある。難しい決断ではありましたけど、自分の中ですごく考えたし、強化部の方と相談した上での決断だったかなと思う」と言葉を選びながら慎重に答えていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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今夏から挑戦する新ポジションとは思えぬほど順応をみせている。横浜F・マリノスでボランチの一角として開幕からスタメン出場を続けるMF松村晃助は、前半38分にFW谷村海那に縦パスを通して先制点をアシストすると、後半12分に再び谷村が決めた勝ち越し点の場面でも、中央をドリブル突破して起点となるプレーで関与した。
とはいえ、スティーブ・コリカ監督が「前半はよかったが、後半は疲れてタッチが多くなってボールを失う場面が増えた」と指摘したように、松村自身も反省が多かったと振り返る。「ボールを運ぶ部分で前進させられたのはよかったけど、自分の中で足が止まり始めたときにそのイメージのままプレーしてミスが増えてしまった。失点も自分のところからで、逆転されたところも含めて責任を感じています」と逆転負けに悔しさを噛み締めた。
これまでの松村のサッカーキャリアにボランチのイメージはない。法政大でも右サイドのアタッカーで、今春の関東大学リーグ1部の戦いでもチーム得点王となる4得点を記録。総理大臣杯の関東地区予選となるアミノバイタルカップでも8年ぶりとなる優勝に導くなど、FW小湊絆(4年=青森山田高/FC東京内定)やMF小池直矢(4年=前橋育英高/磐田内定)らと今季の大学サッカー界随一の攻撃陣を形成していた。


それでも今夏の横浜FMのキャンプでボランチで試されると、そのまま開幕スタメンまで掴んだ。当然、コンビを組むMF知念慶に頼ることは多いが、攻撃に絡むという持ち味も失わないプレーを続けている。「試合後に知念選手ともしゃべったけど、ボール保持が上手くいかないときに変化を作ることが大事。頭を使ってチームの目線を合わせられるように、コミュニケーションを取ってやっていきたい」。チームの舵取り役を任される自覚を十分にしている。
しかし立場はまだ法政大学体育会サッカー部所属選手でもある。7月8月は大学公式戦の中断期間だったが、9月2日には3大会ぶりの出場を決めている総理大臣杯が開幕。法大は同日の1回戦で北信越第1代表の松本大と対戦することが決まっている。
ただ松村のように内定先のJクラブで出場機会を掴む選手は多く、北海道コンサドーレ札幌に内定するDF梅津龍之介(4年=鹿島ユース)は開幕から4試合連続でフル出場。小湊もFC東京で第2節から3試合連続でベンチ入りを続けている。今春の戦いではファジアーノ岡山に入団が内定するMF小倉幸成(3年=鹿島ユース)が、Jリーグの活動に帯同し続けた。レギュラーとして出続けていたことが大きく、松村らの今後の判断の基準にもなっていきそうだが、参戦するかについてはこの日の段階では「まだ言えない」という。
そうはいっても話し合いは済んでいる様子。「こうしてチャンスを頂けている。そこにチャレンジしたいという気持ちと、こうしてマリノスの活動に参加できているのも、法政のおかげという考えがある。難しい決断ではありましたけど、自分の中ですごく考えたし、強化部の方と相談した上での決断だったかなと思う」と言葉を選びながら慎重に答えていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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