beacon

新境地・右SB起用続くFC東京DF大森理生、出場直後に初アシスト「チャレンジできる幅が増えてきた」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

DF大森理生

[10.17 J1第10節 東京V 0-4 FC東京]

 ファーストタッチで結果を出した。FC東京のDF大森理生は2-0で迎えた後半21分、右サイドバックで途中出場すると、同23分にDF稲村隼翔のロングフィードに反応。深い位置まで走り込んで右足ダイレクトで折り返し、FW長倉幹樹のダメ押しゴールをアシストした。

 本職はCBの大森だが、途中出場した9月29日のルヴァン杯2回戦・愛媛戦(◯2-0)から右SBに挑戦中。今月7日の天皇杯3回戦・湘南戦(◯4-0)では右SBでの初先発を経験し、同10日の前節・浦和戦(◯3-0)ではJ1リーグ戦でも起用されていた中、攻撃参加のイメージはできていた。

「イナからいいボールが来ていたし、ルヴァン杯でも対角のCBからのロングボールは狙っていた。手前の高いボールでも収められるので逃げ道になると思ったけど、イナが自分がゴールに向かっていけるようなボールを送ってくれた」

 マイナス方向への折り返しというプレー選択は、SB経験が少ない自身の現状を踏まえた現実的な判断だった。「キーパーに引っ掛けたくなかったし、ピンポイントに味方が爪先で触るようなボールはなかなかクオリティ的にすぐにできるようになるものじゃないので」。狙ったのは「逆に1枚目(のディフェンス)が深いところに入ってきたマイナスのところ」。時間がない中でも冷静な状況把握で長倉にパスを通し、J1初アシストを記録した。

 このアシストにより、単なるクローザーとしての役割だけでなく、攻撃面でもアピールに成功した形。前節・浦和戦では右サイドの縦関係で同時投入されたFW佐藤恵允がゴールという結果を出していたが、今度は大森に数字がついてきた。

「状況が良い中でゲームに入れて、さらに加速していきたいところで前節レッズ戦も恵允くんと一緒に出るタイミングで『俺らも迫力を持っていこう』と話をしていた中で、連続でチームに勢いが出て、結果的にゴールにつながったのはすごく良かった」

 186cmの大型DFによるSB挑戦は上々の滑り出し。「隣のポジションだけどCBとSBをやってあらためて役割が違うなとすごく感じるし、逆にチャレンジできる幅が増えてきた。クラシックな構えるCBになりがちだったので、どっちのポジションで出ても自分には刺激になる」。異なるポジションでピッチに立つ経験は、本職でのレギュラー争いにも活かす構えだ。

 昨季までの4年間はFC琉球、大宮、いわき、今治でJ2武者修行を続け、4年ぶりにFC東京に帰還。愛するクラブでタイトル争いを演じる充実感をにじませる。「今のチームの勢いをさらに引き上げていくことが目的なので、そこはポジションにこだわらず必要なタイミングで必要なところで出られれば」。まずは求められたポジションで仕事を全うしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

●2026-27シーズンJリーグ特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
竹内達也
Text by 竹内達也

「ゲキサカ」ショート動画

TOP