[東京国際ユースU-14]決勝は2年連続でサンパウロ対宮城県トレセンに!! 先輩のリベンジへMF村上元翔(塩釜FC)「自分達が勝って宮城県という名前を残したい」
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2025東京国際ユース(U-14)サッカー大会は5日、Jヴィレッジで2次ラウンドの各試合を行った。6日に行う決勝は2年連続でサンパウロ対宮城県トレセンに決まった。
この大会は「海外の強豪チームとの試合を通じた、ジュニアユース世代(14歳以下)の選手の競技力向上と相互理解、被災地との交流を目的」とし、2008年から行われている。国内外12チームが参加し、4日にグループリーグの1次ラウンド、5日に1次ラウンドの残り試合とトーナメント方式の2次ラウンドが開催。準決勝は宮城県トレセン対岩手県トレセンと、サンパウロ対FC東京U-15の顔合わせとなった。
宮城県トレセンは前半終了間際の24分、MF氏家累(仙台Jrユース)が蹴った左サイドからのFKにMF村上元翔(塩釜FC)が反応。「味方が良いボールを蹴ってくれて、ごちゃごちゃのところで自分のところに来たので頭で合わせるだけでした」と振り返るヘディングシュートでゴールネットを揺らし、先制に成功した。
なおも宮城県トレセンは後半5分、FW中瀬礼士(仙台Jrユース)が最前線でボールを奪うとそのままゴール左に流し込んで追加点。同19分には岩手県トレセンGKのクリアボールをMF寺崎陽澄(EL BRANCA SENDAI ARAHAMA)が蹴り返すと、叩く浮いたボールを村上が鮮やかにトラップして前を向く。するとゴールまで35m以上あろうかという距離から「キーパーの位置を見た時にちょっと出ていて、自分ならいけるなと思って」右足一閃。ボールはGKの頭上を越えて3点目が生まれた。
さらに宮城県トレセンは後半25分、氏家が左サイドから右足アウトサイドでクロスを送ると、相手にクリアされたこぼれ球をDF黒澤成(フォーリクラッセ仙台)がペナルティエリア内から右足ダイレクトボレーでゴールに突き刺して4点目。4-0の快勝で23年大会から3年連続となる決勝進出を果たした。


もう一つの準決勝は前半8分、FC東京U-15むさしとFC東京U-15深川で構成されるFC東京U-15のMF沢山怜生(FC東京U-15むさし)が、2列目からの飛び出しでスルーパスに反応して決定機を迎えた。沢山はGKをかわしてゴールライン際からゴール前のFW原陸斗(FC東京U-15深川)へ折り返したが、ボールは原の前を通過して得点には至らなかった。


すると前回王者のサンパウロは前半11分、カウンターからMFジエゴが左サイドのFWガブリエルに展開。ガブリエルはアウトサイドで中にボールを置いて右足を振り抜くと、ゴール右に決まってリードを奪った。
追いかけるFC東京U-15は後半開始直後の12秒、DF岩崎隼人(FC東京U-15むさし)がPKを獲得。しかし岩崎のキックは枠の左に外れた。その後はスコアが動かず、終盤にはセットプレーなどで怒涛の攻勢。ただ決定的なシュートシーンを作れずにいると、後半アディショナルタイムにはFWアレサンドロに追加点を決められてタイムアップ。サンパウロが2-0でFC東京U-15を破って2連覇に王手をかけた。


この結果、6日の決勝は昨年と同じカードに決定した。コロナ禍や震災の影響で日本勢のみの参加となった大会を除くと、海外勢は現在10連覇中。宮城県トレセンは10年の東京ヴェルディジュニアユース以来となる日本勢の大会制覇を目指す。
決勝進出の立役者となった村上は「みんなでずっと戦ってきて(決勝に進めて)嬉しい」と率直な思いを語りつつ、「自分としてはもっとゴールを取れた場面が多かった」とここまでを反省。「そこを決めないと決勝では戦えないと思う」と力を込め、「去年先輩たちが負けて悔しい思いをしたところで自分達が勝って、宮城県という名前を残したい」と意気込んだ。
(取材・文 加藤直岐)
この大会は「海外の強豪チームとの試合を通じた、ジュニアユース世代(14歳以下)の選手の競技力向上と相互理解、被災地との交流を目的」とし、2008年から行われている。国内外12チームが参加し、4日にグループリーグの1次ラウンド、5日に1次ラウンドの残り試合とトーナメント方式の2次ラウンドが開催。準決勝は宮城県トレセン対岩手県トレセンと、サンパウロ対FC東京U-15の顔合わせとなった。
宮城県トレセンは前半終了間際の24分、MF氏家累(仙台Jrユース)が蹴った左サイドからのFKにMF村上元翔(塩釜FC)が反応。「味方が良いボールを蹴ってくれて、ごちゃごちゃのところで自分のところに来たので頭で合わせるだけでした」と振り返るヘディングシュートでゴールネットを揺らし、先制に成功した。
なおも宮城県トレセンは後半5分、FW中瀬礼士(仙台Jrユース)が最前線でボールを奪うとそのままゴール左に流し込んで追加点。同19分には岩手県トレセンGKのクリアボールをMF寺崎陽澄(EL BRANCA SENDAI ARAHAMA)が蹴り返すと、叩く浮いたボールを村上が鮮やかにトラップして前を向く。するとゴールまで35m以上あろうかという距離から「キーパーの位置を見た時にちょっと出ていて、自分ならいけるなと思って」右足一閃。ボールはGKの頭上を越えて3点目が生まれた。
さらに宮城県トレセンは後半25分、氏家が左サイドから右足アウトサイドでクロスを送ると、相手にクリアされたこぼれ球をDF黒澤成(フォーリクラッセ仙台)がペナルティエリア内から右足ダイレクトボレーでゴールに突き刺して4点目。4-0の快勝で23年大会から3年連続となる決勝進出を果たした。


4点目を喜ぶ
もう一つの準決勝は前半8分、FC東京U-15むさしとFC東京U-15深川で構成されるFC東京U-15のMF沢山怜生(FC東京U-15むさし)が、2列目からの飛び出しでスルーパスに反応して決定機を迎えた。沢山はGKをかわしてゴールライン際からゴール前のFW原陸斗(FC東京U-15深川)へ折り返したが、ボールは原の前を通過して得点には至らなかった。


惜しくも得点には至らなかった
すると前回王者のサンパウロは前半11分、カウンターからMFジエゴが左サイドのFWガブリエルに展開。ガブリエルはアウトサイドで中にボールを置いて右足を振り抜くと、ゴール右に決まってリードを奪った。
追いかけるFC東京U-15は後半開始直後の12秒、DF岩崎隼人(FC東京U-15むさし)がPKを獲得。しかし岩崎のキックは枠の左に外れた。その後はスコアが動かず、終盤にはセットプレーなどで怒涛の攻勢。ただ決定的なシュートシーンを作れずにいると、後半アディショナルタイムにはFWアレサンドロに追加点を決められてタイムアップ。サンパウロが2-0でFC東京U-15を破って2連覇に王手をかけた。


決定的な追加点に歓喜
この結果、6日の決勝は昨年と同じカードに決定した。コロナ禍や震災の影響で日本勢のみの参加となった大会を除くと、海外勢は現在10連覇中。宮城県トレセンは10年の東京ヴェルディジュニアユース以来となる日本勢の大会制覇を目指す。
決勝進出の立役者となった村上は「みんなでずっと戦ってきて(決勝に進めて)嬉しい」と率直な思いを語りつつ、「自分としてはもっとゴールを取れた場面が多かった」とここまでを反省。「そこを決めないと決勝では戦えないと思う」と力を込め、「去年先輩たちが負けて悔しい思いをしたところで自分達が勝って、宮城県という名前を残したい」と意気込んだ。
(取材・文 加藤直岐)


