直接FK弾も32強終幕…代表活動控える清水JrユースMF遠藤優空はサバイバル意識「ずっと呼ばれるような存在に」
MF
[8.19 クラセンU-15 浦和Jrユース 2-2(PK10-9) 清水Jrユース 白旗山B]
鮮やかなフリーキックで先制点を奪ったが、激闘の末に第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会は32強での終幕となった。U-15日本代表活動を控える清水エスパルスジュニアユースMF遠藤優空(3年)は「代表で結果を残してずっと呼ばれるような存在になりたい」とサバイバルを意識した。
清水Jrユースは0-0で迎えた後半5分、ペナルティアーク内左寄りの位置でFKを獲得。ゴール正面とあって浦和Jrユースはボールに近い左側を4人、右側は2人で壁を形成。GKの視界を作るために中央は開けていた。キッカーの遠藤はこれに対し、カーブをかけながら低弾道で右側の壁の外を通すシュートを選択。ボールは狙い通りゴール右隅に吸い込まれ、先制点となった。




「壁の多い方の上を越すんじゃなくて2人の方に外巻きのを蹴ったほうがいいかなと思いました。前もそんな感じのを決めたことがあって、そのイメージ通りに狙ったところに蹴られてよかったです。(前半は壁の上を狙うも枠外で)壁の上を越すのはまだ上手くないので、それなら横を通した方がいいかなと。狙い通りすぎてバカ気持ちよかったです」
チームはその後追加点を奪ったが、2点差を追いつかれてPK戦に突入。遠藤は「置きにいって外すより思いっきり打って外した方がいい」と信条を示す通り、4人目のキッカーでGKに読まれながらも届かないコースへ力強く蹴り込んで成功した。ただPK戦は長期戦となり、最終的に13人ずつが蹴って9-10で敗戦となった。
それでも遠藤は「自分たちは中学で最初勝てなかったんですけど、全国のグループリーグを突破するくらいの結果を残せたし成長はしていると思う」と前を向く。今大会の経験を踏まえて攻守両面でチーム力を高めることを誓い、「冬に向けてここからもっと成長してチームを強くしていきたい」と力を込めた。
もっとも遠藤はすぐに大きな舞台が待ち受けている。今月23日に活動を開始するU-15日本代表入りを果たし、ウェールズ遠征に参加する予定だ。
遠藤は2月の候補合宿メンバーに選ばれていたが、5月の代表第1回活動は招集外。候補合宿でのプレーでは良さを発揮できず、次回の代表入りが難しいことは予感していたという。そうした中、左サイドハーフを主戦場にしていた昨季から今季は中央でのプレーが増えたことで「守備の強度が上がったと思うし声を出せるようになりました」とプレーの幅を広げられている様子。加えて「武器である得点力とスピードに乗ったドリブルを積極的に意識して、後ろからどんどん上がっていく運動量を増やしてプレーしていきました」と特長の攻撃面も伸ばしてきた。
そうして果たした代表入りだが、今回のメンバーは第1回活動から総入れ替えとなっているためサバイバル要素もある選考になっている。遠藤も「1回落ちているので率直に嬉しいですけど、結果を残さないと続かない」と強調。ウェールズ、北アイルランド、ジブラルタルとの欧州勢3連戦でアピールし、継続して日の丸を背負っていく意気込みだ。
「代表で自分の足りないところと通用するところをしっかり感じて、チームに持ち帰ってチームのレベルを上げて冬に全国優勝したいです」。激闘のPK戦で終わった夏から成長した清水Jrユース、そして遠藤自身を12月の高円宮杯で発揮する。
(取材・文 加藤直岐)
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鮮やかなフリーキックで先制点を奪ったが、激闘の末に第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会は32強での終幕となった。U-15日本代表活動を控える清水エスパルスジュニアユースMF遠藤優空(3年)は「代表で結果を残してずっと呼ばれるような存在になりたい」とサバイバルを意識した。
清水Jrユースは0-0で迎えた後半5分、ペナルティアーク内左寄りの位置でFKを獲得。ゴール正面とあって浦和Jrユースはボールに近い左側を4人、右側は2人で壁を形成。GKの視界を作るために中央は開けていた。キッカーの遠藤はこれに対し、カーブをかけながら低弾道で右側の壁の外を通すシュートを選択。ボールは狙い通りゴール右隅に吸い込まれ、先制点となった。


狙い通りだというFK


壁の外を巻いて鮮やかに決めた
「壁の多い方の上を越すんじゃなくて2人の方に外巻きのを蹴ったほうがいいかなと思いました。前もそんな感じのを決めたことがあって、そのイメージ通りに狙ったところに蹴られてよかったです。(前半は壁の上を狙うも枠外で)壁の上を越すのはまだ上手くないので、それなら横を通した方がいいかなと。狙い通りすぎてバカ気持ちよかったです」
チームはその後追加点を奪ったが、2点差を追いつかれてPK戦に突入。遠藤は「置きにいって外すより思いっきり打って外した方がいい」と信条を示す通り、4人目のキッカーでGKに読まれながらも届かないコースへ力強く蹴り込んで成功した。ただPK戦は長期戦となり、最終的に13人ずつが蹴って9-10で敗戦となった。
それでも遠藤は「自分たちは中学で最初勝てなかったんですけど、全国のグループリーグを突破するくらいの結果を残せたし成長はしていると思う」と前を向く。今大会の経験を踏まえて攻守両面でチーム力を高めることを誓い、「冬に向けてここからもっと成長してチームを強くしていきたい」と力を込めた。
もっとも遠藤はすぐに大きな舞台が待ち受けている。今月23日に活動を開始するU-15日本代表入りを果たし、ウェールズ遠征に参加する予定だ。
遠藤は2月の候補合宿メンバーに選ばれていたが、5月の代表第1回活動は招集外。候補合宿でのプレーでは良さを発揮できず、次回の代表入りが難しいことは予感していたという。そうした中、左サイドハーフを主戦場にしていた昨季から今季は中央でのプレーが増えたことで「守備の強度が上がったと思うし声を出せるようになりました」とプレーの幅を広げられている様子。加えて「武器である得点力とスピードに乗ったドリブルを積極的に意識して、後ろからどんどん上がっていく運動量を増やしてプレーしていきました」と特長の攻撃面も伸ばしてきた。
そうして果たした代表入りだが、今回のメンバーは第1回活動から総入れ替えとなっているためサバイバル要素もある選考になっている。遠藤も「1回落ちているので率直に嬉しいですけど、結果を残さないと続かない」と強調。ウェールズ、北アイルランド、ジブラルタルとの欧州勢3連戦でアピールし、継続して日の丸を背負っていく意気込みだ。
「代表で自分の足りないところと通用するところをしっかり感じて、チームに持ち帰ってチームのレベルを上げて冬に全国優勝したいです」。激闘のPK戦で終わった夏から成長した清水Jrユース、そして遠藤自身を12月の高円宮杯で発揮する。
(取材・文 加藤直岐)
●第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)特集
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