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神村学園中MF江田國将が中央切り裂くドリブル弾も…高円宮杯2回戦敗退でリベンジ誓う「高校の選手権で頑張りたい」

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同点ゴールを奪った

[12.14 高円宮杯2回戦 横浜FC Jrユース 2-2(PK6-5) 神村学園中 J-G堺S2]

 中央を切り裂くドリブルで同点ゴールを奪って逆転劇の口火を切ったが、最終的にPK戦で高円宮杯2回戦敗退となった。神村学園中のMF江田國将(3年)は目を赤く腫らしながら、高校でのリベンジを誓った。

 神村学園中は前半、相手に主導権を握られて0-1のビハインドで試合を折り返した。だが、後半は前からのプレスと積極的なシュートを意識して戦い、押し返すことに成功。迎えた後半3分、中盤でボールを収めた江田が1人目を振り切ると、スライディングタックルを仕掛けてきた2人目もかわして中央を突破する。そのままGKと1対1の局面まで持ち運び、最後はインサイドキックでGKの逆を突くシュートをゴールへ流し込んだ。

「自分が決めないと勝てないと思っていたので自分でいった。(突破は)得意ではないけれど(スペースが)空いていたのでいった」と江田。神村学園は14番がエースナンバーだが、10番を背負う上で「14番が一番だけど10番でも個人での突破やゴールを決められる選手になりたい」との気概を示した。また江田にとってはバースデーゴールにもなった。

 江田の得点でさらに勢いづく神村学園中は、後半26分にFW松元玲雄(2年)が逆転ゴールを奪取。以降はGK石原碧己(3年)がスーパーセーブを連発してリードを死守した。しかし同33分に追いつかれてしまい、2-2でPK戦に突入。江田は2人目で登場して成功したものの、サドンデスの6人目まで及んだ末に8強入りは果たせなかった。

 神村学園中は今季の全国中学校サッカー大会で3連覇を逃したものの、高円宮杯九州予選ではロアッソ熊本ジュニアユースなどを破って出場権を獲得。全国大会1回戦は予選から通算3回目のPK戦勝ちと勝負強さを見せ、2回戦でもJクラブの下部組織相手に健闘した。

 そうした冬の戦いで江田は全国大会2戦2発。「後悔はない」と胸を張りつつ、「今日の2-2の場面でも点を決められる選手になりたい」と力を込める。闘魂溢れる元イタリア代表MFガットゥーゾを目標に掲げながら武器とするロングパスの精度も磨いていき、勝利を導く絶対的な存在になる構えだ。

 神村学園中では他者への気遣いなど日常面での学びも大きかったといい、人としても成長する3年間を過ごした。「全中で負けてしまったけれどここまでやれたのは良いと思うので、切り替えて高校の選手権で頑張りたい」。江田は進学後、再び日本一を目指していく。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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