大宮U15MF安井康真が準決勝進出のヘッド!! 負傷離脱を機に成長した2年生「メンタル的に大きく変われた1年だった」
[12.21 高円宮杯準々決勝 大宮U15 1-0 福岡U-15 J-GREEN堺]
先輩と戦うU-15リーグで成長し、全国大会で準決勝進出を導く決勝ゴールを奪った。RB大宮アルディージャU15のMF安井康真(2年)は「先輩たちにはお世話になったし感謝しかないので喜びを分かち合えてよかった」と喜びを示した。
大宮U15は前半、中谷優介監督が「思ったよりも相手の勢いが強くて選手が嫌がっていた」と振り返るように押され気味の時間帯が続いた。それでも無失点を維持するとアディショナルタイム2分前の前半38分、右CKの流れから安井がDF松下遥哉(3年)の折り返しに反応。ヘディングシュートは弧を描くようにしてゴールに吸い込まれ、貴重な先制点になった。
安井によると1年生だった昨年はU-13関東リーグで頭での得点を多く取っていたというが、学年が上がってAチームに昇格した今季はなかなか取れていなかったという。登録176cmの安井は「折り返しのボールが良かったのもあるけれどまあまあ狙い通り。ふんわりみたいな感じで」とGKに届かせないループ気味の一発で試合を動かした。
すると大宮U15は後半に入ってシュート8本を記録するなど主導権を奪って1-0で勝利。前半を踏まえて戦い方を修正した部分もあったが、劣勢の中で先制して前半を終えていたことも大きい。安井は「前半特にチームとして流れが悪くてチャンスも少ない中、セットプレーから一気に流れを変える点を取れたのでチームとしても個人としても良かった」と総括した。
先発出場が続く中で4強入りに貢献した安井だが、今シーズンの前半は途中出場が中心だった。さらに「メンタル的にも弱くて、自分が試合に出ても活躍できなかったり自分の持ち味が出せなかったり」。U-15チームで戦う緊張に打ち勝てず苦しんでいた。
さらに第五中足骨疲労骨折にも見舞われたが、それが転機になったという。離脱を余儀なくされたことで復帰後は「サッカーの楽しさを改めて感じた」。プレーできる喜びで緊張に負けないようになり、上のカテゴリーでも展開力やボールコントロールといった強みを発揮。8月の全国大会では全試合に先発出場するなど一気に主力へ名乗りを上げてきた。
「夏から強くなれた。個人としてメンタル的に大きく変われた1年だった」と安井。中谷監督も「夏を通してすごく成長した」と振り返り、安井の台頭ぶりを示す。また、この日は安井を含めて2年生の3選手が先発出場しており、下級生の突き上げがチーム全体の強化につながっているようだ。
高円宮杯は1年間の集大成となる大会。安井は「チームの勝利に貢献することが第一で、その中で自分の持ち味を出していければ」と意気込み、成長を重ねた今季を笑顔で締めくくる構えだ。
(取材・文 加藤直岐)
●高円宮杯第37回全日本U-15選手権特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
先輩と戦うU-15リーグで成長し、全国大会で準決勝進出を導く決勝ゴールを奪った。RB大宮アルディージャU15のMF安井康真(2年)は「先輩たちにはお世話になったし感謝しかないので喜びを分かち合えてよかった」と喜びを示した。
大宮U15は前半、中谷優介監督が「思ったよりも相手の勢いが強くて選手が嫌がっていた」と振り返るように押され気味の時間帯が続いた。それでも無失点を維持するとアディショナルタイム2分前の前半38分、右CKの流れから安井がDF松下遥哉(3年)の折り返しに反応。ヘディングシュートは弧を描くようにしてゴールに吸い込まれ、貴重な先制点になった。
安井によると1年生だった昨年はU-13関東リーグで頭での得点を多く取っていたというが、学年が上がってAチームに昇格した今季はなかなか取れていなかったという。登録176cmの安井は「折り返しのボールが良かったのもあるけれどまあまあ狙い通り。ふんわりみたいな感じで」とGKに届かせないループ気味の一発で試合を動かした。
すると大宮U15は後半に入ってシュート8本を記録するなど主導権を奪って1-0で勝利。前半を踏まえて戦い方を修正した部分もあったが、劣勢の中で先制して前半を終えていたことも大きい。安井は「前半特にチームとして流れが悪くてチャンスも少ない中、セットプレーから一気に流れを変える点を取れたのでチームとしても個人としても良かった」と総括した。
先発出場が続く中で4強入りに貢献した安井だが、今シーズンの前半は途中出場が中心だった。さらに「メンタル的にも弱くて、自分が試合に出ても活躍できなかったり自分の持ち味が出せなかったり」。U-15チームで戦う緊張に打ち勝てず苦しんでいた。
さらに第五中足骨疲労骨折にも見舞われたが、それが転機になったという。離脱を余儀なくされたことで復帰後は「サッカーの楽しさを改めて感じた」。プレーできる喜びで緊張に負けないようになり、上のカテゴリーでも展開力やボールコントロールといった強みを発揮。8月の全国大会では全試合に先発出場するなど一気に主力へ名乗りを上げてきた。
「夏から強くなれた。個人としてメンタル的に大きく変われた1年だった」と安井。中谷監督も「夏を通してすごく成長した」と振り返り、安井の台頭ぶりを示す。また、この日は安井を含めて2年生の3選手が先発出場しており、下級生の突き上げがチーム全体の強化につながっているようだ。
高円宮杯は1年間の集大成となる大会。安井は「チームの勝利に貢献することが第一で、その中で自分の持ち味を出していければ」と意気込み、成長を重ねた今季を笑顔で締めくくる構えだ。
(取材・文 加藤直岐)
●高円宮杯第37回全日本U-15選手権特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中



