beacon

荒木遼太郎を参考にするFC杉野MF高橋悠陽、技術も発揮して1得点!! スタッフもチーム愛認めるゲームキャプテン「みんなを鼓舞できた」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

MF高橋悠陽(新3年)

[3.21 U-15T1リーグB第3節 FC杉野 2-1 AZ‘86東京青梅 浅川スポーツ公園G]

 スタッフからチーム愛を評価されるゲームキャプテンが、FC杉野ジュニアユースを開幕3連勝に導いた。MF高橋悠陽(新3年)はパスセンスの高いトッププレーヤーに憧れを示しながら、リーダーシップを持ってシーズンを戦い抜く意気込みだ。

 FC杉野はミーティング時や試合中などの様々な場面でリーダーを分担しているといい、高橋はゲームキャプテンを任されている。クラブOBで学生コーチの浜名駿佑氏は高橋について「技術もあるし戦うし走るし、何よりチームを一番愛しているのかなと自分は思っている。それが試合を締めるところの声に出ている」と頷く。

 そうしたゲームキャプテンの下で戦うFC杉野は、今節を含めて開幕3試合すべてが逆転勝利。高橋は1月の東京都クラブユース選手権・FC東京U-15深川戦での0-4の敗戦がチーム、そして高橋にとってリバウンドメンタリティの意識を高める糧になったという。

「FC東京U-15深川に負けてベスト16になった。そこで自分たちはリバウンドメンタリティを目標に、先制点を取られたときに下を向かないことを目標にやってきた。自分は今日、(失点してからも)しっかりとチームのみんなを鼓舞できたのでよかったと思います」

 もっとも高橋はリーダーシップを発揮するだけでなくプレーでもチームに貢献した。1点を追いかける後半23分、FW山田由希登(新3年)がペナルティエリア右からグラウンダークロスを送ると、ゴール前で合わせて同点ゴールを奪った。すぐにボールを拾って自陣に戻るとともにピッチ脇の後輩に向けてガッツポーズも披露。「1年生とかも応援に来てくれているなかで目の前でゴールを決められたのでよかった。3月は絶対3連勝で終わろうとチームで言っていた」という言葉からもチーム愛が感じられた。

 また、高橋は相手に囲まれた場面で鋭いターンを見せて振り切るなど、随所に技術の高さも発揮しながら味方に次々と配球して攻撃を牽引した。

「ああいった狭いところでのプレーは得意。そこでテクニックを出して周りに散らしてどんどんボールを回していくのが自分の長所なので、もう少しできたかなとは思うけれど比較的よかったかなと思います」

 もともとはフィジカルタイプの選手だったようで、最近からボールを持ってチームを安定させるようなプレースタイルになったという。最も得意とするのは「視野を広く取れるのでドリブルよりもパスの方」。高橋はアンドレス・イニエスタ氏やMF荒木遼太郎(鹿島)を参考にしており、細かい技術やパスセンスの高さはそうした選手に通じるものがある。

 開幕3連勝で最初の1か月を終えたなか、高橋はクリーンシートと決定力の向上をチームの課題と捉えて引き締めていく意気込み。将来についてはプレミアリーグでのプレーを目標に掲げ、現状に満足することなく努力を重ねていく。

(取材・文 加藤直岐)
加藤直岐
Text by 加藤直岐

「ゲキサカ」ショート動画

TOP