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飛び級参加のナショナルトレセンU-15で2G1A!! 豪快ミドルも決めたFC東京U-15深川MF浅野海人「良い経験になった」

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2ゴール1アシストの活躍を見せた

 唯一の飛び級参加で大きなインパクトを残した。FC東京U-15深川の2年生MF浅野海人が「2026ナショナルトレセンU-15 2回目」で全国から集まった年上のタレントと競い合う貴重な経験を積むと、最終日の紅白戦では2ゴール1アシストを記録した。

 今回の活動は2011年1月1日生まれ以降の29人が参加。中学3年生がメインで早生まれの高校1年生も名を連ねたなか、中学2年生になったばかりの浅野もメンバー入りを果たした。

 最大2学年差あるマッチアップで「相手が上の学年だったからこそパワーとかは自分の学年より強かった。ちょっとタッチが大きくなったりしたらすぐ体を寄せられた」と浅野。フィジカル差がある相手に勝っていくためにボールタッチやポジション取り、シュートの意識など試行錯誤をしたといい、「どうするかを3日間結構考えてやれたので良い経験になった」と充実の活動になった様子だ。

 最終日の25分×3本で行われた紅白戦では右サイドハーフとして1本、左サイドハーフとして1本プレーした。主戦場の右サイドに入った1本目の10分、中央に絞った浅野が左サイドに流れながらドリブルで前進してクロスを上げると、味方が収めてからこぼれたボールをペナルティエリア内左で回収。そのまま左足でゴールに流し込んで先制点を奪った。続く25分にはFW足立匠輝(C大阪U-15)へのスルーパスでアシストも記録し、2-0のリードに貢献して1本目を終えた。

 2本目は休んで左サイドでプレーした3本目、スーパーゴールは14分に生まれた。DF石丸大十(札幌U-18)の横パスをタッチライン方向に押し出してトラップし、自陣側からプレスが来るなかで縦に持ち出す。すると「相手があまり寄せてこなかったので、ワンタッチ目で良いところに置いて左足で振り切ろうと思っていた」と豪快ミドル。強烈なシュートがゴールに突き刺さってこの日2点目を決めた。

 得点力が強みの浅野はミドルシュートも武器の一つ。直近のU-15関東1部・東京V Jrユース戦(⚪︎5-2)でも「チームが全然ゴールを取れていなかったので、自分が取ってやろうという感じでシュート練習をやっていた」との成果を示す2ゴールで今季無得点だったチームに初勝利をもたらしていたなか、ナショナルトレセンでも特長を発揮した。

 また、フィジカル面で分が悪い状況を踏まえて「シュートのところで寄せられる前にコースが開いていたら振る」積極性を特に意識していたという。3日間の経験を集大成となる紅白戦で生かしてみせた。

 FC東京のアカデミーに加わった昨年の1年間ではシュートパターンが増えたという。小学生時代は縦に仕掛けてシュートまで持っていく形が中心だったが、右サイドに入るFC東京U-15深川ではカットインしてゴールを狙う形も習得。FWフィル・フォーデンも参考にして「カットインしたり縦に行ったりといろいろなパターンが増えて、自分の中ではそこが成長しているなと思います」とプレーの幅を広げられている。

 もっとも浅野は「ゴールとアシストは良かったけれどドリブルが詰まってしまったり、短いパスをずらしてしまったりと細かいミスが多かったのでそこを直していきたい」と反省点も口にした。「将来はFC東京でプロになって世界に出て、最後はバロンドールを取れるように頑張りたい」と力を込め、目標に向かって慢心することなくこの3日間を成長に繋げていくとともに、引き続き積極性を持ってプレーしていく考えだ。

「上の代でやれたことでプレーで負けているところが多くあったので、上の代表とかに入るためにはもっと小さなことから頑張っていかないといけないと思うことができた。これからもどんどんシュートを打ったりチャレンジしたりしていきたいと思います」

(取材・文 加藤直岐)
加藤直岐
Text by 加藤直岐

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