横浜FM16歳MF三井寺の活躍に燃える…出身クラブ・フォーリクラッセ東北は全国で「『眞だけじゃないぞ』と証明しよう」
横浜F・マリノスでプロ契約を結んだ16歳MF三井寺眞がJ1で活躍している。出身クラブ・FCフォーリクラッセ東北(東北/宮城)の選手は大きな刺激を受けながら、三井寺がいないチームでも全国で戦えることを証明する意気込みだ。
三井寺は中学3年生だった昨年、フォーリクラッセ東北(当時はFCフォーリクラッセ仙台)のエースとして、U-15東北みちのくリーグで得点ランキング2位の選手より12ゴール多い26得点を記録。日本クラブユース選手権(U-15)大会で優秀選手に選出されたほか、U-15日本代表でハットトリックを達成すると飛び級でU-16日本代表入りも果たしていた。


最後の大会の高円宮杯は発熱で欠場を強いられる不運に見舞われつつ、卒団後は横浜F・マリノスユースに加入し、16歳の誕生日を迎えた4月2日にトップチームとプロ契約。百年構想リーグでの出場はなかったものの、今月行われた2026-27シーズンのJ1開幕戦で先発に抜擢され、自らの1ゴールを含む3得点に絡む活躍で鮮烈なプロデビューを飾った。
中学年代のクラブユース日本一を決める全国大会・日本クラブユース選手権を戦っているフォーリクラッセ東北にとっても嬉しいニュース。DF庄司悠真(3年)は昨年まで寮生活を共にしていた先輩の活躍について、「この間まで一緒にいた人が(J1の)試合に出ていることに全然実感が湧かなかったけれど、他の人たちと話して『やっぱり凄いんだな』となって自分たちも頑張らなければとなっている」と話す。
右サイドバックの庄司は練習で三井寺とマッチアップすることも多く、「止められたと思ってもボールが(自分の)後ろにあって全然止められなかったりした」といった経験をしていた一方、近い存在ゆえに完全には凄みを理解できていなかった様子。J1で通用している姿を見て、改めて三井寺の凄さを感じたようだ。
そうしたOBの活躍に負けじと、フォーリクラッセ東北も全国で輝く構えだ。「(監督から)眞が決めてフォーリクラッセの評価も上がってきている中で、この全国大会で結果を残して『眞だけじゃないぞ』と証明しようみたいな話があった」と庄司。14日から3日間にわたって行われたグループリーグを1勝1分け1敗で終え、3年連続の決勝トーナメント進出を果たした。
庄司はサンフレッチェ広島ジュニアユースと2-2で引き分けた第2節で、特長のスピードを生かした攻撃参加やセカンドボールへの鋭い反応を披露。後半には「自分でもびっくり」と浮き球を完璧なトラップで収めてシュートまで持っていったほか、キッカーを務めたCKの流れから得点が生まれるなど攻守で活躍した。
今年はナショナルトレセンにも入り、チームの中心になる責任感も芽生えたという。そしてナショナルトレセンに続く世代別代表入りにも意欲。代表入りすれば右サイドハーフが本職の三井寺と縦で並ぶ可能性もあり、それも目標の一つだという。「眞と一緒に代表でプレーして、日本の右サイドを僕と眞で組めたらなと思う」と意気込んだ。
そうした目標に向けて、クラブユース選手権で活躍しながらチームとともに高みを目指す構え。第一目標に昨年のベスト8突破を掲げ、「自分たちは格下にもなるので守備から粘り強く戦ってチャンスをものにしていけるような試合をしていきたい」と力を込めた。


(取材・文 加藤直岐)
●第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)特集
三井寺は中学3年生だった昨年、フォーリクラッセ東北(当時はFCフォーリクラッセ仙台)のエースとして、U-15東北みちのくリーグで得点ランキング2位の選手より12ゴール多い26得点を記録。日本クラブユース選手権(U-15)大会で優秀選手に選出されたほか、U-15日本代表でハットトリックを達成すると飛び級でU-16日本代表入りも果たしていた。


1年前は日本クラブユース選手権(U-15)大会を戦っていたMF三井寺眞
最後の大会の高円宮杯は発熱で欠場を強いられる不運に見舞われつつ、卒団後は横浜F・マリノスユースに加入し、16歳の誕生日を迎えた4月2日にトップチームとプロ契約。百年構想リーグでの出場はなかったものの、今月行われた2026-27シーズンのJ1開幕戦で先発に抜擢され、自らの1ゴールを含む3得点に絡む活躍で鮮烈なプロデビューを飾った。
中学年代のクラブユース日本一を決める全国大会・日本クラブユース選手権を戦っているフォーリクラッセ東北にとっても嬉しいニュース。DF庄司悠真(3年)は昨年まで寮生活を共にしていた先輩の活躍について、「この間まで一緒にいた人が(J1の)試合に出ていることに全然実感が湧かなかったけれど、他の人たちと話して『やっぱり凄いんだな』となって自分たちも頑張らなければとなっている」と話す。
右サイドバックの庄司は練習で三井寺とマッチアップすることも多く、「止められたと思ってもボールが(自分の)後ろにあって全然止められなかったりした」といった経験をしていた一方、近い存在ゆえに完全には凄みを理解できていなかった様子。J1で通用している姿を見て、改めて三井寺の凄さを感じたようだ。
そうしたOBの活躍に負けじと、フォーリクラッセ東北も全国で輝く構えだ。「(監督から)眞が決めてフォーリクラッセの評価も上がってきている中で、この全国大会で結果を残して『眞だけじゃないぞ』と証明しようみたいな話があった」と庄司。14日から3日間にわたって行われたグループリーグを1勝1分け1敗で終え、3年連続の決勝トーナメント進出を果たした。
庄司はサンフレッチェ広島ジュニアユースと2-2で引き分けた第2節で、特長のスピードを生かした攻撃参加やセカンドボールへの鋭い反応を披露。後半には「自分でもびっくり」と浮き球を完璧なトラップで収めてシュートまで持っていったほか、キッカーを務めたCKの流れから得点が生まれるなど攻守で活躍した。
今年はナショナルトレセンにも入り、チームの中心になる責任感も芽生えたという。そしてナショナルトレセンに続く世代別代表入りにも意欲。代表入りすれば右サイドハーフが本職の三井寺と縦で並ぶ可能性もあり、それも目標の一つだという。「眞と一緒に代表でプレーして、日本の右サイドを僕と眞で組めたらなと思う」と意気込んだ。
そうした目標に向けて、クラブユース選手権で活躍しながらチームとともに高みを目指す構え。第一目標に昨年のベスト8突破を掲げ、「自分たちは格下にもなるので守備から粘り強く戦ってチャンスをものにしていけるような試合をしていきたい」と力を込めた。


フォーリクラッセ東北の右サイドバックを務めるDF庄司悠真(3年)
(取材・文 加藤直岐)
●第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)特集



