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狙っていた全国初出場・FCヴィアージャの第1号ゴール!! 先制ヘッドのFW大島琉楓「昨日の自分を超えていけたら」

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FW大島琉楓(3年)がFCヴィアージャの全国大会第1号ゴール

[8.16 クラセンU-15 I組第3節 パテオFC金沢 0-2 FCヴィアージャ 小樽B]

 明言はしていなかったようだが、ストライカーとして当然狙っていた。FW大島琉楓(3年)が第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会I組第3節で先制ゴールを奪い、FCヴィアージャ(関東/神奈川)の全国大会第1号得点者となった。

 神奈川県1部のFCヴィアージャは関東予選でFC東京U-15深川とFCトリプレッタジュニアユースの関東リーグ勢などを破ってクラブユース選手権の出場権を獲得。冬の高円宮杯を含めてチーム初の全国大会出場となった。だが、今大会は初戦でサガン鳥栖U-15に0-1で敗れると第2戦はサンフレッチェくにびきFCに0-3で敗戦。無得点のままグループリーグ最終節を迎えていた。

 それでも、最終節のパテオFC金沢ジュニアユース戦は優位に試合を進めることに成功。迎えた前半31分、MF西凰汰(3年)のクロスを大島が頭でゴール左に流し込んだ。「めちゃくちゃ嬉しかった」と大島。ただ大量得点で勝てばGL突破の可能性もあったため「まだいけるという雰囲気を自分が作れたらなと思ってそこまでの喜びはしていなかった」と冷静な表情で自陣へ戻っていた。

 とはいえこれがチームにとっての全国大会初ゴール。記念すべき1点目を誰が取るかという話はしていなかったというものの、「やっぱり自分が一番最初に決めたかった。決めて一安心というか、ホッとしている」とFCヴィアージャの歴史に名を刻めたことへの喜びを感じていた。

 大島は得点だけでなく、攻撃の起点になるプレーでも存在感を発揮した。相手DFを制してのポストプレーで強さを見せて攻撃を展開。個人としては1得点に終わったため満足する様子はなかったが、前線からのプレスも含めた献身的なプレーは長所だといい、「チームの歯車」(大島)として戦い抜いて全国大会初勝利の立役者の一人となった。

 そうして勝利を収めたものの、FCヴィアージャはGL敗退が決定。大島はこの試合でのゴールを自信とするだけでなく、他の2試合で得点できなかったことを課題と捉えて研鑽を重ねていく意気込みだ。チームとしては球際の部分に全国との差を感じ、練習から基準を上げていくことを誓った。

「昨日の自分を超えていけたらいい」と大島。より得点に絡むことやチームを助けることを目標に向上心を強く持って戦い、冬の高円宮杯で再び全国の舞台に戻ってくる。

(取材・文 加藤直岐)

●第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)特集
加藤直岐
Text by 加藤直岐

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