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国スポ決勝で課題改善、成長を示した東京都。太田匡人監督は選手たちを讃えた上で「もっともっとできる」と期待

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東京都の太田匡人監督(FC東京U-15深川)がMF冨田真隆(FC東京U-18)とガッチリと握手

[10.7 国スポ少年男子の部決勝 東京都 2-1 静岡県ビックレイクC]

 東京都は決勝で成長した姿を示した。今大会で課題となっていたセットプレーから2ゴール。MF梶山蓮翔(FC東京U-18/1年)のCKから右SB橋本凜来(FC東京U-18/1年)が先制ヘッドを決め、梶山の直接CKでのゴールが決勝点となった。

 また、今大会いずれもセットプレーから2失点していたが、決勝ではセットプレーからの失点はゼロ。東京都の太田匡人監督(FC東京U-15深川)はまず優勝した選手たちを讃え、「しっかりと課題を乗り越えてくれたっていうことは、1つ嬉しいなっていう風に思います」と微笑んだ。

 ただし、選手たちに要求することも忘れなかった。この日、2-0で前半を折り返したチームに対し、「内容全く納得してないよ、満足してないよ」と伝えたという。後半は狙いを表現するシーンもあったが、オフ・ザ・ボールの際に選手同士がより繋がりを持つこと、ボールを動かす時間の増加についても、指揮官は「もっともっとできる」と繰り返していた。

「もっともっとできると。本当にもっともっとできるから、これをしっかりとチームに持ち帰ってもらって、そのあと、ほんとに代表チームなんかにも入るような選手に全員がなって欲しいなって思っています」。最後は勝ち切るため、簡単にボールを渡してしまうようなシーンも増加。太田監督は選手たちの「勝ちたい」という気持ちを尊重した上で、より個々が成長することを期待していた。

 選手だけでなく、指導者たちにとっても大きな日本一だったことは間違いない。前回の優勝は地元開催だった2013年大会。当時、東京都の指揮を執っていたのは、奥原崇氏(現・FC東京トップチームコーチ)だった。太田監督は「尊敬する奥原監督に続きたいと思っていましたので、非常に個人としても嬉しく思います」。信頼するスタッフ、選手たちとともに、恩師という存在に続く国スポ制覇を成し遂げた。

 そして、太田監督は選手たちを育ててくれた指導者たちにも感謝。「本当に色々なチームから。FC東京は少し多いですけど、高体連の選手もいますし、そこまで育てて送り出してくれたスタッフの方々も含めて、本当に『オール東京で勝てた』と思っていますので、また引き続き、東京が中心だと、日本が中心だという風に続いていくといいなっていう風に思います」。来年は連覇に挑戦。首都の東京都が日本の中心であることを再び示す。 


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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