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[国スポ少年男子]地元を盛り上げた青森県は準優勝。好守連発のGK赤荻龍翔は「非常に悔しい」1プレーを糧に青森山田で日本一に再挑戦

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青森県は過去最高成績タイの準優勝

[10.14 国スポ少年男子の部決勝 青森県 0-1 千葉県 プラスタ]

 決勝で千葉県に敗れたものの、青森県は4年ぶり2度目となる決勝進出。過去最高成績タイの準優勝と、地元開催の大会を大いに盛り上げた。

 初優勝を懸けた決勝は、5連戦の5試合目。この日が4試合目の千葉県と比べると、体力面で不利な状況だった。前半から相手2トップのパワー、スピードの前にゴール前のシーンを作られる回数が増加。だが、チーム唯一の2年生であるGK赤荻龍翔(青森山田高)が相手のミドルシュートや至近距離からのヘッドを止めて得点を許さない。

 DF陣もシュートブロックを見せたほか、ゴール前のこぼれ球への反応も相手以上に速かった。PAへ抜け出されても懸命に足を出してブロックするなど対抗。攻撃面では、千葉県DFに跳ね返されて攻撃の起点を作ることはできなかったものの、幾度かセットプレーを獲得し、CB鶴岡隼(青森山田高/1年)のロングスローなどでスタンドを沸かせた。

 前半はシュート数0-7も無失点。後半もポストに救われたシーンがあったほか、「味方も一生懸命守ってくれて、最後は自分がいるんで、自分が絶対守るっていう意識で(試合)に入っていました」というGK赤荻が1対1を止めるなど食い下がる。

 だが、後半24分、守護神は相手のスルーパスを処理し切れずに失点。「(今日は)何本かセーブできるシーンはあったんですけど、失点のシーンで自分のミスから失点してしまったので、非常に悔しいプレーとなりました」と唇を噛んだ。

 青森県は注目エースのFW神遥之介(青森山田高/1年)を左サイドへ移し、CB中野颯馬(青森山田高/1年)を前線に上げる形で反撃。だが、最後まで1点を奪うことができず、0-1で頂点には届かなかった。

 この日は青森山田のチームメイトを含めて1,757人の観衆が来場。そのほとんどが青森県の選手たちに声援を送っていた。赤荻は地元観衆の後押しについて、「(大会を通して)たくさんの応援の人が来てくれて、非常にやりやすかったっていうのがあるのと、また歓声が凄いので、いい力になりました」と感謝する。

 赤荻は流通経済大柏高(千葉)とのプレミアリーグEAST(◯3-0)出場のために10月10日の茨城県戦(◯5-2)を欠場したが、続く秋田県戦を自身の活躍によって1-1(PK3-1)で勝利。その後も、岐阜県を2-1、岡山県を4-0で下してチームを決勝へ導いた。

 だが、決勝での敗戦に「もちろん、県初の優勝をしたかったっていうのもありますし、非常に悔しい思いです。千葉相手に何もできず終わってしまって非常に悔しいです」とコメント。青森県には押し込まれた際に立て直す力がまだなかったと感じている。青森山田に戻り、今度は自チームで日本一に挑戦。「今後、また日本一になる機会があるなら日本一になれるように頑張っていきたいです」と誓った。

GK赤荻龍翔(青森山田高/2年)は好セーブを連発


(取材・文 吉田太郎)


●第80回国民スポーツ大会特集
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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