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[国スポ少年男子]同じ高校に通うライバルと切磋琢磨。神奈川県は交代出場のGK松本大駕(横浜FMユース)がPK戦で止めて3位に

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PK戦3人目、神奈川県GK松本大駕(横浜F・マリノスユース/1年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜出身)がストップ

[10.14 国スポ少年男子の部3位決定戦 岡山県 2-2(PK4-5)神奈川県 プラスタ]

 2-2の後半27分から交代出場の神奈川県GK松本大駕(横浜F・マリノスユース/1年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜出身)が、PK戦で岡山県3人目をストップ。神奈川県は5人全員が決め、3位を勝ち取った。

 身長177cmの松本はPK戦で「駆け引きだったり、甘いところをしっかり取る」ことを意識。相手3人目のキッカーが駆け引きしてきていたが、「落ち着いて、反応で行こう」と考え、左へのやや甘いコースへのボールを両手で弾き出した。

 神奈川県は前日の準決勝で千葉県に0-0(PK3-5)で敗戦。松本は前半に相手の至近距離からのシュートやコースを突いてきたミドルシュートを止めるなど無失点で試合を進めた。後半も味方DFのシュートブロックに助けられるなど0-0を続け、35+1分にサイズのある“PKセーバー”187cmGK小村風人(川崎F U-18/1年)と交代。ピッチの外側で敗退の瞬間を見届けた。

 今大会、松本は初戦から準決勝までの3試合で先発出場。小学生時代から「ずっとライバル」で、「学校(高校)が一緒」という小村と初戦で完封リレーするなど2人で神奈川県のゴールを守った。3位決定戦は小村が初先発。立ち上がりに味方のミス絡みで先制されたが、その後は積極的な飛び出しを見せるなど2点目を許さなかった。

 だが、2-1の後半27分、味方のバックパスが短くなり、身体を張ってリカバーしようとしたものの相手選手と交錯して負傷し、同点ゴールを決められてしまう。松本は悔しい交代となった小村の分も残り時間とPK戦を戦い、勝って大会を終えた。

 松本は出場していた4試合198分間で無失点。サブに回った際も「マジメ。学校やったら静かですけどサッカーになると変わる」という小村を声でサポートした。そして、「昨日交代しちゃったんですけど、今日、自分が止めてよかったと思います」というようにPK戦でも活躍。優勝することはできなかったものの、前向きな3位だ。
 
 今大会は正守護神の座を掴んだが、宿敵・川崎F U-18で成長中のライバルと今後も切磋琢磨。また、横浜FMユースの先輩たちとの競争で成長して「来年はもうスタメンで出て、プレミア(リーグ)に上げれるようにしたい」。反応や駆け引きをより磨き、出番を勝ち取ってピッチで輝く。

GK松本大駕(横浜FMユース/1年)は同じ高校に通うライバルの分も活躍

勝利を喜ぶ

神奈川県は初先発のGK小村風人(川崎F U-18/1年)も高さを活かして奮闘

(取材・文 吉田太郎)


●第80回国民スポーツ大会特集
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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