[アミノ関東]快進撃の専修大が準V&7大会ぶりの総理大臣杯へ!! 決勝で攻撃を展開したMF溝口晃史「前へ積極的に関わっていきたい」
MF
[6.28 アミノ杯決勝 専修大 0-2 法政大 味フィ西]
関東2部の専修大がアミノバイタルカップで快進撃を演じ、準優勝の好成績を収めた。決勝ではMF溝口晃史(2年=大津高)が攻撃を展開して存在感を発揮。0-2で敗れた試合を終えて「西が丘という場所でプレーできて良かったけれど、優勝を狙えた部分もあったのでそこはやっぱり悔しい」と率直な思いを口にした。
3部からの昇格1年目を戦う専修大は開幕5試合を2分け3敗という苦しい序盤を過ごしていたが、以降は3勝2分け1敗と上向いてアミノバイタルカップ期間に突入。初戦で1部の駒澤大を1-0で破り、2戦目では筑波大を下して勝ち上がってきた都県1部の東京経済大に5-1で勝利した。これで7大会ぶりの総理大臣杯出場を決めると、準々決勝で1部の早稲田大に、準決勝では1部首位の国士舘大にPK戦で勝利して決勝までたどり着いた。
溝口は勝利のないシーズン序盤について、練習でも重苦しい雰囲気が立ち込めていたと振り返る。転機は5月の天皇杯予選。リーグ戦の合間に行われたY.S.C.C.横浜との神奈川県準決勝に向けて「キャプテンの(志村)ぼんくんが中心となってパッと変えていこうとうまく雰囲気を変えてくれて、そこから波に乗ることができた」。チームは2-0で勝利して天皇杯出場に王手をかけると、以降の公式戦はこの日の決勝まで流通経済大戦(●1-3)の1敗に抑えるほどに好転し、全国切符を掴み取った。
溝口はアミノバイタルカップ決勝で右シャドーとして先発。チーム自体が法政大にボールを持たれたこともあって武器の推進力を発揮する場面は限られたが、献身的なプレスを見せるとともにボールを受けた際には前への勢いを示した。後半からは攻撃を組み立てる役割を求められてボランチに移ると、得意のターンも生かしながら攻撃を展開する働きで貢献。試合は0-2の敗戦に終わったが、専修大は前半がシュート1本にとどまった一方で後半は5本に伸ばしており、少なからず改善の糸口をつかめていた。
もっとも溝口は左足首の靭帯損傷から今大会で復帰したばかりというなか、「アミノを通してコンディションは徐々に上がってきたと思うけれど、もっとやらないといけない」と力を込める。前半には速攻からペナルティエリア手前でパスを受ける場面もあったが、やや後方に来たボールをトラップするも相手に奪われてシュートは放てなかった。濡れたピッチに多少なりとも影響を受けたものの、プレースピードが上がる試合での冷静さが課題と自ら指摘。その上でチャンスに関わる回数を増やしていく意気込みだ。
「もっと攻撃参加は意識してやっていかないといけないと思った。シュート数が少なく、前で押し込む時間帯がなかなかなかったので、もっと積極的にエアポケットに抜け出したりシュートを打ったりと攻撃の起点になりたい。自分は前進することが得意なので、後ろでも受けながらもっとどんどん前へ積極的に関わっていきたい」
推進力を発揮できたかについては「まだまだですね。全然足りないと思います」。決勝のプレーには満足していない溝口だが、複数の関東1部勢と対戦して決勝まで勝ち進んだことは大きな経験。「チーム全体としてプレー強度だったりで1部との差を痛感したと思う。もっとチームで強度を上げることと、自分は強度が上がったなかでいかに落ち着いてプレーするかというのを心がけてやっていきたい」と反省まじりに今後に繋げていく考えだ。
大津高時代にはU-18プレミアリーグ優勝を経験。チームメイトだったMF嶋本悠大(清水)が百年構想リーグで台頭しただけでなく、DF五嶋夏生とFW山下景司(ともに筑波大)が昨年度のインカレで優勝するなど大学サッカー界でも活躍している。「同期がいろいろなところで活躍していて自分のモチベーションにもなっている。自分はまだ2部の下位だけどもっと上位を目指して、自分の代では1部でプレーできるようになりたい」。溝口はそう決意を新たにし、さらなる飛躍を誓った。


(取材・文 加藤直岐)
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関東2部の専修大がアミノバイタルカップで快進撃を演じ、準優勝の好成績を収めた。決勝ではMF溝口晃史(2年=大津高)が攻撃を展開して存在感を発揮。0-2で敗れた試合を終えて「西が丘という場所でプレーできて良かったけれど、優勝を狙えた部分もあったのでそこはやっぱり悔しい」と率直な思いを口にした。
3部からの昇格1年目を戦う専修大は開幕5試合を2分け3敗という苦しい序盤を過ごしていたが、以降は3勝2分け1敗と上向いてアミノバイタルカップ期間に突入。初戦で1部の駒澤大を1-0で破り、2戦目では筑波大を下して勝ち上がってきた都県1部の東京経済大に5-1で勝利した。これで7大会ぶりの総理大臣杯出場を決めると、準々決勝で1部の早稲田大に、準決勝では1部首位の国士舘大にPK戦で勝利して決勝までたどり着いた。
溝口は勝利のないシーズン序盤について、練習でも重苦しい雰囲気が立ち込めていたと振り返る。転機は5月の天皇杯予選。リーグ戦の合間に行われたY.S.C.C.横浜との神奈川県準決勝に向けて「キャプテンの(志村)ぼんくんが中心となってパッと変えていこうとうまく雰囲気を変えてくれて、そこから波に乗ることができた」。チームは2-0で勝利して天皇杯出場に王手をかけると、以降の公式戦はこの日の決勝まで流通経済大戦(●1-3)の1敗に抑えるほどに好転し、全国切符を掴み取った。
溝口はアミノバイタルカップ決勝で右シャドーとして先発。チーム自体が法政大にボールを持たれたこともあって武器の推進力を発揮する場面は限られたが、献身的なプレスを見せるとともにボールを受けた際には前への勢いを示した。後半からは攻撃を組み立てる役割を求められてボランチに移ると、得意のターンも生かしながら攻撃を展開する働きで貢献。試合は0-2の敗戦に終わったが、専修大は前半がシュート1本にとどまった一方で後半は5本に伸ばしており、少なからず改善の糸口をつかめていた。
もっとも溝口は左足首の靭帯損傷から今大会で復帰したばかりというなか、「アミノを通してコンディションは徐々に上がってきたと思うけれど、もっとやらないといけない」と力を込める。前半には速攻からペナルティエリア手前でパスを受ける場面もあったが、やや後方に来たボールをトラップするも相手に奪われてシュートは放てなかった。濡れたピッチに多少なりとも影響を受けたものの、プレースピードが上がる試合での冷静さが課題と自ら指摘。その上でチャンスに関わる回数を増やしていく意気込みだ。
「もっと攻撃参加は意識してやっていかないといけないと思った。シュート数が少なく、前で押し込む時間帯がなかなかなかったので、もっと積極的にエアポケットに抜け出したりシュートを打ったりと攻撃の起点になりたい。自分は前進することが得意なので、後ろでも受けながらもっとどんどん前へ積極的に関わっていきたい」
推進力を発揮できたかについては「まだまだですね。全然足りないと思います」。決勝のプレーには満足していない溝口だが、複数の関東1部勢と対戦して決勝まで勝ち進んだことは大きな経験。「チーム全体としてプレー強度だったりで1部との差を痛感したと思う。もっとチームで強度を上げることと、自分は強度が上がったなかでいかに落ち着いてプレーするかというのを心がけてやっていきたい」と反省まじりに今後に繋げていく考えだ。
大津高時代にはU-18プレミアリーグ優勝を経験。チームメイトだったMF嶋本悠大(清水)が百年構想リーグで台頭しただけでなく、DF五嶋夏生とFW山下景司(ともに筑波大)が昨年度のインカレで優勝するなど大学サッカー界でも活躍している。「同期がいろいろなところで活躍していて自分のモチベーションにもなっている。自分はまだ2部の下位だけどもっと上位を目指して、自分の代では1部でプレーできるようになりたい」。溝口はそう決意を新たにし、さらなる飛躍を誓った。


大津時代の先輩DF田辺幸久(3年/左)とのマッチアップは「田辺さん相手に守備するのはちょっと疲れました」と苦笑い
(取材・文 加藤直岐)
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