beacon

[アミノ関東]決勝でビッグセーブ2本!!リーグ先発1試合の日々も法政大GK藤澤芭琉「つねに最高の準備をすることで結果がついてくる」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

GK藤澤芭琉(4年=徳島市立高)

[6.28 アミノ杯決勝 専修大 0-2 法政大 味フィ西]

 なかなかピッチに立てない期間も懸命に練習に取り組んできたことが、決勝の無失点勝利に繋がった。法政大GK藤澤芭琉(4年=徳島市立高)が複数のビッグセーブで専修大に反撃を許さず、優勝に貢献した。

 2-0でリードする後半13分、法政大から見てペナルティエリア右へ相手MF道白優斗(3年=流経大柏高)がボールを持って流れるとファーサイドを狙ったグラウンダーシュート。法政大にとっては得点した直後のピンチだったが、藤澤が体を倒してセーブした。圧巻だったのが同45+6分。CKの落としを受けた専修大DF佐藤柚太(3年=甲府U-18)がペナルティエリア内から放ったシュートが枠を捉えたが、藤澤が鋭い反応を見せて右手一本で弾いた。

「今までなかなかゼロで終われていなかったのでラストくらいはゼロで終わろうと思っていた。最後まで(CBの)八十島と畑野と声を掛け合って集中力を保てていたのでよかった。みんなの支えがあったからこそだけど優勝という結果が出て本当によかった」。チームにとって8年ぶりのアミノバイタルカップ制覇を喜んだ。

 今大会の全5試合でゴールを守った藤澤だが、関東大学リーグで先発出場したのは5月の1試合のみ。同期のGK寺田周太(4年=法政二高)が2年時から先発に定着しており、控えに回る日々を過ごしていた。ただ、アミノバイタルカップ期間前の最後のリーグ戦で寺田が負傷したことでその試合で途中出場し、寺田の離脱が続いた今大会では先発に抜擢される形となった。

 準々決勝で明治大と行ったPK戦では、3本のストップに枠外1本で相手に4つの×印をつけると最後は自らがキックを成功し、11人ずつが蹴り合った死闘を制す活躍。「早く勝負を決めてくれよと思っていた」と本音も口にしつつ、GKにとって大きな見せ場でもあるPK戦で獅子奮迅のパフォーマンスを見せていた。

 2番手という立場が続いたなかでも「毎日の練習で100%を出すことはずっと心がけてやってきていた。出ていないときこそつねに最高の準備をすることで、出たときにこうやって結果がついてくると思う」。実直にトレーニングに励んできたからこそ、決勝の好セーブ連発にも至って冷静。「いつもきつい練習をしているので、今までやってきた練習があったから止められた」と落ち着いた口ぶりで振り返った。

 そして、入部4年目でタイトル獲得に貢献できた喜びについては「恩返しができた」と語る。

「1年生の間はずっと怪我でサッカーすらできていなかった。送り出してくれた親だったり、徳島の友達だったりが法政大のサッカーを見てくれていたので、その人たちに優勝という結果で(恩を)返すことができたことは一番良いことだと思う。ここからの一番の夢はプロ。プロになるという夢を叶えることも恩返しの一つだと思っているので、そこをブラさずにやっていきたいと思います」

 今後は復帰が近い見込みだという寺田との競争が再開し、W杯トレーニングパートナーにも入ったGKステイマンジョシュア草太郎(2年=G大阪ユース)ら後輩ともたった一つのポジションを争うことになる。「全員で切磋琢磨してキーパーチームとしてここまでやってきたので、これからも誰が出ても応援できるように毎日の練習からキーパーチームとしてやっていきたい」と藤澤。課題とする判断力の向上を定位置確保のポイントに挙げながら、日々のトレーニングを大切に過ごしていく。

(取材・文 加藤直岐)

●第100回関東大学リーグ特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
加藤直岐
Text by 加藤直岐

「ゲキサカ」ショート動画

TOP