beacon

今夏快進撃をみせた専修大、7大会ぶりの総理大臣杯は初戦敗退…熊本内定GK上林真斗「後輩に上のステージを残したい」

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

[9.2 総理大臣杯1回戦 阪南大4-1専修大 遠野市国体記念公園市民サッカー場A]

 7大会ぶりの総理大臣杯出場となった専修大(関東2)は初戦で姿を消した。阪南大(関西3)との対戦では前半だけで2失点すると、後半は立て直して1点を返したが、前がかりとなった終盤の連続失点で大敗を喫した。

「阪南は勢いに乗らせたら面倒だと分かっていた。相手は全国の常連で、自分たちは出ていない。そこで固さがあって、立ち上がりはピッチでもいつもと違う感覚があった。最後の失点は前に出ていたので、どちらかというと最初の1、2失点目と、決めきるところ。自分たちの課題が出たかなと思います」(上林)

 ただ今夏の大学サッカーを盛り上げたのは間違いなく専大だった。普段は関東2部を戦うチームだが、総理大臣杯の関東予選となるアミノバイタルカップ関東で準優勝すると、8月1日に行った天皇杯神奈川県予選決勝では、J3のSC相模原を1-0で撃破。本戦でも初戦の筑波大戦に逆転勝ちし、J1・柏レイソルとの2回戦に進出していた。

 GK上林真斗(4年=昌平高)にとっても飛躍を遂げる夏になっていた。今年6月にロアッソ熊本への入団を内定させた守護神だが、チームの進撃もあってイタリア遠征を行った全日本大学選抜にも招集。「関東リーグでやっているだけじゃできない経験をさせてもらえた」。貴重な経験値を上げた。

「でも専大が来年、再来年と常連になっていくためには質を上げていかないといけない。筑波もほぼプロみたいなサッカーをしてきて、あそこで勝てたことはよかったけど、内容は全然だった。専大がもっと上に行くためには、そういうところでも対等以上にやらないといけないと思っています」

 残り半年を切った大学生活で後輩たちに「上のステージを残す」ことを誓う。春先こそ勝てない試合が続いた専大だが、リーグ戦も5月以降で挽回。前期の戦いは7位で折り返したが、幸いにも混戦で、後期の戦い次第では十分に昇格の可能性を残している。上林も「自分は後輩のために上のステージを残したい。そのためにも残りのリーグの11試合で力を出し切るだけ。それが熊本にも繋がると思っています」と意欲的に話す。夏の快進撃でみせた実力が本物であることは必ず証明する。

(取材・文 児玉幸洋)

●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集
●第100回関東大学リーグ特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

「ゲキサカ」ショート動画

TOP