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C大阪トップ昇格を断って阪南大進学、金本毅騎から10番を受け継ぐ1年生MF平山大河「早めにJの舞台に」

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[9.2 総理大臣杯1回戦 阪南大4-1専修大 遠野市国体記念公園市民サッカー場A]

 1年生10番が存在感をみせている。総理大臣杯1回戦の専修大戦に臨んだ阪南大(関西3)は1点を先制して迎えた前半38分、右サイドのCKをMF平山大河(1年=C大阪U-18)が蹴ると、FW角田颯磨(4年=高知高)が頭で合わせて追加点を奪った。

 相手の反撃に遭った後半は劣勢の時間帯も多かったが、チームは最終盤に連続得点を奪って4-1で勝利した。平山も「後半は押し込まれる時間帯もあったけど、最後にチームの底力をみせられた。個人としては調子は良くなかったけど、その中でもアシストで貢献できたので気持ち的にはホッとしています」と笑顔をみせた。

「最初の練習参加したての時はユースと大学生でスピードが違ったので、ついていくのに必死というわけではないけど、10番を貰っているのにチームの中心となって引っ張れていなかった。リーグを重ねるごとに慣れというか適応できたし、良さも徐々に出てきたけど、まだまだ足りないのでもっと貢献したいです」

 トップ昇格の打診を受けながらも見送って大学に進学してきたという。セレッソ大阪では高校1年生のころからトップチームのキャンプにも参加。しかし高校2年生の終盤に右膝前十字靭帯、内側靭帯、半月板の大怪我で、高校3年生シーズンはほぼ棒に振ることになった。それでもトップ昇格の打診をくれたというが、総合的に考えて大学進学を選択した。

「トップのキャンプでご飯の時に西尾隆矢選手と地元が八尾で同じという話になって、そこからよく面倒をみてもらうようになった。隆矢くんにも進路を相談したけど、『試合に出れないとか、レンタルで無理に上がるより大学に行った方がいいよ』と言ってもらった。チームにも今トップチームにボランチが多くて、上がっても出られるか分からないとも言われていたし、大学に行って1年目から出してもらって、早めにJの舞台に行ければと思って選びました」

 いきなり与えられた背番号10は当然、期待の表れだ。昨年まで背負っていたFW金本毅騎(藤枝)も入学してすぐにつけた番号で、3年生で退部してプロの道に進んだ。奇しくも同じC大阪アカデミーから阪南大にやってきた選手。未来像を重ねないわけがない。平山も「ユースはかぶっていないけど、ユースから阪南と同じ道をたどる先輩からもらったので、そこの重みはしっかりと感じながらプレーしないといけない」と意識を十分にすると、「個人的にはゴールやアシスト。チームとしては勝つだけじゃなく無失点でやっていきたかったけど、今回してしまったので、ここからはなしで優勝したい」と意欲的に話した。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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