[MOM1199]東海学園大MF諸木愛大(2年)_学校史を塗り替えるベスト4!2年生ボランチがJ1プレーヤーに飛躍した同い年MFに誓った“有言実行弾”
[9.6 総理大臣杯準々決勝 京都産業大0-1東海学園大 女川町総合運動場 第二多目的運動場]
早い時間帯に先制点が生まれた。東海学園大(東海1)は前半5分、左サイドでMF香川太朗(4年=藤枝明誠高/富山内定)が仕掛けて上げたクロスのこぼれ球に、MF諸木愛大(2年=東海学園高)がいち早く反応。押し込んだシュートがゴールネットを揺らした。
「太朗君が縦突破して、中も縦も行けるけど、クロスでもシュートでもこぼれてくるのは感じていた。いつもなら一個後ろにいるけど、入っていったら来たという感じです」
相手は先日、天皇杯でJ1・水戸を破る波乱を起こし、話題を集めた京都産業大(関西1)だった。「相手は京産という優勝候補のひとつだったけど、気持ちで勝てて、チームとしても自分としてもめっちゃ嬉しい」。東海学園大のこれまでの全国大会での最高成績は、17年度の総理大臣杯と昨年度の大学選手権のベスト8。学校史を塗り替える勝利にもなっただけに、背番号11の喜びもひとしおだった。




2年生ながら、すでにチームの中心を担っている。付属校の東海学園高でも背番号10を背負っていた選手だが、全国大会の経験はなかった。それでも「高校の時から大学とは練習試合を何回かさせてもらっていて、大学のサッカーがめちゃくちゃ好きだった」と、迷うことなく進学を決めた。大学では1年生から出場機会をつかむと、今年2月にはデンソーカップチャレンジを戦った東海選抜にも選出された。
当時1年生で選ばれたのは、MF岩本悠庵(中京大1年=神戸U-18)、DF内丸寛太(中京大1年=鳥栖U-18)、そして諸木の3人だけだった。中でも岩本は大会直後にU-21日本代表へ選出されると、8月には高校時代までを過ごした神戸への加入が内定。同22日の横浜FM戦ではJ1デビューも果たし、シンデレラストーリーを歩んでいる。
総理大臣杯を戦うため大学に戻った岩本とは、2回戦で直接対決が実現した。そして試合は2-1で東海学園大が競り勝ち、準々決勝進出を決めた。「デンソー中も仲がよくて、昨日もDMで『頑張れよ』と貰っていた。悠庵には『ゴールを決めるから見といて』と送っていたし、それで決められたので後で連絡しようと思います」。ピッチを離れれば、同じ東海地区を代表する2年生ボランチとして、刺激を受け合う関係でもあるようだ。
高校時代は「全然見えていなかった」というプロ入りも、大学ではしっかりと意識している。ただ、プロ入りを決めた4年生や岩本らと自分を比較するのではなく、常に自分自身にベクトルを向けたいと話す。「大学で一歩ずつ進めている感覚がある」と表情を引き締めた諸木は、「ひとりでチームを勝たせられるような選手になっていくことが一番いいと思う。チームとしても個人としても足りていない部分だと思うので、もっと結果、アシストやゴールにこだわりたい」と意欲を示した。

(取材・文 児玉幸洋)
●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集
早い時間帯に先制点が生まれた。東海学園大(東海1)は前半5分、左サイドでMF香川太朗(4年=藤枝明誠高/富山内定)が仕掛けて上げたクロスのこぼれ球に、MF諸木愛大(2年=東海学園高)がいち早く反応。押し込んだシュートがゴールネットを揺らした。
「太朗君が縦突破して、中も縦も行けるけど、クロスでもシュートでもこぼれてくるのは感じていた。いつもなら一個後ろにいるけど、入っていったら来たという感じです」
相手は先日、天皇杯でJ1・水戸を破る波乱を起こし、話題を集めた京都産業大(関西1)だった。「相手は京産という優勝候補のひとつだったけど、気持ちで勝てて、チームとしても自分としてもめっちゃ嬉しい」。東海学園大のこれまでの全国大会での最高成績は、17年度の総理大臣杯と昨年度の大学選手権のベスト8。学校史を塗り替える勝利にもなっただけに、背番号11の喜びもひとしおだった。




2年生ながら、すでにチームの中心を担っている。付属校の東海学園高でも背番号10を背負っていた選手だが、全国大会の経験はなかった。それでも「高校の時から大学とは練習試合を何回かさせてもらっていて、大学のサッカーがめちゃくちゃ好きだった」と、迷うことなく進学を決めた。大学では1年生から出場機会をつかむと、今年2月にはデンソーカップチャレンジを戦った東海選抜にも選出された。
当時1年生で選ばれたのは、MF岩本悠庵(中京大1年=神戸U-18)、DF内丸寛太(中京大1年=鳥栖U-18)、そして諸木の3人だけだった。中でも岩本は大会直後にU-21日本代表へ選出されると、8月には高校時代までを過ごした神戸への加入が内定。同22日の横浜FM戦ではJ1デビューも果たし、シンデレラストーリーを歩んでいる。
総理大臣杯を戦うため大学に戻った岩本とは、2回戦で直接対決が実現した。そして試合は2-1で東海学園大が競り勝ち、準々決勝進出を決めた。「デンソー中も仲がよくて、昨日もDMで『頑張れよ』と貰っていた。悠庵には『ゴールを決めるから見といて』と送っていたし、それで決められたので後で連絡しようと思います」。ピッチを離れれば、同じ東海地区を代表する2年生ボランチとして、刺激を受け合う関係でもあるようだ。
高校時代は「全然見えていなかった」というプロ入りも、大学ではしっかりと意識している。ただ、プロ入りを決めた4年生や岩本らと自分を比較するのではなく、常に自分自身にベクトルを向けたいと話す。「大学で一歩ずつ進めている感覚がある」と表情を引き締めた諸木は、「ひとりでチームを勝たせられるような選手になっていくことが一番いいと思う。チームとしても個人としても足りていない部分だと思うので、もっと結果、アシストやゴールにこだわりたい」と意欲を示した。


●第50回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集



