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「圧倒的な力の差を感じた」立正大MF古川結翔は高校のチームメイトとの対戦を糧に…2週間後には再戦「そこでリベンジしたい」

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背番号8が古川結翔

[9.9 総理大臣杯準決勝 流通経済大2-1立正大 みやぎ生協めぐみ野フットボール場 Aグラウンド]

 ピッチの向こうには、見慣れた顔ぶれが並んでいた。相手の応援席からは、自分の名前を呼ぶ声も聞こえてくる。「最初にトーナメント表を見た時から、準決勝で流大とやりたいと思っていました。すごくワクワクしていましたね」。立正大(関東7)のMF古川結翔(3年=流通経済大柏高)は、敗戦直後にもかかわらず、どこか充実感をにじませた表情を見せた。

 流通経済大柏高時代にともに戦った仲間たちとの再会は、特別な一戦だった。「元チームメイトがいるチームと戦えるのは特別な感覚でした。2年生の時に関東地区新人戦の決勝トーナメントで対戦した時は勝てたんですけど、今回は圧倒的な力の差を感じました。自分たちのやりたいことをほとんど出せなかったですし、課題がたくさん見つかった試合だったと思います」。


 高校時代はプレミアリーグEASTで18試合に先発し、中盤の主力として活躍。それでも進学先には流経大ではなく立正大を選んだ。「新しい環境で挑戦したかったんです。人数が少ないチームの方が埋もれずに成長できると思って、自分からセレクションを受けに行きました。最後の1枠くらいで入れてもらえたんじゃないかなと思います」。

 大学ではプレースタイルにも変化が生まれた。守備的なボランチとして知られていた古川だが、入学後は左サイドハーフへコンバート。スタッフからの提案がきっかけだったが、「プロを目指すなら攻撃でも違いを出せる選手にならないといけない。守備を武器にしながら、攻撃でも勝負できる選手になりたい」。そう考えて、新たな挑戦を受け入れた。

 全国4強という結果は、決して小さな成果ではない。それでも、チームに満足感はない。関東大学リーグ2部では前期を3位で折り返し、優勝争いにも十分食らいついている。そしてリーグ戦再開直後の9月27日には再び流通経済大との対戦が待っている。

 だからこそ、この敗戦を終わりにはしない。「また2週間後に流大と試合ができるので、そこでリベンジしたいです」。さらに視線は、その先へ向く。「来年は絶対に1部で戦いたい。そのために、もう一回チーム全体で一から見直してやっていきたい」。悔しさも、感じた力の差も、すべてを次への糧に変えていく。


(取材・文 児玉幸洋)


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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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