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好調リバプール、欧州CLも開幕2連勝!! サラーがアフリカ出身者最多の通算45点目、遠藤航は出番なし

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FWモハメド・サラーがアフリカ出身者最多の欧州CL通算45ゴール目

[10.2 欧州CLリーグフェーズ第2節 リバプール 2-0 ボローニャ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は2日、リーグフェーズ第2節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプール(イングランド)はボローニャ(イタリア)を2-0で破った。開幕節ミラン戦(◯3-1)に続いてのセリエA勢連破で開幕2連勝。遠藤はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 リバプールは5勝1敗で首位に立つプレミアリーグ前節のウォルバーハンプトン戦(◯2-1)から中3日の一戦。先発変更は1人にとどめ、FWディオゴ・ジョタに代わってFWダルウィン・ヌニェスを起用した。対するボローニャはセリエAで1勝4分1敗と苦戦する中、先発4人を変更。ポーランド代表の20歳MFカツペル・ウルバンスキらが欧州CL初先発を果たした。

 試合の立ち上がりはリバプールが何度も速攻を仕掛け、ボローニャゴールに襲いかかったが、最初の決定機はボローニャ。前半9分、パリ五輪スペイン代表のDFフアン・ミランダが左足でロングフィードを前線に送ると、これに反応したFWタイス・ダリンガが軽くGKをかわしてゴールに流し込んだ。だが、そこで副審がフラッグアップ。オフサイドでゴールは認められなかった。

 すると前半11分、リバプールが先に試合を動かした。中盤で前を向いたMFアレクシス・マック・アリスターがMFドミニク・ショボスライとのワンツーで攻め上がり、ヌニェスに縦パスをつけると、右展開からFWモハメド・サラーがゴール前にクロスボールを供給。これに反応したマック・アリスターがワンタッチで押し込んだ。マック・アリスターは欧州CL通算2試合目で初ゴールとなった。

 その後はリバプールが一方的に攻め立て、中盤でことごとくプレスをいなして右サイドを起点に前進するが、ゴールには至らない。一方のボローニャも前半30分ごろから立て続けにチャンスを創出するも、同32分のMFダン・エンドイェのボレーは左ポストを叩くと、同33分にはエンドイェのパスからMFカツペル・ウルバンスキが右足で狙うもGKアリソン・ベッカーのスーパーセーブに阻まれた。

 後半もリバプールが優勢を保つが、最初の決定機はボローニャ。11分、敵陣右サイド深くで獲得したFKを小さく戻すと、MFニコラ・モロのロングキックにFWリッカルド・オルソリーニが合わせるも、アリソンのファインセーブに阻まれる。また12分にはエンドイェの単独突破で左を攻め込み、横パスからウルバンスキがミドルシュートを狙ったが、大きく枠を外れた。

 そうして迎えた後半16分、リバプールはヌニェスに代わってジョタを投入。ボローニャも同じタイミングでウルバンスキとDFサム・ブーケマに代わってMFミシェル・アエビシェールとDFニコロ・カザーレが入った。すると同18分、リバプールは右に流れたMFライアン・フラーフェンベルフのパスからサラーが狙ったが、わずかに枠を外れた。

 それでも後半30分、リバプールが突き放した。中盤で引いて受けたジョタが右のショボスライに預け、さらに右のサラーに渡ると、背番号11はミランダをいなしてペナルティエリア内でカットイン。ゴールへのコースが空いた瞬間に左足を振り抜き、完璧なシュートを左上隅に突き刺した。

 サラーはこれが欧州CL通算45ゴール目。かつてチェルシーで活躍した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏を上回り、アフリカ出身選手の史上最多記録を樹立した。そのまま試合はタイムアップ。リバプールが首位を走るプレミアリーグでの好調を欧州CLでも持続し、開幕2連勝を果たした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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