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CLで苦戦が続くパリSG…L・エンリケ監督「自分たちで状況を難しくした」バイエルン戦へ「さらに上のレベルが必要」

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パリSGを率いるルイス・エンリケ監督

 パリSGルイス・エンリケ監督がUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のバイエルン戦を前に、チームが厳しい状況に追い込まれていることを認めた。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 パリSGはリーグフェーズ第4節終了時点で1勝1分2敗(勝ち点4)の25位。決勝トーナメントへのストレートインはおろかプレーオフも圏外となる中、26日の第5節で17位バイエルンのホームに乗り込む。

 L・エンリケ監督は前日会見で「これまで4試合を戦い、うち3試合はパルク・デ・プランスでの試合だった。結果が正当かどうかはさておき、私にとっては不当な結果だった。グループリーグ突破のためには良い結果を出す必要がある。我々自身で状況を難しくしてしまった」と振り返り、「サッカーではゴールを決めなければならない」と、今大会まだ複数得点がない攻撃面を課題に挙げた。

 欧州CLではバイエルンを相手に直近3連敗となっており、いずれも無得点に終わっている。

 L・エンリケ監督は「全力を尽くし、勇敢にプレーし、リスクを冒す。いつもそうしているように」と意気込みを語るとともに、「我々は似たようなチームだ。ボールを保持したいし、高い位置でプレッシングを仕掛ける。統計的にも似ている。我々はゴールチャンスを作り出すトップチームの1つだが、ボールは1つしかない。どちらかのチームが苦しむことになる」と分析。「バイエルンを相手にするには、さらに上のレベルが必要だ。もっと走り、レベルを上げなければならない。特にバイエルンのホームでは」と警戒を強めた。

 一方、バイエルンのビンセント・コンパニ監督は「我々はヨーロッパ屈指のビッグクラブと戦う。彼らは多くの個々の才能を持ち、非常に優れた監督がいる。どちらのチームも勝ちたいと思っている。我々はホームでプレーするので、この試合は非常に重要だ」とコメント。「彼ら(パリSG)は信じられないほどの才能を持ったチームだ。ライン間のスペースはほとんどなく、プレスは非常にアグレッシブで優れている。彼らがボールを持っている時、攻撃への明確なアプローチがある。本当に優れたチームだ」とリスペクトを示している。

 また、直近のブンデスリーガでハットトリックを達成するなど絶好調のFWハリー・ケインは「こんなにも体調が良いのは久しぶりだ」と充実感を語り、「経験を積むことで、試合の中でのさまざまな局面を学んできた。ここバイエルンでは数字が向上している。この調子を維持し、さらなる高みを目指したい」と意欲を燃やした。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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