バイエルンの選手たちがセルティックFW前田大然の脅威的なスプリント力に驚いたようだ。『BBC』が伝えている。

　セルティックは今月12日にバイエルンとUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントプレーオフ第1戦を、同18日に第2戦を行った。前田は第1戦で1ゴールを決めると、第2戦では爆発的なスピードを活かしたボール奪取から1アシスト。2戦合計2-3で惜しくも敗退が決まったが、強豪相手に印象的なプレーを見せた。

　そうした前田の活躍について、セルティックのDFキャメロン・カーター・ビッカーズは相手DFエリック・ダイアーから「第1戦後にバイエルンの全員が大然を話題にし、どれだけ走るのかと、試合にかけるエネルギーはどれほどなのかと話していた」と言われたことを明かした。バイエルンのロッカールームには走行データが貼られていたといい、「全員が彼(前田)のスプリント距離がどれくらいなのかとかを話していたんだよ」とも伝えられたようだ。

　前田は横浜F・マリノスに所属していた2021年、J1での総スプリント回数は1457回を記録。Jリーグ公式サイトでは18年以降の各シーズン記録が紹介されているが、前田に迫るどころか900回を超えた選手さえ存在していない。

　カーター・ビッカーズも前田のフィジカル能力に驚きを示すとともに、前田が現地メディアの取材にあまり登場しないことについて「彼があまり喋らないようにしているのかは分からないけど、実際は面白い男なんだよ。静かだけど面白い人さ」とキャラクターについても話した。

---

●海外組ガイド
●チャンピオンズリーグ(CL)24-25特集
●スコットランド・プレミアリーグ2024-25特集
▶遠藤航所属のリヴァプールがベスト16でフランス王者・パリSGと対戦!CL・EL決勝トーナメントはWOWOWで全試合独占生中継!