来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)にプレミアリーグから5チームが出場することが決定した。『ESPN』が伝えている。

　今季から新フォーマットに移行して行われている欧州CLは出場チーム数が「32」から「36」に拡大。UEFA協会係数ランキングの上位2リーグのセリエAとブンデスリーガに追加の1枠が与えられ、両リーグからは5クラブが今季の欧州CLに参戦していた。

　そして、迎えた今季。プレミアリーグはシーズンを通して他国を大きくリードしており、セリエA勢が不振に終わったことで、追加枠の獲得がほぼ確実視されていた。そして、8日にアーセナルがホームでレアル・マドリーに3-0で勝利したことで、プレミアリーグは必要だった「1勝もしくは2分け」をクリアし、追加枠の獲得が正式に決定した。

　これにより、プレミアリーグ5位のチームも来季の欧州CL出場権を獲得することとなる。第31節終了時点(1試合は未消化)で4位チェルシー(勝ち点53)、5位ニューカッスル(同53)、6位マンチェスター・C(同52)、7位アストン・ビラ(同51)、8位フルハム(同48)、9位ブライトン(同47)などが出場権獲得を争うこととなりそうだ。

　仮に現在7位のアストン・ビラが最終的に5位以内に入らず、ベスト8まで残っている今季の欧州CLで優勝することになれば、プレミアリーグからは6チームが来季の欧州CL出場へ。さらに、UEFAヨーロッパリーグでベスト8まで残っているトッテナムもしくはマンチェスター・Uが同大会を制することになれば、来季の欧州CLに最大で7チームが出場する可能性がある。

　なお、残る1つの追加枠はラ・リーガが有力候補ながらも、セリエAが逆転する可能性が残っている。

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