W杯で2回発生した“守備側に警告→攻撃側ダイブ”のVAR事案、UEFAは「人違い」扱いせず介入対象外の方針
欧州サッカー連盟(UEFA)は守備側にイエローカードが提示されるも実際は攻撃側のダイブだったシーンについて、VARが介入する「人違いのカード提示」の対象とはしない方針のようだ。『BBC』が伝えている。
「人違いのカード提示」について、これまでは同一チーム内の人違いがVARの介入対象だったが、新競技規則では相手選手との人違いも対象に含めることになった。たとえばチームAの選手がチームBの選手にファウルをしたとしてチームAの選手にイエローカードが提示されたが、実際にファウルをしたのがチームBの選手だった場合はカードの提示先を修正することができる。
そうしたなか、新競技規則を採用した北中米ワールドカップでは、守備側選手のファウルとしてイエローカードが出たものの、主審が映像を確認した結果攻撃側のダイブでシミュレーションだったとして、攻撃側選手へのイエローカードに変更する事象が2回発生した。
特に話題となったのがスイス対アルゼンチンの試合。スイスFWブレール・エンボロが相手MFレアンドロ・パレデスに倒されたとして相手への警告を誘発したものの、実際はエンボロが接触を受ける前に倒れるダイブだった。VARが「人違いのカード提示」として介入した結果、エンボロはシミュレーションで2枚目の警告を受けて退場になった。
だが、BBCによると「人違いのカード提示」にダイブまで対象に含めるかの解釈が分かれており、リーグからは「シミュレーションで“人違い”を利用するなんて話題に出たことがない」と驚きの声も出ているようだ。対象に含めると事実上すべてのイエローカードをチェックすることになるため、混乱が生じることを懸念するリーグもある模様。また、同じダイブでFKを獲得した場合であっても守備側にカードが出ていなければVARは介入できないことから、そうしたプレーでゴールに繋がった場合にVARをめぐる批判が高まることを懸念する声も出ている。
UEFAは守備側のファウルなのか攻撃側のシミュレーションなのかを映像で確認するような事象は「人違いではない」との見解。W杯で発生したパターンでVARが介入することはせず、純粋な提示先を間違えた人違いの場合のみ介入するように審判員に指示したという。BBCは欧州の各国内リーグもUEFAと同じ基準を採用する見込みだと伝えている。
なお、UEFAは対立時に口を覆う行為をレッドカードとする大会選択式の新ルールは採用しない考え。加えて、誤って与えられたCKにVARが介入するか大会側が判断できる新ルールについて、W杯は直前にオフサイドがあった場合も「誤って与えられたCK」の対象としていたが、UEFAはラストタッチがどちらかのみに限定する運用になるという。
「人違いのカード提示」について、これまでは同一チーム内の人違いがVARの介入対象だったが、新競技規則では相手選手との人違いも対象に含めることになった。たとえばチームAの選手がチームBの選手にファウルをしたとしてチームAの選手にイエローカードが提示されたが、実際にファウルをしたのがチームBの選手だった場合はカードの提示先を修正することができる。
そうしたなか、新競技規則を採用した北中米ワールドカップでは、守備側選手のファウルとしてイエローカードが出たものの、主審が映像を確認した結果攻撃側のダイブでシミュレーションだったとして、攻撃側選手へのイエローカードに変更する事象が2回発生した。
特に話題となったのがスイス対アルゼンチンの試合。スイスFWブレール・エンボロが相手MFレアンドロ・パレデスに倒されたとして相手への警告を誘発したものの、実際はエンボロが接触を受ける前に倒れるダイブだった。VARが「人違いのカード提示」として介入した結果、エンボロはシミュレーションで2枚目の警告を受けて退場になった。
だが、BBCによると「人違いのカード提示」にダイブまで対象に含めるかの解釈が分かれており、リーグからは「シミュレーションで“人違い”を利用するなんて話題に出たことがない」と驚きの声も出ているようだ。対象に含めると事実上すべてのイエローカードをチェックすることになるため、混乱が生じることを懸念するリーグもある模様。また、同じダイブでFKを獲得した場合であっても守備側にカードが出ていなければVARは介入できないことから、そうしたプレーでゴールに繋がった場合にVARをめぐる批判が高まることを懸念する声も出ている。
UEFAは守備側のファウルなのか攻撃側のシミュレーションなのかを映像で確認するような事象は「人違いではない」との見解。W杯で発生したパターンでVARが介入することはせず、純粋な提示先を間違えた人違いの場合のみ介入するように審判員に指示したという。BBCは欧州の各国内リーグもUEFAと同じ基準を採用する見込みだと伝えている。
なお、UEFAは対立時に口を覆う行為をレッドカードとする大会選択式の新ルールは採用しない考え。加えて、誤って与えられたCKにVARが介入するか大会側が判断できる新ルールについて、W杯は直前にオフサイドがあった場合も「誤って与えられたCK」の対象としていたが、UEFAはラストタッチがどちらかのみに限定する運用になるという。



