[関東]桐蔭横浜大MF遠藤貴成「ブレずにやること」で掴んだ横浜FC内定、次は同期に負けない早期デビューが目標
7月10日に桐蔭横浜大から今季5人目となるJリーグ内定選手が発表になった。MF遠藤貴成(4年=東福岡高)が来季より、横浜FCでプロキャリアをスタートさせる。
右サイドを主戦場とする右利きのアタッカー。新潟県出身で中学まではアルビレックス新潟のアカデミーで過ごした。ユース昇格の話もあったが、高体連への進学を希望。親元を離れて、強豪の東福岡高に進んだ。
大学は桐蔭横浜大を選択。「とにかく関東1部でやりたいと思って、練習参加をさせてもらって決めました」。主将で10番をつけていたMF上田瑞季と一緒に東福岡から桐蔭大サッカー部の門を叩くことになった。
大学生活も順調に進んだ。1年生の時はインディペンデンスリーグ(Iリーグ)で多くの試合に出場。2年時にトップ登録されると、第五中足骨骨折で離脱する時期はあったが、優勝することになる大学選手権(インカレ)でも1試合のベンチ入りを経験した。
ただ主力として期待された3年時、開幕からレギュラーとして出続けた遠藤だが、シーズン終盤にかけて出場機会を減らしていった。進路選択に向けた重要なアピールを続けたい時期だったが、デンソーカップチャレンジを戦う選抜入りも逃した。
しかしそんな中でも「ブレずにやること」を心掛けたという。一学年先輩で、現在川崎フロンターレでプレーするMF山内日向汰がひたむきに練習する姿も大いに参考にしたという。「大学で人生を変えたじゃないけど、そういう人が目の前で努力する姿をみれたので、そういう部分は見習っていました」。
「プロ選手になりたいと思って進学してきたのに試合に出れなくなっちゃって、来年も厳しいんじゃないかと悩む時期がありました。でもブレずにやることをやってきた。自分の目標、プロになりたいというのがあったので、課題と向き合って練習してこれたと思います」
今季は開幕から出場を続けた中で、横浜FCから声がかかった。「Jクラブの練習に参加したのも横浜FCが初めて。自分も行きたい意思があったので、すぐに決めました」。今月19日に同期入団が発表になった日本大DF熊倉弘貴とも、同じ新潟県出身ということもあり刺激しあえる存在になれそうだ。
大学の同期生で今年3月にいわきFC入りを内定させたDF五十嵐聖己(4年=尚志高)は、J2で21試合に出場。A契約への移行も済ませている。「自分も練習に参加して使うとなったら(特別指定)してもらえると言われている。一緒に大学に入った同期がJの舞台でやっている。自分も早くその舞台に立てるようになりたい」。まずは特別指定選手登録を目標に、アピールを続けていく。
(取材・文 児玉幸洋)
●第98回関東大学リーグ特集
右サイドを主戦場とする右利きのアタッカー。新潟県出身で中学まではアルビレックス新潟のアカデミーで過ごした。ユース昇格の話もあったが、高体連への進学を希望。親元を離れて、強豪の東福岡高に進んだ。
大学は桐蔭横浜大を選択。「とにかく関東1部でやりたいと思って、練習参加をさせてもらって決めました」。主将で10番をつけていたMF上田瑞季と一緒に東福岡から桐蔭大サッカー部の門を叩くことになった。
大学生活も順調に進んだ。1年生の時はインディペンデンスリーグ(Iリーグ)で多くの試合に出場。2年時にトップ登録されると、第五中足骨骨折で離脱する時期はあったが、優勝することになる大学選手権(インカレ)でも1試合のベンチ入りを経験した。
ただ主力として期待された3年時、開幕からレギュラーとして出続けた遠藤だが、シーズン終盤にかけて出場機会を減らしていった。進路選択に向けた重要なアピールを続けたい時期だったが、デンソーカップチャレンジを戦う選抜入りも逃した。
しかしそんな中でも「ブレずにやること」を心掛けたという。一学年先輩で、現在川崎フロンターレでプレーするMF山内日向汰がひたむきに練習する姿も大いに参考にしたという。「大学で人生を変えたじゃないけど、そういう人が目の前で努力する姿をみれたので、そういう部分は見習っていました」。
「プロ選手になりたいと思って進学してきたのに試合に出れなくなっちゃって、来年も厳しいんじゃないかと悩む時期がありました。でもブレずにやることをやってきた。自分の目標、プロになりたいというのがあったので、課題と向き合って練習してこれたと思います」
今季は開幕から出場を続けた中で、横浜FCから声がかかった。「Jクラブの練習に参加したのも横浜FCが初めて。自分も行きたい意思があったので、すぐに決めました」。今月19日に同期入団が発表になった日本大DF熊倉弘貴とも、同じ新潟県出身ということもあり刺激しあえる存在になれそうだ。
大学の同期生で今年3月にいわきFC入りを内定させたDF五十嵐聖己(4年=尚志高)は、J2で21試合に出場。A契約への移行も済ませている。「自分も練習に参加して使うとなったら(特別指定)してもらえると言われている。一緒に大学に入った同期がJの舞台でやっている。自分も早くその舞台に立てるようになりたい」。まずは特別指定選手登録を目標に、アピールを続けていく。
(取材・文 児玉幸洋)
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