beacon

久々ボランチでJ選抜に挑んだ関西大MF真田蓮司「相手はプロで、自分は何かが足りなくて大学に進学して…」“すごい一日”を成長の糧に

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

フル出場した関西大MF真田蓮司

[5.13 ポストユースマッチ U-22 Jリーグ選抜 2-2(PK4-5) 関西学生選抜 J-GREEN堺]

 関西学生リーグで首位を走る関西大のMF真田蓮司(3年=東山高出身)はこの日、関西学生選抜で唯一の90分間フル出場を果たし、高い技術を活かしたゲームコントロールでJリーグ選抜に張り合ったが、“本職”でのパフォーマンスに納得はいかなかったようだ。

 2-2で迎えたPK戦に勝利した試合後、真田は「耐える時間も長かったけど、大学生らしいサッカーで連続性を出して、耐える部分はしっかりできて、チャンスを中田が決めてくれて勝てて良かった」とチームの戦いを前向きに振り返りつつも、「久しぶりのボランチでミスが多かったり、守備の強度のところで潰し切れずに潜り込まれるシーンが多く、もっと改善していかないといけない」と自身に厳しい目を向けた。

 東山高時代は高体連屈指のボランチとして評価を高め、全国高校選手権準優勝に導いた真田だが、大学入学後はサイドハーフでのプレーが主。この日は“本職”のボランチで起用されたものの、「もっと2列目から飛び出していくのが自分の特徴で、そういった部分をもっと出せれば良かったけど難しかった」と不完全燃焼の思いを抱えていた。

 とくに前半にマッチアップしたMF嶋本悠大(清水)とMF揚石琉生(栃木SC)のボランチコンビには引かされる時間が続き、彼らの示した基準から「ボールを取れなかったし、一つ一つのパスの質はもっと自分も上げていかないといけないと思った」と改善点を見つめた真田。後半は随所に良さを出していたが、劣勢の時間帯のパフォーマンスが悔やまれた。

 それでも関西トップレベルの選手たちが集まり、プロ選手たちと対戦するという機会は大きな刺激になったようだ。

 この日は会場に大勢の観衆が詰めかけた上、日本代表の森保一監督やロサンゼルス五輪代表を目指すU-23日本代表の大岩剛監督、U-20日本代表の船越優蔵監督といったJリーグの試合でも一堂に会することがない錚々たるスタッフ陣が視察していたが、真田は「それよりも関西の良い選手が集まれるのが自分の中でめっちゃ楽しかったし、すごい一日になった」とハイレベルな環境に純粋な楽しみを感じていた。

 卒業後のプロ入りを目指す真田にとって、この日感じた基準は一つの到達目標点。「相手はみんなプロで、自分は何かが足りなくて大学に進学しているというところで、もう一つ自分の武器を作ったり、一つ一つの質を上げていくところをやっていかないといけないと感じた」。そう立場の違いも見つめた真田は「関西学生リーグじゃ味わえない強度、相手の上手さをすごく感じたのでこの基準をチームに持ち帰ってまた練習していきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)

●第103回関西学生リーグ特集
▶お笑いコンビ・ヤーレンズのサッカー番組がポッドキャストで配信中
竹内達也
Text by 竹内達也

「ゲキサカ」ショート動画

TOP