[関東]今春レギュラースタートも天皇杯前にスタメン落ち…昨年の稲村に続く東洋大左利きCB中村琉聖は「個性」「色」を追求する
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[6.14 関東大学L1部第9節 筑波大1-1東洋大 筑波大学第一サッカー場]
「ここでやらないと次はないと思っていました」。DF中村琉聖(3年=横浜FCユース)は決意を固くして臨んでいた。東洋大はこの試合の3日前に天皇杯2回戦で柏レイソルと延長120分を戦う死闘を演じた。そのためにGK磐井稜真(2年=東京Vユース)を除くフィールドメンバー10人全員を入れ替えて、中2日の筑波大との一戦を迎えていた。
中村は今季開幕からCBの一角としてフル出場を続けてきた選手だった。しかし5月17日の慶應義塾大戦でスタメン落ちすると、ベンチを温める日々が続き、先日の柏戦でも120分の戦いをベンチで見届けただけだった。「チームは勝ったんですけど、自分はベンチでみていて、素直には喜べないというか。自分が出て勝つこと。サッカー選手としてはそういう気持ちを持たないといけないと思っています」。
この日は公式戦6試合ぶりに巡ってきた先発機会だった。井上卓也監督から直接言われたわけではないが、失点に絡むことが多くなっていたことは分かっていた。「メンバーが発表されたときにここでやらないと次はないなと思った。自分の良さも出しつつ、チームを勝たせられればいいなと思ってやっていました」。
左利きのCB。初の日本一を達成した昨年度チームで大黒柱だったDF稲村隼翔の後釜としての活躍が期待されている。中村も「自分がCBをやる意味はそういうプレーを求められていると思う」と稲村のスタイルを意識すると、「スーパーな選手だったと思うけど、自分にしかできないことがあると思う。隼翔君のいいところも盗みつつ、自分の色というか、オリジナルを出せたらいいなと思います」と話した。
この日は横浜FCでジュニアユースのころからプレーしたDF池谷銀姿郎(3年=横浜FCユース)との対戦になっていた。当時は3バックで、右に池谷、左に中村、真ん中にトップ昇格したDFヴァンイヤーデン・ショーンを置いて、強固なDFラインを形成していた。
4バックはこれまで左SBの経験はあったが、CBは大学に入ってから始めたポジションでもある。SBで出場したいという思いもあるが、今季は同ポジションにDF山之内佑成(4年=JFAアカデミー/柏内定)がいることもあり、「新しい挑戦というところもあるけど、どっちもできれば可能性が広がる。出られるところでアピールしたい」と前向きに取り組んでいる。
これまで古巣・横浜FCの練習には参加したことがあるが、プロになるにはまだまだアピールが足りないことも分かっている。「いろんな記事を見ていて銀ちゃんが注目されているなというのは分かっている。めちゃくちゃ気にしているわけではないけど、流れてくる記事をみると、自分ももっとやらないとなと思わせてくれる」。これからも“ライバル関係”を続けていきたい考えだ。
そのためには当然、再びレギュラーの座を掴みにいかないといけない。代わって出場したDF岡部タリクカナイ颯斗(1年=市立船橋高)のパフォーマンスにも大いに刺激を受けている。「チームの中で個性を出さないといけない。今は出れていないですし、色を出さないと上にいけないと思っています」。自身の特色を追求しながら、更なるハイパフォーマンスを目指す。
(取材・文 児玉幸洋)
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「ここでやらないと次はないと思っていました」。DF中村琉聖(3年=横浜FCユース)は決意を固くして臨んでいた。東洋大はこの試合の3日前に天皇杯2回戦で柏レイソルと延長120分を戦う死闘を演じた。そのためにGK磐井稜真(2年=東京Vユース)を除くフィールドメンバー10人全員を入れ替えて、中2日の筑波大との一戦を迎えていた。
中村は今季開幕からCBの一角としてフル出場を続けてきた選手だった。しかし5月17日の慶應義塾大戦でスタメン落ちすると、ベンチを温める日々が続き、先日の柏戦でも120分の戦いをベンチで見届けただけだった。「チームは勝ったんですけど、自分はベンチでみていて、素直には喜べないというか。自分が出て勝つこと。サッカー選手としてはそういう気持ちを持たないといけないと思っています」。
この日は公式戦6試合ぶりに巡ってきた先発機会だった。井上卓也監督から直接言われたわけではないが、失点に絡むことが多くなっていたことは分かっていた。「メンバーが発表されたときにここでやらないと次はないなと思った。自分の良さも出しつつ、チームを勝たせられればいいなと思ってやっていました」。
左利きのCB。初の日本一を達成した昨年度チームで大黒柱だったDF稲村隼翔の後釜としての活躍が期待されている。中村も「自分がCBをやる意味はそういうプレーを求められていると思う」と稲村のスタイルを意識すると、「スーパーな選手だったと思うけど、自分にしかできないことがあると思う。隼翔君のいいところも盗みつつ、自分の色というか、オリジナルを出せたらいいなと思います」と話した。
この日は横浜FCでジュニアユースのころからプレーしたDF池谷銀姿郎(3年=横浜FCユース)との対戦になっていた。当時は3バックで、右に池谷、左に中村、真ん中にトップ昇格したDFヴァンイヤーデン・ショーンを置いて、強固なDFラインを形成していた。
4バックはこれまで左SBの経験はあったが、CBは大学に入ってから始めたポジションでもある。SBで出場したいという思いもあるが、今季は同ポジションにDF山之内佑成(4年=JFAアカデミー/柏内定)がいることもあり、「新しい挑戦というところもあるけど、どっちもできれば可能性が広がる。出られるところでアピールしたい」と前向きに取り組んでいる。
これまで古巣・横浜FCの練習には参加したことがあるが、プロになるにはまだまだアピールが足りないことも分かっている。「いろんな記事を見ていて銀ちゃんが注目されているなというのは分かっている。めちゃくちゃ気にしているわけではないけど、流れてくる記事をみると、自分ももっとやらないとなと思わせてくれる」。これからも“ライバル関係”を続けていきたい考えだ。
そのためには当然、再びレギュラーの座を掴みにいかないといけない。代わって出場したDF岡部タリクカナイ颯斗(1年=市立船橋高)のパフォーマンスにも大いに刺激を受けている。「チームの中で個性を出さないといけない。今は出れていないですし、色を出さないと上にいけないと思っています」。自身の特色を追求しながら、更なるハイパフォーマンスを目指す。
(取材・文 児玉幸洋)
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