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[MOM1148]九州選抜FW中山大耀(九州産業大3年)_静岡産の点取り屋「この大会にかける」いきなり結果で表現

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先制点を決めたFW中山大耀(九州産業大3年=清水東高)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.18 デンチャレプレーオフ 九州選抜2-1東北選抜 グリーンG刈谷]

「この大会にかけている」という思いを、いきなり結果で表現した。前半41分、九州選抜は右CKの流れからエリア内で浮き球の混戦になる。そしてMF兼松将(福岡大1年=大津高)が押し戻したボールを足下で受けたFW中山大耀(九州産業大3年=清水東高)が先制弾を流し込んだ。

 前半終了間際にもMF野村祐暉(鹿屋体育大3年=湘南U-18)のゴールで追加点を奪った九州選抜は、相手の反撃を後半の1点に凌いで勝ち点3を獲得した。初戦の勝利に中山も「選抜チームなので合うところと合わないところがあると思うけど、試合を通してみんなで共通認識を持ってやれたかなと思います」とホッとした表情をみせた。

「ああいうゴールが自分の良さ。何でそこにいるんだと思われるかもしれないけど、自分はそこにいるように予測を極めるようにしている。でも今年は自分のアピールもありますが、チームのためにやることが先で、そのあとに結果がついてくると思っています」

 怪我明けだが、コンディションは徐々に戻してきている。2年生の24シーズンに18得点を決めて覚醒をみせた中山は、昨年も17得点を記録した。しかし昨年は最終節を前に右ひざの骨挫傷に見舞われると、最終節を首位で迎えた得点王争いでも、ラインキング2位のFW合戸晴矢(福岡大3年=福大若葉高/鳥栖内定)に目の前の6得点を決められて逆転を許した。

 昨年末のインカレ(大学選手権)は欠場を余儀なくされ、今年1月にも参加したロアッソ熊本の練習でもあまりアピールできなかったという。それだけにプロクラブスカウトが多く集まる今大会には「得点王だったり目に見える結果。自分を評価してくれるチームがあると思うので、積極的にゴールを狙っていきたい」と気合を十分にして臨んでいる。

 デンソーカップチャレンジに関して九州選抜は、レギュレーションが変わった22年度大会で最下位に終わったことで翌年のプレーオフに降格。そこから3大会は2度決勝に進んだものの、いずれも敗れて本大会出場を逃している。昨年も決勝で北海道選抜に敗戦。同試合に先発していた中山も「得点チャンスを逃した。不甲斐ない結果だった」と責任を感じている様子だ。

 それだけに最後の出場になる今年こそ、より中心となってチームをけん引したい思いを持つ。また負傷のために合戸がメンバーを外れたことで、エースストライカーとしての自覚もより強めている。

 そしてこの日の勝利でグループリーグの2戦目は20日に決定。相手の東海選抜はエスパルスss静岡、清水東高と過ごした中山にとっては地元地域との対戦になる。中山も「東海選抜戦はポイントになる」と意識を高めると、「個人的には相性もいいと思っていて、昨年の総理大臣杯の静産大戦でも点を取っている。顔見知りの選手もいるので楽しみ」と引き続きの活躍を誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)

●第40回デンソーカップチャレンジ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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