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[MOM1159]U-20全日本大学選抜MF皿良立輝(京都産業大2年)_関西選抜との“京産大劇場”「人生を変えに来ている」

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“チーム京産大”左から2人目が皿良

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.26 デンチャレグループA U-20 1-1 関西 グリーンG刈谷]

 精度の高い左足から蹴り込まれたFKがゴールネットを揺らした。U-20全日本大学選抜は前半15分、右サイドの角度のないところで獲得したFKをMF皿良立輝(京都産業大2年=C大阪U-18)が直接狙って先制点を奪った。

「最初はタリクとかに合わせようかと思ったけど、GKが碧琉くんだったし、狙いたいなと思ってファーに蹴りました。キックは自信を持ってやっている。ああいうところでも常にゴールを狙う意識でいました」

 普段所属する関西選抜との対戦だったが、スタメン11人のうち6人が京都産業大のチームメイトだった。「全日本に選ばれたタイミングで関西とやれたらいいなと思っていたらグループリーグが一緒で。やる前から楽しみにしていました」。

 そして試合のハイライトを作ったもの京産大の選手たちだった。皿良のFK弾でスコアが動いたゲームだが、皿良へのファウルでFKを与えたのがMF福永裕也(京都産業大2年=京都橘高)だった。ゴールを守ったのがGK中原碧琉(京都産業大3年=広島ユース)。さらに前半38分に関西選抜で同点弾を決めたのも、DF小野成夢(京都産業大3年=愛媛U-18)だった。

 左サイドのシャドーで先発した皿良は、右WBの福永と完全マッチアップだった。試合開始直後から好守にバチバチとやり合っていた2人。皿良も「裕也とは吉川さん(京産大監督)が練習でもよくマッチアップを組んでくれる。碧琉くんもシュート練習を付き合ってくれるので、お互いの成長を感じられた」と充実の表情をみせた。

「この大会で人生を変えに来ている。まずはセレッソ大阪に戻ることをアピールしながら、他のチームも視野に入れていければと思っています」

 本来はC大阪ユースの同期と久々にプレーできることを楽しみにしていた。最初にMF清水大翔(筑波大2年=C大阪U-18)と皿良の2人がU-20選抜に選出。そこにエントリー変更でDF白濱聡二郎(日本大2年=C大阪U-18)が加わった。しかし大会初戦となった25日の東海選抜戦に途中出場した清水が負傷交代。3人が同時にピッチに立ったのは、わずかに18分に終わった。

 皿良らの世代のユースは、プリンス2部降格を味わった。MF石渡ネルソン(C大阪)が高校3年生を前にトップ契約した世代だが、最終的に7人しか残らなかった混乱期だった。ただそんな時期を一緒に過ごしたからこそ、特別な絆で繋がっている。「セレッソに戻って、セレッソで活躍するという約束をみんなでして大学に来た」。誓いを忘れることはない。

 そのためにももっと目立たないといけないと危機感を持って過ごしている。U-20選抜はロサンゼルス五輪世代の代表選手も多くいる。今年9月に開催予定のアジア競技大会には、大学生を中心にした代表チームが出場すると言われている。皿良も「U-17(代表)から入れていないけど、そういったところは視野に入れている」と目標を明確にする。

 ただまずは今大会で結果を残すことに集中。明日27日のグループリーグ最終節は関東選抜Aとの大一番になることで「間違いなく強いのは分かっている。その中で自分が何ができるか。チームを勝たせられる選手かを確かめるいい機会になる」と気合を入れ直した。

(取材・文 児玉幸洋)


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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