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松村や内野の飛躍も刺激…4年前に主将3人制を敷いた横浜FMユース出身の3人が関東1部Lの3大学で主将に

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左から島田春人細川楓篠原佑岳

 お互いに集まるという案内があるまで、それぞれ主将に就任したことを知らなかったという。桐蔭横浜大でMF細川楓(新4年)、東洋大でMF篠原佑岳(新4年)、法政大でMF島田春人(新4年)の、いずれも横浜F・マリノスユースから進学した3人が、大学ラストイヤーを主将として戦うことになった。

 もっともユース時代に“主将3人制”を敷いたチームで主将を務めた3人でもあった。

「楽しみというのが率直な感想。2人のいる大学には負けないように。ピッチ内で会えることはすごく楽しみなので、それに向けていい準備をしていきたい」(細川)

「この3人ならキャプテンになるだろうなと思っていたので驚きは特にないけど、いざ3人でキャプテンをするとなると意識せざるを得ない」(篠原)

「高校の時も引っ張ってくれていた2人。でも4年経っているので、2人がどう引っ張っていくのかが気になる。結果で上回るといういいモチベーションになったなと思います」(島田)

 3人は口々に決意を語った。

 クラブユース選手権やプレミアリーグEASTの戦いを2位で終えるなど、あと一歩でタイトルを逃した世代だったが、同じく大学に進学したFW内野航太郎(筑波大、現神戸)は昨年夏に大学サッカーを切り上げてプロに挑戦。法大に進んだMF松村晃助(新4年)は大学2年生で横浜FMへの帰還を決めると、すでにJ1リーグ戦にも出場している。

 特に松村の飛躍については、小学生の時から一緒のチームで過ごしてきた島田にとっても特別な様子。「「晃助は内定して試合に絡んでいる中で、法政に帰ってきたときも慢心を感じさせない。チームのムードメーカーでありながら、ピッチに入ったらいろいろ要求できる」と尊敬を持ちつつ、ライバル心をたぎらせる。

 そしてそれぞれが次のステージに繋げるための大事な1年にしたいと意気込む。これまで篠原と島田が大学リーグに出場したことがあったが、細川はまずは関東大学リーグのデビューが目標になる。「これまで関東リーグになかなか絡むことができなかった3年間だったので、今年で爆発したい。とにかく自分がピッチに出ても出ていなくても、いい影響を与えられる人材になりたい」。

 篠原は一昨年のMF中山昂大(大宮)、昨年のDF山之内佑成(柏)とチームとしても個人としても結果を残した先輩の跡を継ぐことになったが、「2人には2人のキャプテン像があったけど、自分には自分しかないものがある。自分はこれまでサッカー人生でずっとキャプテンをやってきたので自信がある。プレーで勝たせられるキャプテンになりたい」と力強く意気込みを語る。

 そして島田は1年生だった22シーズン以来となる1部に復帰、さらには松村だけでなく、FW小湊絆(FC東京内定)、MF小倉幸成(岡山内定)、MF小池直矢(磐田内定)、DF保田成琉(湘南内定)といった選手を擁する注目チームを引っ張ることになる。島田も「みんな(リーグの開幕には)帰ってくると聞いている」と話すと、「彼らも力があるけど、彼ら以外にも特長を持った選手がいる。内定しているしていないに関係なく、みんなで意見を言い合いながらチームを作っていきたい」と闘志を燃やした。

(取材・文 児玉幸洋)

●第99回関東大学リーグ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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