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[MOM1166]早稲田大FW伊藤猛志(4年)_開幕戦2発!同学年の磐田内定続々、後輩はW杯出場候補…「毎試合アピールしていくだけ」

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FW伊藤猛志(4年=磐田U-18)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.4 関東大学L1部第1節 筑波1-2早稲田 味フィ西]

 今季の関東大学リーグは100周年。メモリアルシーズンの幕開けを飾るシーズンファーストゴールは、開幕戦の開始早々の時間帯に生まれた。早稲田大は前半2分、右サイドで裏を取ったMF柏木陽良(4年=鹿島ユース)のクロスをFW伊藤猛志(4年=磐田U-18)が体に当てて押し込む。

 さらに先制点を決めた伊藤は前半22分にもカウンターから柏木が今度は左サイドから裏に出したパスに反応。GK入江倫平(4年=桐蔭学園高)との1対1もかわして、有利な展開に持ち込む追加点も決めた。

 1点目について「あれはシュート。体のどこかしらに当てれば入ると思った」と誇らしげに話した伊藤。2点目についても「陽良が持ったら動き出せば出してくれると分かっていた。筑波の最終ラインも警戒していなかったというか、足が止まっていたので、上手くいいタイミングで抜け出せてよかった」と充実の表情で振り返った。

「勝てたことは良かったけど、まだ1/22というのが率直な感想。確かに近年、筑波さんが優勝争いをしているけど、筑波さんレベルの大学が1部を戦っている。紙一重の試合をものにできるかできないかだと思うし、今日はたまたま勝てただけで、来週からこのレベルの試合が続くと思っています」

 高校時代はプレミアリーグWESTで12得点を決める点取り屋だった伊藤だが、早大進学後は2学年上にFW駒沢直哉らがいたこともあって、関東大学リーグの出場は3年生になってからだった。

 そんな中でユースの同期で順天堂大で結果を残していたDF松田和輝が卒業後の磐田帰還を内定。松田以外にもMF松橋啓太(東海大)やDF桑原航太(関西大)といった同学年の選手たちが、次々に磐田への入団を内定させた。

 特に松田はユース時代に一番仲がよかった選手だという。「自分の席は残されていないんだろうなと思いながらも、(今年は)1部なので。結果とプレーで示せばほかのチームもあると思う。ジュビロに固執しすぎずに、毎試合アピールしていくだけかなと思います」と力に変える。

 また世界を相手に戦う後輩にも大きな刺激を受けている。6月に開催されるW杯のメンバー入りが期待されるFW後藤啓介(シントトロイデン)は磐田アカデミーの1学年後輩。昨年11月に後藤が初めてA代表入りした際も連絡を入れたが、やり取りにも成長を感じることがあったという。

「高校の時はトガりまくっていて、人の意見に耳を貸さないやつだったけど、連絡を取ってもちょっと大人になっているのを感じた。だからこそああやって今、A代表に呼ばれ続けているんだと思う。それにあいつが勝負所で(得点を)決めるのをずっとみてきた。代表でも早く決めないかなと思ってみています」

 とにかく勝負の大学ラストシーズン。インパクト十分の船出を次に繋げるだけだ。オフはどこのクラブからも誘いがなく、さらにデンソーカップチャレンジを戦った関東選抜入りも逃した。「シーズンの前期が本当に勝負だと思っています」。先輩がモデルケース。「(駒沢)直哉くんも点を取り続けたからこそ、(高校時代を過ごした)ツエーゲンじゃなくて横浜FCに行けた。点を取る以外のところで気持ちを見せたりしていたのは、下級生からするとすごく大きな存在だった。自分もその立場になったと思うので、結果もそうですけど、それ以外のところでも出していきたい」。臙脂のエースは今年もチームを背中で引っ張っていく。

(取材・文 児玉幸洋)

●第100回関東大学リーグ特集
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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