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[関東2部]「夢を叶えたんだな」松本内定の産能大DF渡辺健斗がJ公式戦デビューの広島戦45分で感じた手応えと課題

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DF渡辺健斗

[10.18 関東大学L2部第16節 関東学院大0-4産業能率大 F・マリノススポーツパーク久里浜A]

 プロ入りの夢を叶えた実感とともに、新たな課題も見つかった。産業能率大のDF渡辺健斗(4年=旭川実高/松本内定)は、14日に行われたルヴァン杯のサンフレッチェ広島戦でJ公式戦デビュー。先発出場を果たし、前半45分間で交代となったが、「高校卒業の時は、(プロサッカー選手に)なりたいという夢はありましたけど、なれるとは考えていなかった。実際に試合に出て、夢を叶えたんだなと思いました」と振り返った。

 相手はJ1で上位争いを繰り広げる広島。対峙した選手には日本代表経験を持つ中野就斗や荒木隼人もいた。「テレビで見ていた選手だったので、少しびっくりした」と話す一方、自身の武器である対人守備やフィジカル面には手応えもあった。「そこは少し通用したかなと思います。でも、強度やプレースタイルはもっと高めていかないといけない」。プロの舞台で過ごした45分間は、自信と課題の両方を得る時間となった。

松本で出場した渡辺健斗

 大学では2年時からレギュラーに定着し、関東2部で16試合に出場。同年にはジェフユナイテッド千葉の練習にも参加するなど、順調な成長をみせていた。しかし、3年時は怪我や実力不足もあって、後期リーグの9試合のみの出場にとどまった。それでも、この苦しい時期に自分自身を見つめ直し、さらなる成長を遂げたことがプロ入りにつながった。最終学年の今季は開幕から全16試合に出場している。

 現在は3バックのセンターバックを務めるが、中学、高校時代は左サイドハーフやFWとしてプレーしていた。「元々の攻撃のスタイルが、今のビルドアップのところに生きている」。松本ではウイングバックとして起用されており、プロでは攻撃面の持ち味も生かしていく考えだ。

 広島戦から4日後の関東学院大戦では、再びセンターバックとして先発。産能大は4-0で快勝し、2位に勝ち点4差をつけて首位を守った。後期に入って勝敗を繰り返していたチームにとって、初の連勝は大きな意味を持つ。渡辺も「自分たちのスタイルを貫いて、まずは1位を取りたい」と大学最後のタイトル獲得を見据える。

 来年1月からは松本でのプロ生活が始まる。まずは残り6試合となった大学リーグで、産能大の初の1部昇格と2部優勝を目指す。広島戦で得た手応えと課題を胸に、プロとしての新たな挑戦に向けて準備を進めていく。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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