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北朝鮮が女子アジア杯でプレー再開を拒否…VAR“失点判定”に納得せず4分間猛抗議、そのまま前半終了の異例事態

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ベンチ前で猛抗議する北朝鮮

[3.9 女子アジア杯 北朝鮮 1-2 中国]

 北朝鮮女子代表は9日、女子アジアカップグループリーグ最終節で中国女子代表と対戦し、1-2で敗れた。前半アディショナルタイムにはVARの介入を経てオフサイドから失点に覆った判定に猛抗議し、プレー再開に応じない振る舞いを見せて場内が騒然とした。

 1-1で迎えた前半45+4分、中国が中盤左寄りからのFKを獲得する。キッカーのDFヤオ・ウェイがペナルティエリア右へロングボールを蹴り込んだところ、北朝鮮は一気にラインを上げるオフサイドトラップを発動した。一旦はプレーが続いて完全にフリーとなった中国DFチャン・チェンシュの折り返しをFWワン・シュアンがゴールに押し込んだが、ここで笛が鳴ってチャン・チェンシュのオフサイドと判定された。

 ところがVARが確認した結果、北朝鮮DFリ・ミョングムの右足がわずかに残っておりチャン・チェンシュはオフサイドポジションではなかったことが判明。オフサイドポジションかどうかは主観の判断を必要としないため、通常通りVARからの情報を受けた主審が映像を確認しない「VARオンリー・レビュー」によって中国の得点へと判定を変更した。

 この判定に対して北朝鮮は猛抗議。キャプテンマークを巻くDFアン・ククヒャンは判定に納得せず、ベトナムのレ・チー・リー主審に直接映像を確認する「オンフィールド・レビュー」を執拗に要求した。さらにチームメイトも一斉に北朝鮮側のベンチ前まで集まってキックオフすることを拒否。観客席からブーイングが飛ぶなか、リ・ソンホ監督も判定を受け入れず第4審判員のララ・リー氏(豪州)にオフサイドをアピールし続けた。

 主審が監督にイエローカードを提示してからも北朝鮮はキックオフすることに応じず、北朝鮮の選手たちがベンチ前に集まって納得しないような様子を見せ続けたまま時間が経過した。すると、主審はゴールに判定を変更してから4分20秒ほどが経過したタイミングで前半終了の笛。本来は1分30秒ほどアディショナルタイム中のプレータイムが残っていたが、再開されることなくハーフタイムに突入する異例の事態となった。

 もっとも北朝鮮はそのままボイコットすることはせず、後半は予定通り行われた。試合は中国がそのまま逃げ切って首位通過を果たし、敗れた北朝鮮は2位通過。北朝鮮は勝てば女子ワールドカップ出場権を獲得できる準々決勝で今大会の開催国・オーストラリアと対戦することになった。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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