[MOM5059]昌平MF山口豪太(3年)_シュート連発はドリブルの“布石”、世代屈指ドリブラーはプレミアEAST開幕3戦4アシスト
[4.19 プレミアリーグEAST第3節 昌平 3-1 浦和ユース 昌平高校グラウンド(人工芝)]
切れ味鋭いドリブル突破は高校屈指だ。昌平高のMF山口豪太(3年)は2アシストを記録。「去年からアシストが増えて、今年も3試合4アシスト。自分が最後にいいパスを出してあげれば点になる。まず突破できるようにしていきたい」。開幕節の2アシストに加え、今節の2アシストで早くも数字を伸ばした。
イメージ通りのプレゼントパスだった。後半25分にMF長璃喜(3年)、同41分にFW島田大雅(2年)にお膳立て。山口は右サイドから鋭い切り返しで相手を翻弄。マークを引き付けて、味方のチャンスを量産した。
無得点に終わった前半を無駄にはしない。序盤にも果敢に攻め立てた山口はカットインから利き足の左足でシュートを放っていた。ゴールは生まれなかったが、これを布石とする。「前半からけっこうシュートを打っていたので、たぶん打つのを警戒されていた。そこで切り返したらいけるかなと。今日の切り返しは狙ってやった感じ」と手応えを口にした。
昌平の育成組織にあたるFC LAVIDA時代には中学2年生で高円宮杯U-15選手権準優勝に、昨年夏にはインターハイで昌平の初優勝に貢献。怪我や体調不良に苦しむ時期がありながらも、ひとつずつステップを踏んで高校最終学年を迎えた。
巧みなドリブルもさることながら、山口は他にも成長した点を挙げる。まずフィジカルは今も成長段階。この試合でも激しいチャージにも崩れることなくドリブルを続行してみせたが、「上半身はやっているけど、でもまだ体がでかい相手には勝てない。軸の強さで互角の勝負に持っていけるようにしたい」と成長の先を見据える。
また、メンタル面では大きな成長があった。中学高校を経て、山口は「心ですね」と向上した点を語る。「中学生のときは自分がキャプテンをやって勝てなくて、自分のプレーもどんどん悪くなって、でも壁にぶつかってみたいなところがあった」。時間とともにその壁は乗り越えた。6年間をともに歩んだ同志との別れの予感が心境の変化をもたらしたという。「今年はみんなで楽しくやろうと思っている。もうみんなとも最後なので楽しくやりたいというのがあって、それで考えるところが変わって、なんか良くなってきたと思う」と笑顔を見せた。
今年は副キャプテンを務める。プレーだけでなく、自らの発信でチームをけん引する。「今年は3冠(高円宮杯、インターハイ、選手権)を取りたい」。そのためにも「連敗しないということは自分は言い続けようと思っている」。前節の流通経済大柏高戦は完敗を喫したが、今節には建て直して今季2勝目を手にした。
「次もう一回勝って波に乗っていけるようにして、一試合一試合大事に戦っていければ、どんどん成長していいゲームができるようになっていくのでがんばっていきたい」。有終の美を飾るために、高校最後の一年間を全力で駆け抜けるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
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切れ味鋭いドリブル突破は高校屈指だ。昌平高のMF山口豪太(3年)は2アシストを記録。「去年からアシストが増えて、今年も3試合4アシスト。自分が最後にいいパスを出してあげれば点になる。まず突破できるようにしていきたい」。開幕節の2アシストに加え、今節の2アシストで早くも数字を伸ばした。
イメージ通りのプレゼントパスだった。後半25分にMF長璃喜(3年)、同41分にFW島田大雅(2年)にお膳立て。山口は右サイドから鋭い切り返しで相手を翻弄。マークを引き付けて、味方のチャンスを量産した。
無得点に終わった前半を無駄にはしない。序盤にも果敢に攻め立てた山口はカットインから利き足の左足でシュートを放っていた。ゴールは生まれなかったが、これを布石とする。「前半からけっこうシュートを打っていたので、たぶん打つのを警戒されていた。そこで切り返したらいけるかなと。今日の切り返しは狙ってやった感じ」と手応えを口にした。
昌平の育成組織にあたるFC LAVIDA時代には中学2年生で高円宮杯U-15選手権準優勝に、昨年夏にはインターハイで昌平の初優勝に貢献。怪我や体調不良に苦しむ時期がありながらも、ひとつずつステップを踏んで高校最終学年を迎えた。
巧みなドリブルもさることながら、山口は他にも成長した点を挙げる。まずフィジカルは今も成長段階。この試合でも激しいチャージにも崩れることなくドリブルを続行してみせたが、「上半身はやっているけど、でもまだ体がでかい相手には勝てない。軸の強さで互角の勝負に持っていけるようにしたい」と成長の先を見据える。
また、メンタル面では大きな成長があった。中学高校を経て、山口は「心ですね」と向上した点を語る。「中学生のときは自分がキャプテンをやって勝てなくて、自分のプレーもどんどん悪くなって、でも壁にぶつかってみたいなところがあった」。時間とともにその壁は乗り越えた。6年間をともに歩んだ同志との別れの予感が心境の変化をもたらしたという。「今年はみんなで楽しくやろうと思っている。もうみんなとも最後なので楽しくやりたいというのがあって、それで考えるところが変わって、なんか良くなってきたと思う」と笑顔を見せた。
今年は副キャプテンを務める。プレーだけでなく、自らの発信でチームをけん引する。「今年は3冠(高円宮杯、インターハイ、選手権)を取りたい」。そのためにも「連敗しないということは自分は言い続けようと思っている」。前節の流通経済大柏高戦は完敗を喫したが、今節には建て直して今季2勝目を手にした。
「次もう一回勝って波に乗っていけるようにして、一試合一試合大事に戦っていければ、どんどん成長していいゲームができるようになっていくのでがんばっていきたい」。有終の美を飾るために、高校最後の一年間を全力で駆け抜けるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
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