攻守でチャレンジし、戦術理解度の高さ、声でも勝利に貢献。RB大宮U18MF神田泰斗が抱く「恩返し」「もっともっと突き抜けていきたい」の思い
攻守にチャレンジし、勝利に貢献した
[5.10 プリンスリーグ関東1部第6節 RB大宮U18 2-1 帝京高 オレンジキューブアルディージャ練習場]
U17アジアカップを経験してきたレフティは、強い責任感を持って成長と勝利を目指している。RB大宮アルディージャU18MF神田泰斗(2年)は、帝京高(東京)戦で一際目立つようなパフォーマンス。前節・桐蔭学園高(神奈川)戦(0-1)の課題を改善する形で自分から発信し、ボールの奪いどころになっていた。
「自分と反対のサイドに行った時のスライドのところは意識していて、そこで縦パスをカットできたりしたので、それは良かったです」。出力の高い動きでボール奪取。その勢いのまま縦に割って入ってラストパスへ持ち込んだほか、縦パスを差し込んでチャンスの起点になった。
奪った瞬間に前を見て判断することはチームとして取り組んでいるところ。自身も意識してきたことをピッチで表現した。味方選手をサポートしながら攻撃を組み立てることも役割だが、その上で、より“危険な選手”にならなければならないという考えだ。
「もっと危険な選手になるってなったら、もっと前に(パスを)つけれないといけないし、運べないといけないし、ゴール前に顔出さないといけないし、たくさんのことをもっとやれないといけないっていうのは思っているんで、それを今日は意識できているかなと思います」。視野広く、攻守でチームをコントロール。加えて、丹野友輔監督の言葉からは、状況に応じて味方を鼓舞したり、褒めたりする彼の声の大きさも感じさせた。
「(神田)泰斗はやっぱり戦術理解度が高いんで、周りを動かして守備するっていうところは凄く長けているし、チームがどういう状況だからどういう声掛けをするとか、多分チームで一番喋れる選手で、ボランチでそういう選手がいるっていうのは、チームにとって凄く大きいと思います」。より上のステージに行くために何が必要か考え、声とプレーでチームを牽引。ここから筋力が高まってくれば、より頭の中で描いたプレーを表現できるようになりそうだ。
注目レフティは「RB大宮アルディージャアカデミーを強くする」という信念を持って日常に取り組んでいる。神田は大宮アルディージャU-15に所属していた2年前の全日本ユース(U-15)選手権で準優勝。RB大宮アルディージャU18でも結果を求めると同時に、守備の強度で相手を上回ることや、強度の中でテクニックを発揮することなどチームのベースを高める意気込みだ。
「自分はアカデミーあと2年なので、その2年でやっぱりアルディージャのアカデミーのベースを上げてあげるとか、強いチームにするというか、もっと自分はそういう面でもアルディージャに恩返ししないといけないなとは思っているんで。(実際は)あと2年もないですけど、底上げしないといけない。そのために自分の行動も含めて、後輩にそういう姿を見せれたら繋がっていくと思う」
U-17日本代表の一員として出場したU17アジアカップは主軸としてU-17ワールドカップ出場権獲得に貢献したが、ベスト8敗退。「アジアカップで3連覇かかっていて、それを自分たちはできなかった訳で。ネガティブに捉えすぎる必要はないと思うんですけど、やっぱりそこは責任があるし、日本の代表として戦ってるんで、ワールドカップで良い結果を出したいっていうのはあります」。個人としても、アジアで確認した課題をU-17ワールドカップまでの半年間で改善。連戦を乗り切る体力、強度に加え、縦パスの本数や前を向くプレーの回数を向上させる考えだ。
「ワールドカップまで半年あるということはポジティブに捉えていて、半年あれば体つきとか、技術とか、全然ガラッと変えられると思っているので。逆に他のアジアカップに選ばれてなかったメンバーもチャンスがあるっていうことだと思うので、自分は絶対にそういう選手たちにも負けたくないですし、もっともっと突き抜けていきたいなっていうのは改めて感じました」。同世代の選手たちは、より進化するためのエネルギーになっている。
「長南開史(柏U-18)が(プロ)契約したり、武本匠平(福岡U-18)とかも契約したりとか、(鹿島ユースの吉田)湊海も(J1)デビューしたりとかしていて、同年代でそういう選手が増えている中で、それぞれのチームで考え方とかもあると思うんですけど、でも、良い選手だったらやっぱりプロで、トップで出れると思うんで、そこは意識しながら、自分も考えすぎずに取り組んでいきたい」。怪我で悔しい思いも経験しながら、努力を重ねてU-17世代の中心選手の一人に成長。これからも先を見過ぎることなく、一つ一つ積み重ねて突き抜けるような存在になる。




(取材・文 吉田太郎)
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U17アジアカップを経験してきたレフティは、強い責任感を持って成長と勝利を目指している。RB大宮アルディージャU18MF神田泰斗(2年)は、帝京高(東京)戦で一際目立つようなパフォーマンス。前節・桐蔭学園高(神奈川)戦(0-1)の課題を改善する形で自分から発信し、ボールの奪いどころになっていた。
「自分と反対のサイドに行った時のスライドのところは意識していて、そこで縦パスをカットできたりしたので、それは良かったです」。出力の高い動きでボール奪取。その勢いのまま縦に割って入ってラストパスへ持ち込んだほか、縦パスを差し込んでチャンスの起点になった。
奪った瞬間に前を見て判断することはチームとして取り組んでいるところ。自身も意識してきたことをピッチで表現した。味方選手をサポートしながら攻撃を組み立てることも役割だが、その上で、より“危険な選手”にならなければならないという考えだ。
「もっと危険な選手になるってなったら、もっと前に(パスを)つけれないといけないし、運べないといけないし、ゴール前に顔出さないといけないし、たくさんのことをもっとやれないといけないっていうのは思っているんで、それを今日は意識できているかなと思います」。視野広く、攻守でチームをコントロール。加えて、丹野友輔監督の言葉からは、状況に応じて味方を鼓舞したり、褒めたりする彼の声の大きさも感じさせた。
「(神田)泰斗はやっぱり戦術理解度が高いんで、周りを動かして守備するっていうところは凄く長けているし、チームがどういう状況だからどういう声掛けをするとか、多分チームで一番喋れる選手で、ボランチでそういう選手がいるっていうのは、チームにとって凄く大きいと思います」。より上のステージに行くために何が必要か考え、声とプレーでチームを牽引。ここから筋力が高まってくれば、より頭の中で描いたプレーを表現できるようになりそうだ。
注目レフティは「RB大宮アルディージャアカデミーを強くする」という信念を持って日常に取り組んでいる。神田は大宮アルディージャU-15に所属していた2年前の全日本ユース(U-15)選手権で準優勝。RB大宮アルディージャU18でも結果を求めると同時に、守備の強度で相手を上回ることや、強度の中でテクニックを発揮することなどチームのベースを高める意気込みだ。
「自分はアカデミーあと2年なので、その2年でやっぱりアルディージャのアカデミーのベースを上げてあげるとか、強いチームにするというか、もっと自分はそういう面でもアルディージャに恩返ししないといけないなとは思っているんで。(実際は)あと2年もないですけど、底上げしないといけない。そのために自分の行動も含めて、後輩にそういう姿を見せれたら繋がっていくと思う」
U-17日本代表の一員として出場したU17アジアカップは主軸としてU-17ワールドカップ出場権獲得に貢献したが、ベスト8敗退。「アジアカップで3連覇かかっていて、それを自分たちはできなかった訳で。ネガティブに捉えすぎる必要はないと思うんですけど、やっぱりそこは責任があるし、日本の代表として戦ってるんで、ワールドカップで良い結果を出したいっていうのはあります」。個人としても、アジアで確認した課題をU-17ワールドカップまでの半年間で改善。連戦を乗り切る体力、強度に加え、縦パスの本数や前を向くプレーの回数を向上させる考えだ。
「ワールドカップまで半年あるということはポジティブに捉えていて、半年あれば体つきとか、技術とか、全然ガラッと変えられると思っているので。逆に他のアジアカップに選ばれてなかったメンバーもチャンスがあるっていうことだと思うので、自分は絶対にそういう選手たちにも負けたくないですし、もっともっと突き抜けていきたいなっていうのは改めて感じました」。同世代の選手たちは、より進化するためのエネルギーになっている。
「長南開史(柏U-18)が(プロ)契約したり、武本匠平(福岡U-18)とかも契約したりとか、(鹿島ユースの吉田)湊海も(J1)デビューしたりとかしていて、同年代でそういう選手が増えている中で、それぞれのチームで考え方とかもあると思うんですけど、でも、良い選手だったらやっぱりプロで、トップで出れると思うんで、そこは意識しながら、自分も考えすぎずに取り組んでいきたい」。怪我で悔しい思いも経験しながら、努力を重ねてU-17世代の中心選手の一人に成長。これからも先を見過ぎることなく、一つ一つ積み重ねて突き抜けるような存在になる。




(取材・文 吉田太郎)
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