[MOM5192]福岡U-18DF樺島勇波(3年)_課題に取り組み、強い意志で届けた2つめのリーグ戦白星
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.30 プレミアリーグWEST第8節 静岡学園高 1-2 福岡U-18 清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)西グラウンド]
「ほんとに、『やっと勝てたな』っていう……自分の中で凄く申し訳ない気持ちっていうのがあって、応援して下さっている方々に対して勝ちを届けられないのは、サッカー選手としてそれはダメなことだと思う。前期の最後(延期試合で)勝てたので、後期にいいものを持っていけると思います」
アビスパ福岡U-18が静岡学園高に2-1で勝ち、4月の帝京長岡高戦以来、今季リーグ戦2勝目。試合終了の笛が鳴ると、CB樺島勇波主将(3年=アビスパ福岡U-15出身)はスタンドへ駆け寄り、右手を突き上げてサポーターと白星を喜んだ。
中でも樺島は存在感のある守備。雄叫びを発しながらのヘッドで相手の攻撃を弾き返したほか、前に出て起点を潰し、ゴールカバーしてチームを救うようなシーンもあった。クロス対応がずれ、決定打を打たれそうになった前半25分のシーンでも相手と接触しながらシュートを阻止するなど、一際ゴールへの執着心を持って守り続けていた印象だ。
特に後半は相手にクロスまで持ち込まれるシーンが増加。その中でCB藤川虎三(2年)らと声を掛け合いながらクリアしていた。流れが悪いまま24分に失点。だが、チームは樺島やGK田中利玖(2年)を中心に1失点で踏みとどまり、FW前田陽輝(2年)の決勝点を引き寄せた。後半、藤川の負傷交代というアクシデントもあったゲームで主将は集中してチームをコントロール。そして勝ち切ると、特別大きな勝利への思いを表現させていた。
「集中して90分間の中で、(クラブユース選手権の)全国の時に結構チームメイトと言い合うことがあったんで、そこで、ひささん(久永辰徳監督)にも話をされて、冷静にゲームをコントロールしようっていう気持ちが強くなりました」。樺島は闘争心を全面に出して戦う闘将。だが、冷静にゲームコントロールすることができていなかったことが、大きな課題だと自己分析している。
6シーズンぶりに臨んだプレミアリーグWESTの前期、チームは得点力不足に加え、勝負どころの失点もあってなかなか勝ち切ることができなかった。7月の日本クラブユース選手権(U-18)も1分2敗でグループステージ敗退。特に最終節のFC東京U-18戦は3-1から逆転負けを喫した。
その試合で樺島は熱くなりすぎてチームメイトととぶつかってしまったことを猛省。また、「(クラブユース選手権で)1対1の局面だったり、ゴール前での守備が自分の課題だと思いました」。静岡学園戦直前の韓国キャンプから、課題に対して再び強く意識。この日は一つ結果に結びつけたが、満足はしていない。注目DFはチームを勝たせるためにも、ここからの半年や次のステージで「自分のやるべきこと」を全うし、勝利と周囲から評価を高めることを目指す。






(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プレミアリーグ2025特集
▶高校サッカーの最新情報はポッドキャストでも配信中
[8.30 プレミアリーグWEST第8節 静岡学園高 1-2 福岡U-18 清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)西グラウンド]
「ほんとに、『やっと勝てたな』っていう……自分の中で凄く申し訳ない気持ちっていうのがあって、応援して下さっている方々に対して勝ちを届けられないのは、サッカー選手としてそれはダメなことだと思う。前期の最後(延期試合で)勝てたので、後期にいいものを持っていけると思います」
アビスパ福岡U-18が静岡学園高に2-1で勝ち、4月の帝京長岡高戦以来、今季リーグ戦2勝目。試合終了の笛が鳴ると、CB樺島勇波主将(3年=アビスパ福岡U-15出身)はスタンドへ駆け寄り、右手を突き上げてサポーターと白星を喜んだ。
中でも樺島は存在感のある守備。雄叫びを発しながらのヘッドで相手の攻撃を弾き返したほか、前に出て起点を潰し、ゴールカバーしてチームを救うようなシーンもあった。クロス対応がずれ、決定打を打たれそうになった前半25分のシーンでも相手と接触しながらシュートを阻止するなど、一際ゴールへの執着心を持って守り続けていた印象だ。
特に後半は相手にクロスまで持ち込まれるシーンが増加。その中でCB藤川虎三(2年)らと声を掛け合いながらクリアしていた。流れが悪いまま24分に失点。だが、チームは樺島やGK田中利玖(2年)を中心に1失点で踏みとどまり、FW前田陽輝(2年)の決勝点を引き寄せた。後半、藤川の負傷交代というアクシデントもあったゲームで主将は集中してチームをコントロール。そして勝ち切ると、特別大きな勝利への思いを表現させていた。
「集中して90分間の中で、(クラブユース選手権の)全国の時に結構チームメイトと言い合うことがあったんで、そこで、ひささん(久永辰徳監督)にも話をされて、冷静にゲームをコントロールしようっていう気持ちが強くなりました」。樺島は闘争心を全面に出して戦う闘将。だが、冷静にゲームコントロールすることができていなかったことが、大きな課題だと自己分析している。
6シーズンぶりに臨んだプレミアリーグWESTの前期、チームは得点力不足に加え、勝負どころの失点もあってなかなか勝ち切ることができなかった。7月の日本クラブユース選手権(U-18)も1分2敗でグループステージ敗退。特に最終節のFC東京U-18戦は3-1から逆転負けを喫した。
その試合で樺島は熱くなりすぎてチームメイトととぶつかってしまったことを猛省。また、「(クラブユース選手権で)1対1の局面だったり、ゴール前での守備が自分の課題だと思いました」。静岡学園戦直前の韓国キャンプから、課題に対して再び強く意識。この日は一つ結果に結びつけたが、満足はしていない。注目DFはチームを勝たせるためにも、ここからの半年や次のステージで「自分のやるべきこと」を全うし、勝利と周囲から評価を高めることを目指す。






2-1で試合終了。CB樺島勇波主将はサポーターの下へ駆け寄り、ガッツポーズ
(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プレミアリーグ2025特集
▶高校サッカーの最新情報はポッドキャストでも配信中


