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[プリンスリーグ東北]仙台ユースがプレーオフ進出に大きく前進!! 後半3得点で専大北上を撃破!!

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先制点を挙げて雄たけびを上げるベベガルタ仙台ユースFW古屋歩夢(3年)

[10.4 プリンスリーグ東北第16節 仙台ユース 3-0 専大北上 マイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場]

 プリンスリーグ東北は、10月4日に第16節を行い、2位のベガルタ仙台ユースは、3-0で7位の専修大北上高を下した。プレミアリーグ昇格をかけたプレーオフに進出できるのは、上位2枠。3位が昇格権のない青森山田セカンド(※トップチームがプレミアに所属)で、4位の聖和学園高との勝ち点差を6に広げ、残り3試合でプレーオフ進出に大きく前進した。

 試合は、互角の立ち上がりから、ボールを保持する仙台ユースと、堅守速攻の専大北上の構図となった。仙台ユースは、5分にFKのこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイド。専大北上は、10分にFW小原佑太(3年)のミドルシュートがクロスバーを直撃。どちらも決定機だったが、得点にはならなかった。

 仙台ユースは、最終ラインからDF永井大義(3年)、中盤からMF阿部琉海(3年)が縦パスを差し込むが、自陣に守備ブロックを築く専大北上を崩せなかった。対する専大北上は、快速WB桑田柊(3年)らがサイドから一気に押し返したが、無駄なボールロストは抑え、ボランチのMF菅谷豪太(2年)を経由してサイドを変えるなど、巧みな攻撃バランスを取り、カウンター返しを受けるリスクを抑えた戦いを見せた。

 仙台ユースは20分過ぎからクロスを増やしてゴールに迫った。特に、前半終盤は、右DF古川柊斗(3年)が1対1からクロスや突破を仕掛けて脅威となった。それでもシュート数2対1と膠着した展開のまま前半を終えた。

 後半に入ると、仙台ユースは立ち位置をずらし、正面に相手がいない状態でパスを受けた瞬間にドリブルで前進するプレーが増加。左MF浅尾涼太朗(3年)の侵入場面が増え、優位性を明確にした。加藤望監督は「良いところを探し過ぎて、テンポが遅くなっていた。距離感や高さを変えて、相手が付いてくればギャップができると話した」と改善点を明かした。

 後半12分、右からのクロスのこぼれ球をFW古屋歩夢(3年)がボレーシュートでたたいた場面は決定機だが外した。それでも攻撃を続けると、15分、FW佐々木亮(2年)が古屋とのワンツーでフィニッシュに持ち込もうとして左CKを得た場面で、MF稲木康太(3年)のセンタリングを古屋が頭で合わせて先制。30分にも左DF石山葉琉(2年)の右CKをDF今野翔太(3年)がヘディングで決めて追加点を奪った。どちらも、相手ブロックから上手く離れた選手が少し遠い距離から決める形。狙いを持って仕掛けたことがうかがえた。

 苦しくなった専大北上は、MF平山太陽(3年)が前線から中盤まで下りてパスを受けると、高速ドリブルで守備網を割るなど反撃。しかし、仙台ユースは、DF永井が「相手には1発がある。前期は、それで1点やられたし、最近の試合も失点があった。チームとしても個人としても特に意識した」とリスクマネジメント。終盤は、4バックから3バックに変えて無失点を貫徹。さらに、終了間際、MF池田悠一(3年)が高い位置でボールを奪取。浅い最終ラインを抜け出した古屋にパスを通してダメ押しの3点目を奪った。

 仙台ユースは、前半こそ攻めあぐねたが、後半にしっかりと違いを見せつける勝利となった。夏に行われた日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では、準優勝。全国レベルで戦えることは実証済み。今季、プレミア昇格を果たす可能性は十分にある。ただ、2年連続でプレーオフ敗退を喫していることも事実だ。この日、2得点を挙げたチーム得点王の古屋は「残りは少ないけど全部勝って昇格戦に行きたい。昨年も一昨年も3年生に連れて行ってもらったけど、何もできず、ボコボコにされて終わっている。クラブユースは決勝まで行ったけど、もう、そんなのは忘れて、もう1回ひたむきに。謙虚にやっていけば結果は出ると思う」と3度目の正直にかける意気込みを語った。プレーオフ進出権を獲得し、今度こそ初のプレミア昇格へ。仙台ユースは、冬も躍進を目指す。

(取材・文 平野貴也)

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平野貴也
Text by 平野貴也

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