J2で5発、U-22日本代表の18歳FW新川志音が鳥栖U-18の10番背負い、先発出場。衝撃のミドル弾も「まだまだ全然」
[12.7 プレミアリーグWEST第21節 神戸U-18 2-1 鳥栖U-18 いぶきの森球技場]
背番号10の右足ミドルが決まった瞬間、サガン鳥栖U-18の選手たち、ベンチのスタッフも頭を抱えていた。チームメイトも驚くほどの衝撃的な一撃。U-22日本代表FW新川志音(3年=RIP ACE SC出身)が開幕戦以来のプレミアリーグWEST出場でその実力を見せつけた。
前半21分、新川は中盤でボールを持つと、相手選手の前に入ってキープ。さらに切り返しで一人をかわして前を向く。そして右足一閃。ボールは30m先のクロスバー下側を叩き、ゴールラインを越えた。「冷静に1枚、2枚かわせて前見た時にゴールが開いてたんで、あの時はシュート打った時に入ったかなっていう感覚はありました」。勝てば首位浮上の大一番でスーパーゴールを決めた。
新川は今年2月の磐田戦でJ2デビュー。その試合でPKを獲得し、その後もトップチームでの出場時間を増やしていく。U-18チームではプレミアリーグWEST開幕戦(対広島ユース、4月)で後半開始から出場し、追撃ゴール。だが、その後はトップチームのJ2が主戦場となり、主に交代出場ながら33試合で5得点をマークした。
そして、11月29日にJ2のシーズンが終了。すると、「ユースでプレーしたいっていう気持ちはあった」という新川はプレミアリーグWEST首位争い中のU-18チームに合流し、この大一番を迎えた。立ち上がりから強度の高さや身のこなしで違いを生み出してボールを収め、シュートやチャンスメイク。そして、流れの良い中で先制点を決めた。
先制後も難しい体勢から左足を振るなど相手の脅威に。だが、徐々にチームの運動量が低下し、相手に主導権を握られてしまう。新川はその中でも前線でボールを収め、シュートも放った。また、献身的な守備も続け、1-0の後半29分に交代。だが、チームは後半アディショナルタイムの連続失点によって敗れ、神戸U-18の優勝が決まった。
新川は「もう今日が一番大事な試合だっていうのは分かっていたんで。勝つために自分はゴールっていう形で1点は決めましたけど、まだまだチャンスはあった中で、そこを全部決め切ってたらなっていう感じです。(序盤から存在感のあるプレーを続けていたが、)さすがにトップチームでやる時の強度とは全然違ったんで。これまで積み上げてきたユースのみんなの思いを背負って今日は出て、もうちょっと点は取れたかなと思います」。相手を突き放すゴールを決められなかったことを悔しがった。
日高拓磨監督は新川について、「点も取ってくれましたし、凄くたくさん追いかけてくれたんで、守備の面でもかなり助かってるんで。こっちに帰ってきて1週間しかトレーニングしてないんで、連係の部分だとか細かいところはまだまだこれからというか、もう1週間でさらに高めなきゃいけない」とコメント。惜しくも優勝を逃したチームには、「負けるべくして負けたっていうか、相手の方が上だったよねっていう話はして、そこをしっかり認めて、あそこまでこの年代で到達できるようにやっていきましょうっていうことは話しました」と明かした。
新川にとって、今年は自身も驚くようなシーズンだったという。同時に、トップチームでより多くの得点ができなかったこと、またU-18チームで出場した2試合がいずれも黒星で終わったことへの悔しさも口にする。
「非常にびっくりするようなシーズンでしたけど、悪くはなかったシーズンだと思いますけど、トップでももっと点が取れたと思いますし、ユースでも開幕戦も出て、今日も出て、チームを勝たせれなかったっていうのは自分の責任であると思うんで、まだまだ全然かなと思います」
U-18チームでの活動は残り1試合。「もう今まで支えてくださった方々への集大成の1試合になると思うんで、勝つ以外ないかなと思います」と言い切り、「(来年、トップチームでは)今年以上の結果を」と誓った。将来、海外での活躍を見据える18歳。2026年はブレイクした今年以上の活躍をし、鳥栖に多くの白星をもたらす。








(取材・文 吉田太郎)
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背番号10の右足ミドルが決まった瞬間、サガン鳥栖U-18の選手たち、ベンチのスタッフも頭を抱えていた。チームメイトも驚くほどの衝撃的な一撃。U-22日本代表FW新川志音(3年=RIP ACE SC出身)が開幕戦以来のプレミアリーグWEST出場でその実力を見せつけた。
前半21分、新川は中盤でボールを持つと、相手選手の前に入ってキープ。さらに切り返しで一人をかわして前を向く。そして右足一閃。ボールは30m先のクロスバー下側を叩き、ゴールラインを越えた。「冷静に1枚、2枚かわせて前見た時にゴールが開いてたんで、あの時はシュート打った時に入ったかなっていう感覚はありました」。勝てば首位浮上の大一番でスーパーゴールを決めた。
新川は今年2月の磐田戦でJ2デビュー。その試合でPKを獲得し、その後もトップチームでの出場時間を増やしていく。U-18チームではプレミアリーグWEST開幕戦(対広島ユース、4月)で後半開始から出場し、追撃ゴール。だが、その後はトップチームのJ2が主戦場となり、主に交代出場ながら33試合で5得点をマークした。
そして、11月29日にJ2のシーズンが終了。すると、「ユースでプレーしたいっていう気持ちはあった」という新川はプレミアリーグWEST首位争い中のU-18チームに合流し、この大一番を迎えた。立ち上がりから強度の高さや身のこなしで違いを生み出してボールを収め、シュートやチャンスメイク。そして、流れの良い中で先制点を決めた。
先制後も難しい体勢から左足を振るなど相手の脅威に。だが、徐々にチームの運動量が低下し、相手に主導権を握られてしまう。新川はその中でも前線でボールを収め、シュートも放った。また、献身的な守備も続け、1-0の後半29分に交代。だが、チームは後半アディショナルタイムの連続失点によって敗れ、神戸U-18の優勝が決まった。
新川は「もう今日が一番大事な試合だっていうのは分かっていたんで。勝つために自分はゴールっていう形で1点は決めましたけど、まだまだチャンスはあった中で、そこを全部決め切ってたらなっていう感じです。(序盤から存在感のあるプレーを続けていたが、)さすがにトップチームでやる時の強度とは全然違ったんで。これまで積み上げてきたユースのみんなの思いを背負って今日は出て、もうちょっと点は取れたかなと思います」。相手を突き放すゴールを決められなかったことを悔しがった。
日高拓磨監督は新川について、「点も取ってくれましたし、凄くたくさん追いかけてくれたんで、守備の面でもかなり助かってるんで。こっちに帰ってきて1週間しかトレーニングしてないんで、連係の部分だとか細かいところはまだまだこれからというか、もう1週間でさらに高めなきゃいけない」とコメント。惜しくも優勝を逃したチームには、「負けるべくして負けたっていうか、相手の方が上だったよねっていう話はして、そこをしっかり認めて、あそこまでこの年代で到達できるようにやっていきましょうっていうことは話しました」と明かした。
新川にとって、今年は自身も驚くようなシーズンだったという。同時に、トップチームでより多くの得点ができなかったこと、またU-18チームで出場した2試合がいずれも黒星で終わったことへの悔しさも口にする。
「非常にびっくりするようなシーズンでしたけど、悪くはなかったシーズンだと思いますけど、トップでももっと点が取れたと思いますし、ユースでも開幕戦も出て、今日も出て、チームを勝たせれなかったっていうのは自分の責任であると思うんで、まだまだ全然かなと思います」
U-18チームでの活動は残り1試合。「もう今まで支えてくださった方々への集大成の1試合になると思うんで、勝つ以外ないかなと思います」と言い切り、「(来年、トップチームでは)今年以上の結果を」と誓った。将来、海外での活躍を見据える18歳。2026年はブレイクした今年以上の活躍をし、鳥栖に多くの白星をもたらす。








(取材・文 吉田太郎)
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