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同期5人のJ加入も刺激に。選手権決勝で鮮烈弾の神村学園MF堀ノ口瑛太は日本高校選抜入りへ、「全員が残って自分たちで引っ張っていければいい」

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選手権決勝で鮮烈ゴールを決めたMF堀ノ口瑛太(神村学園高/3年)らが日本高校選抜候補合宿に参加

 第104回全国高校サッカー選手権のヒーローたちで構成された日本高校サッカー選抜候補が24日、静岡県内で選考合宿をスタートした。選手権優勝校の神村学園高(鹿児島)からGK寺田健太郎(3年)、DF今村太樹(3年)、MF堀ノ口瑛太(3年)、FW倉中悠駕(3年)の4選手が参加。選手権決勝で鮮烈なミドル弾を決めている堀ノ口は、「選手権優勝校として、全員が残って自分たちで引っ張っていければいい。自分の武器である守備での部分を出せるように頑張りたいです」と力を込めた。

GK寺田健太郎(神村学園高/3年)が相手の決定的なシュートをストップ

DF今村太樹(神村学園高/3年)は右SB、CBとしてプレー。最終ラインでボールを動かす

FW倉中悠駕(神村学園高/3年)がDF月舘汰壱アブーバクル(青森山田高/3年)を背負いながらキープ

 合宿2日目から練習試合が組まれていることもあり、蒲原晶昭監督(佐賀東高)は初日のトレーニングから10分間×3本のゲームもメニューに組み込み、選手たちも気持ちの込もったプレーを見せていた。

 ゲームは3チームに分かれて実施。ビブス黒はDF齊藤空人(鹿島学園高/3年)、メンディー・サイモン友(流通経済大柏高/2年)、今村太樹(神村学園高/3年)、MF小杉唯斗(聖和学園高/3年)、木下永愛(鹿島学園高/3年)、水澤那月(帝京長岡高/3年)、菅井琥白(興國高/3年)、福島悠士(大津高/3年)、FW根木翔大(尚志高/3年)、齊藤琉稀空(東福岡高/3年)、倉中悠駕(神村学園高/3年)の11人によって構成された。

 また、ビブス黄はDF中川光星(鹿島学園高/3年)、牧野奨(前橋育英高/3年)、榎本来輝(日大藤沢高/3年)、MF小曽納奏(尚志高/3年)、三浦春人(鹿島学園高/3年)、乙川宙(流通経済大柏高/3年)、岩崎天利(大津高/3年)、福島京次(大津高/3年)、FW深瀬幹太(青森山田高/3年)、宮本周征(帝京高/3年)の10人でチームを組んだ。

 そして、ビブス赤はDF月舘汰壱アブーバクル(青森山田高/3年)、松澤琉真(尚志高/3年)、清水朔玖(鹿島学園高/3年)、瀧口眞大(前橋育英高/3年)、廣瀬煌(流通経済大柏高/3年)、古川蒼真(流通経済大柏高/2年)、樋口汐音(帝京長岡高/3年)、堀ノ口瑛太(神村学園高/3年)、FW臼井蒼悟(尚志高/3年)、山下虎太郎(大津高/3年)、大石脩斗(鹿児島城西高/3年)でゲームを戦った。

 GKは金沢楓(矢板中央高/3年)と寺田健太郎(神村学園高/3年)が先発し、2本目の5分までプレー。そして岩瀬颯(興國高/3年)、村上葵(大津高/3年)も15分ずつプレーした。

 1本目の黄対赤はFW宮本がインターセプトから左足シュートを決めて黄が先制。赤も技術力でスタッフを唸らせていた古川や樋口、堀ノ口、右SB瀧口を軸にボールを前進させる。そして、山下がインターセプトから速攻を狙うシーンなどもあったが、赤は中川、榎本らDF陣が決定打を打たせず1-0で勝利した。

MF古川蒼真(流通経済大柏高/2年)は抜群のキープ力を見せるなど存在感

 2本目の黒対赤は赤が臼井の裏抜けからのシュートや清水の左CKから月舘の放ったヘッドなどで黒のゴールを脅かす。だが、黒はGK寺田が好反応でシュートセーブ。また、選手権で自信をつけたというCB齊藤空が存在感のある守りを見せる。メンディーらとともに相手の大石、山下の2トップを食い止め、攻撃では倉中のポストプレーから齊藤琉が相手背後を狙う。迎えた終了間際、大石が右足で強烈な一撃をゴール右に叩き込み、赤が1-0で勝利した。

エネルギッシュな動きを見せていたCB齊藤空人(鹿島学園高/3年)

昨年、U-17日本高校選抜で大活躍のFW大石脩斗(鹿児島城西高/3年)も見事な一撃を決めた

 黒対黄は5分、黄が福島京、小曽納の配球などから前進。5分には宮本が前線で相手パスをインターセプトし、そのまま縦に仕掛けてPKを獲得する。これを自ら右足で決めて先制。その後も乙川のオーバーラップなどでゴールへ迫ったのに対し、黒も根木らが前からプレッシャーをかけ、齊藤琉がDFと競りながらシュートへ持ち込む。だが、黄が2試合連続無失点で勝利。短時間ではあったものの、選手権のヒーローたちの攻防戦は見応えがあった。

FW宮本周征(帝京高/3年)は2得点の活躍

 堀ノ口は選手権優勝の反響について、「凄い空港でも出迎えてもらったり、学校でも盛大に報告会をさせてもらって、祝ってもらって嬉しいです」と説明する。また、チームメイトたちのプロ入りが新たな刺激に。選手権後に左SB荒木仁翔(3年)のいわき加入とFW日高元(3年)のRB大宮加入が発表され、同期のJクラブ加入選手はいわきDF中野陽斗主将(3年)、福岡MF福島和毅(3年)、町田FW徳村楓大(3年)と合わせて5人になった。

 また、MF細山田怜真(3年)もスペイン4部のサン・アンドレウ入りが決定。卒業後に慶應義塾大へ進学する堀ノ口は、「チームメイトがそうやってプロになってくれることで、自分もプロを目指す上で刺激になりましたし、それを大学で活かしていきたいと思います」と力を込めた。

 まずは日本高校選抜入りへアピール。「ボランチなので、全員とコミュニケーション取ってやることを意識しています。しっかりとコミュニケーション取って、強いチームにしていけるようにしたい。(明日は)今日以上に周りと合わせて、自分の武器を最大限に出せるように頑張りたいです」。25日は関東大学リーグ1部の強豪・東海大と対戦。神村学園や他のチームメイトたちと力を出し合い、勝利とアピールを目指す。

蒲原晶昭監督(佐賀東高)がU-18の高校選抜の指揮を執る

選手たちは4日間アピールを目指す


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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