Jクラブ練習参加も経験の鹿島学園GKプムラピースリブンヤコ「国立でもう一回応援したい」家族の期待に応える成長を
GK
[1.25 練習試合 U-17高校選抜候補 2-0 東海大]
全国高校サッカー選手権で日本中のサッカーファンに名を知らしめた。だが、鹿島学園高GKプムラピースリブンヤコ(2年)は実直に取り組み続けていくことを強調。大会後にはJクラブへの練習参加も経験し、来年度はさらに成長した姿を見せていく考えだ。
U-17タイ代表のプムラピーはJリーグでプレーする夢とともに高校1年生で来日。当初は登録の関係で公式戦に出場できなかったが、出場可能となった今季の後半から守護神の座を掴んだ。
選手権では全試合でゴールを守り、1回戦(○7-0)から鹿島学園の鈴木雅人監督も絶賛する193cmの長身や身体能力を生かしたスーパーセーブを披露。準決勝(○1-0)では日本で働く母、そしてタイから当日来日した父と姉の前で国立競技場での完封勝利を果たし、続く決勝は0-3で敗れたものの6万人の大観衆の前でPKセーブを見せた。
決勝からおよそ2週間、プムラピーは「6万人が入ることはタイでは無いし、プロでも6万人はあまり入らない。すごい大会だと思う」と改めて選手権の凄みを口にする。選手権での活躍によってプムラピーの注目度も一気に高まったが、「大会が終わって正直自分がちょっと有名になったけれどそういうことはあまり気にしない」。家族からは「国立でもう一回応援したい。来年も頑張って」との言葉を受けたようで、その期待に応えるべく気を引き締めて研鑽を重ねていく姿勢だ。
選手権後はJクラブに練習参加した。選手やチームスタッフから積極的に声をかけてもらったことへの嬉しさを口にし、充実の日々を送った様子だ。自信を持って臨んだというトレーニングでは「プロの舞台でプレーできるように結構勉強した」と振り返り、シュートコースの消し方やセービング時の跳躍力が課題と認識。「自分ができないことを教えてもらった。コーチや先輩から結構教えてもらった」と学んだ点も多く、「自分の高校に戻って教えてもらったことをやって頑張りたい」と力を込めた。
練習参加を終えたプムラピーはU-17日本高校サッカー選抜候補合宿に2日目から合流し、全国から集まったタレントたちと切磋琢磨しながら新たな刺激を受けている。初参加となったこの日は東海大との練習試合で25分1本プレー。安定したクロス対応などで完封した。
「自分はタイ人なんですけど(日本の選抜候補に入れて)結構嬉しい。トップの選手がみんなここにいる。25分だけしか出ていないけれどみんなと良い経験ができている」
そのように笑顔で話したプムラピーは最終メンバー入りに意欲。「自分にあまりプレッシャーをかけず」と自然体で残り2日間の選考合宿に臨みながら、選手権で掴んだ自信やJクラブへの練習参加で得た経験を糧にアピールしていく。
(取材・文 加藤直岐)
全国高校サッカー選手権で日本中のサッカーファンに名を知らしめた。だが、鹿島学園高GKプムラピースリブンヤコ(2年)は実直に取り組み続けていくことを強調。大会後にはJクラブへの練習参加も経験し、来年度はさらに成長した姿を見せていく考えだ。
U-17タイ代表のプムラピーはJリーグでプレーする夢とともに高校1年生で来日。当初は登録の関係で公式戦に出場できなかったが、出場可能となった今季の後半から守護神の座を掴んだ。
選手権では全試合でゴールを守り、1回戦(○7-0)から鹿島学園の鈴木雅人監督も絶賛する193cmの長身や身体能力を生かしたスーパーセーブを披露。準決勝(○1-0)では日本で働く母、そしてタイから当日来日した父と姉の前で国立競技場での完封勝利を果たし、続く決勝は0-3で敗れたものの6万人の大観衆の前でPKセーブを見せた。
決勝からおよそ2週間、プムラピーは「6万人が入ることはタイでは無いし、プロでも6万人はあまり入らない。すごい大会だと思う」と改めて選手権の凄みを口にする。選手権での活躍によってプムラピーの注目度も一気に高まったが、「大会が終わって正直自分がちょっと有名になったけれどそういうことはあまり気にしない」。家族からは「国立でもう一回応援したい。来年も頑張って」との言葉を受けたようで、その期待に応えるべく気を引き締めて研鑽を重ねていく姿勢だ。
選手権後はJクラブに練習参加した。選手やチームスタッフから積極的に声をかけてもらったことへの嬉しさを口にし、充実の日々を送った様子だ。自信を持って臨んだというトレーニングでは「プロの舞台でプレーできるように結構勉強した」と振り返り、シュートコースの消し方やセービング時の跳躍力が課題と認識。「自分ができないことを教えてもらった。コーチや先輩から結構教えてもらった」と学んだ点も多く、「自分の高校に戻って教えてもらったことをやって頑張りたい」と力を込めた。
練習参加を終えたプムラピーはU-17日本高校サッカー選抜候補合宿に2日目から合流し、全国から集まったタレントたちと切磋琢磨しながら新たな刺激を受けている。初参加となったこの日は東海大との練習試合で25分1本プレー。安定したクロス対応などで完封した。
「自分はタイ人なんですけど(日本の選抜候補に入れて)結構嬉しい。トップの選手がみんなここにいる。25分だけしか出ていないけれどみんなと良い経験ができている」
そのように笑顔で話したプムラピーは最終メンバー入りに意欲。「自分にあまりプレッシャーをかけず」と自然体で残り2日間の選考合宿に臨みながら、選手権で掴んだ自信やJクラブへの練習参加で得た経験を糧にアピールしていく。
(取材・文 加藤直岐)


