「自分の出せることを最大限出そう」。GK川口大惺(法政二)がファインセーブを連発し、日本高校選抜の前に大きく立ちはだかる
[2.8 交流戦 日本高校選抜 3-2神奈川県U-17選抜]
序盤に中央から崩されて失点。2本目もショートカウンターからゴールを奪われたものの、Jクラブも注目したFW宮本周征(帝京高/3年)やインターハイ得点王FW山下虎太郎(大津高/3年)、選手権で6得点のFW倉中悠駕(神村学園高/3年)、同4得点のFW齊藤琉稀空(東福岡高/3年)らを擁した日本高校選抜の前に大きく立ちはだかっていた。
神奈川県U-17選抜のGK川口大惺(法政二高/2年=横浜F・マリノスジュニアユース出身)は66分間の出場で2失点。宮本や山下の枠を捉えてきたシュートを次々と止め、DF廣瀬煌(流通経済大柏高/3年)の至近距離からの一撃もビッグセーブ。本人は「最初のミスを取り返そうって気持ちでやってたんで、その分、いつも以上に力が出たのかなと思います」と謙遜していたが、味方も“やられた”と思うようなシーンで止めまくっていた。
コースへのシュートをパンチングで止めるシーンが幾度もあったが、本人によるとそれは感覚的なものなのだという。「あれはもう、『ここに来るだろうな』みたいな感じで跳んで、たまたまボールが来ただけで、駆け引きとか反応とかじゃないです。考えるより先に身体が動いてという感じです」と微笑む。その川口は試合後に行われたPK戦にもGK近江屋雄大(桐蔭学園高/2年)と1本ずつ交代しながら参加。1本をストップし、会場を沸かせた。
法政二は昨年、関東大会神奈川県予選で初優勝。だが、川口は「去年の段階では3番手」だったことを明かす。それでも、強豪・横浜FMジュニアユース出身の実力派。「上がれなくて。法政大学に繋がっているから」法政二に進学した川口は1年時から神奈川県選抜入りし、この日本高校選抜戦でも堂々のパフォーマンスを見せた。
「最初怖かったんですけど、試合始まってからは特にそういうことも気にせず、ただただ強い相手だってことだけ意識して、自分の出せることを最大限出そうってことを一番意識してやっていました」。日本高校選抜を苦しめた守護神は今後、スカウトや関係者たちからの見られ方が変わるかもしれない。
「まだ全国に行ったことない高校で自分を見せづらいっていうところあるんで、自分を見てもらえるようになったらいいなと思います」と期待。そして、「サッカーを楽しむことを忘れずに、後悔しないような高校生活を送りたいです」と語った。
サイズは183cm、75kg。現在の強みと課題は「(強みは)左足のキックとかのビルドアップと、シュートストップだったり、ここから伸ばしていきたいのは、クロスとかのアタックの判断とか、あとイージーミスをなくしていくことです」。憧れは横浜FMなどで活躍した元日本代表GK川口能活だ。同じ苗字を持つGKは日本高校選抜戦をきっかけに、楽しみながら自身を成長させ、個人、チームの活躍に結びつける。




(取材・文 吉田太郎)
序盤に中央から崩されて失点。2本目もショートカウンターからゴールを奪われたものの、Jクラブも注目したFW宮本周征(帝京高/3年)やインターハイ得点王FW山下虎太郎(大津高/3年)、選手権で6得点のFW倉中悠駕(神村学園高/3年)、同4得点のFW齊藤琉稀空(東福岡高/3年)らを擁した日本高校選抜の前に大きく立ちはだかっていた。
神奈川県U-17選抜のGK川口大惺(法政二高/2年=横浜F・マリノスジュニアユース出身)は66分間の出場で2失点。宮本や山下の枠を捉えてきたシュートを次々と止め、DF廣瀬煌(流通経済大柏高/3年)の至近距離からの一撃もビッグセーブ。本人は「最初のミスを取り返そうって気持ちでやってたんで、その分、いつも以上に力が出たのかなと思います」と謙遜していたが、味方も“やられた”と思うようなシーンで止めまくっていた。
コースへのシュートをパンチングで止めるシーンが幾度もあったが、本人によるとそれは感覚的なものなのだという。「あれはもう、『ここに来るだろうな』みたいな感じで跳んで、たまたまボールが来ただけで、駆け引きとか反応とかじゃないです。考えるより先に身体が動いてという感じです」と微笑む。その川口は試合後に行われたPK戦にもGK近江屋雄大(桐蔭学園高/2年)と1本ずつ交代しながら参加。1本をストップし、会場を沸かせた。
法政二は昨年、関東大会神奈川県予選で初優勝。だが、川口は「去年の段階では3番手」だったことを明かす。それでも、強豪・横浜FMジュニアユース出身の実力派。「上がれなくて。法政大学に繋がっているから」法政二に進学した川口は1年時から神奈川県選抜入りし、この日本高校選抜戦でも堂々のパフォーマンスを見せた。
「最初怖かったんですけど、試合始まってからは特にそういうことも気にせず、ただただ強い相手だってことだけ意識して、自分の出せることを最大限出そうってことを一番意識してやっていました」。日本高校選抜を苦しめた守護神は今後、スカウトや関係者たちからの見られ方が変わるかもしれない。
「まだ全国に行ったことない高校で自分を見せづらいっていうところあるんで、自分を見てもらえるようになったらいいなと思います」と期待。そして、「サッカーを楽しむことを忘れずに、後悔しないような高校生活を送りたいです」と語った。
サイズは183cm、75kg。現在の強みと課題は「(強みは)左足のキックとかのビルドアップと、シュートストップだったり、ここから伸ばしていきたいのは、クロスとかのアタックの判断とか、あとイージーミスをなくしていくことです」。憧れは横浜FMなどで活躍した元日本代表GK川口能活だ。同じ苗字を持つGKは日本高校選抜戦をきっかけに、楽しみながら自身を成長させ、個人、チームの活躍に結びつける。




(取材・文 吉田太郎)



