[MOM5436]早稲田実DF小島凜久(2年)_新リーダーが強い責任感を持って戦い、無失点勝利
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.21 関東大会東京都予選2回戦 日大豊山高 0-0(PK3-5)早稲田実高 駒沢2]
選手権出場校・早稲田実高は日大豊山高の守りをこじ開けることができなかったが、無失点でPK戦勝利。主将のDF小島凜久(2年=FC東京U-15むさし出身)が3バックの中央で強い責任感を持ってゴールを守っていた。
この日は相手の1トップFW中村慈温(2年)とマッチアップする形で競り合う回数が増加。後半は両脇のDF高橋圭太(2年)、DF小林凌空(1年)と話し合い、はっきりと前に出てロングボールを跳ね返していた。
1年時から公式戦を経験してきた注目DFは、「カバーのところとか、予測の速さっていうのは、やっぱり自分の1つの大きな武器だと思います」。3バックの中央で全体を見渡しながら得意のカバーリング。また、後方からの的確な指示でピンチの芽を摘み、正確なフィードも見せていた。
今年はチームリーダーとして早稲田実を引っ張る役割を担う。森泉武信監督は小島が責任感の強さのあまり、1人で2人分の役割を果たそうとするなど、気負いすぎてしまうことを危惧していた。小島だけでなく、選手権経験者に見られているという傾向。そこでミスが生まれてしまう可能性もあることを小島は理解し、チームメイトに助けてもらいながらリーダーシップを発揮していく考えだ。
「(バランスが)難しくはあるけれど、やっぱり自分が1年生から出ているんで、今、キャプテンっていう立場を任されていて、人一倍やらなきゃいけないとは思っています。仲間も頼りながら自分も出るところは出てっていうのはできてると思うので、それは周りの支えが一番大きいかな、っていう風に思います」
期待された選手権は国立開幕戦で徳島市立高(徳島)に1-4で敗戦。0-0で試合を進めていたが、前半終了間際、小島はクリアミスで1点目のシーンに絡んでしまっている。また、相手のセットプレー、クロスから失点を重ねてまさかの4失点。「自分が1個上の代を終わらせてしまったっていう感じの気持ちがあったんで、それを返すためにも自分たちの代で(選手権に)行けたらいいなっていう風に思います」と語る。
そして、「自分たちの力がない中でもチームで結束して、個人の能力を足し算した以上の結果っていうのをいつも求められてると思うんで、そこに向かって自分たちのチームもやっていければいいかなっていう風に思います」と誓った。
国立競技場の18,364人の観衆の前でプレーしたことは貴重な経験。また、注目DFが成長するきっかけになっていることも確かだ。「(目情は)FC東京で育ってきたんで森重選手」というように、課題の足元を向上させ、DF森重真人(FC東京)のようなDFになることを目指す。そして、助け合いながらチームを引っ張り、早実をレベルアップさせて、1年後の選手権で白星を勝ち取る。






(取材・文 吉田太郎)
[3.21 関東大会東京都予選2回戦 日大豊山高 0-0(PK3-5)早稲田実高 駒沢2]
選手権出場校・早稲田実高は日大豊山高の守りをこじ開けることができなかったが、無失点でPK戦勝利。主将のDF小島凜久(2年=FC東京U-15むさし出身)が3バックの中央で強い責任感を持ってゴールを守っていた。
この日は相手の1トップFW中村慈温(2年)とマッチアップする形で競り合う回数が増加。後半は両脇のDF高橋圭太(2年)、DF小林凌空(1年)と話し合い、はっきりと前に出てロングボールを跳ね返していた。
1年時から公式戦を経験してきた注目DFは、「カバーのところとか、予測の速さっていうのは、やっぱり自分の1つの大きな武器だと思います」。3バックの中央で全体を見渡しながら得意のカバーリング。また、後方からの的確な指示でピンチの芽を摘み、正確なフィードも見せていた。
今年はチームリーダーとして早稲田実を引っ張る役割を担う。森泉武信監督は小島が責任感の強さのあまり、1人で2人分の役割を果たそうとするなど、気負いすぎてしまうことを危惧していた。小島だけでなく、選手権経験者に見られているという傾向。そこでミスが生まれてしまう可能性もあることを小島は理解し、チームメイトに助けてもらいながらリーダーシップを発揮していく考えだ。
「(バランスが)難しくはあるけれど、やっぱり自分が1年生から出ているんで、今、キャプテンっていう立場を任されていて、人一倍やらなきゃいけないとは思っています。仲間も頼りながら自分も出るところは出てっていうのはできてると思うので、それは周りの支えが一番大きいかな、っていう風に思います」
期待された選手権は国立開幕戦で徳島市立高(徳島)に1-4で敗戦。0-0で試合を進めていたが、前半終了間際、小島はクリアミスで1点目のシーンに絡んでしまっている。また、相手のセットプレー、クロスから失点を重ねてまさかの4失点。「自分が1個上の代を終わらせてしまったっていう感じの気持ちがあったんで、それを返すためにも自分たちの代で(選手権に)行けたらいいなっていう風に思います」と語る。
そして、「自分たちの力がない中でもチームで結束して、個人の能力を足し算した以上の結果っていうのをいつも求められてると思うんで、そこに向かって自分たちのチームもやっていければいいかなっていう風に思います」と誓った。
国立競技場の18,364人の観衆の前でプレーしたことは貴重な経験。また、注目DFが成長するきっかけになっていることも確かだ。「(目情は)FC東京で育ってきたんで森重選手」というように、課題の足元を向上させ、DF森重真人(FC東京)のようなDFになることを目指す。そして、助け合いながらチームを引っ張り、早実をレベルアップさせて、1年後の選手権で白星を勝ち取る。


早稲田実のDF小島凜久主将は3バックの中央で高さを発揮




(取材・文 吉田太郎)



