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2010年早生まれ、186cmのシュートセーバー。大分U-18GK赤池快斗は先輩たちから刺激を受け、攻守に成長中

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大分トリニータU-18GK赤池快斗(2年)

「FIFA U-17ワールドカップ カタール2025」のU-17日本代表のメンバーにも選ばれ、絶対的な守護神だったGK平野稜太(現・関西大)が卒業し、今年はポジションをつかみ取る格好のチャンス。3月25日から28日にかけて行なわれた「PUMA CUP U-17 in SAKAI」で積極的なチャレンジを繰り返し、アピールを続けていたのが大分トリニータU-18のGK赤池快斗(2年)だった。

 186cmの高身長とシュートストップが売りで、重心を低く保ちながらプレーするため大型ながらも低いコースへのシュートも素早く反応できる。ベルギー代表のティボー・クルトワ(レアル・マドリー)を憧れの選手として挙げる守護神の将来性は高く、宮崎県のアリーバFCから進学する際は九州内のJクラブや強豪校から声がかかったという。

「GKたちの雰囲気が良くて一番成長できるチームだと思った」との理由で選んだ大分U-18での成長は著しい。「自分は守備的なゴールキーパー」と自己分析するようにシュートストップに自信を持ちながらもビルドアップを苦手としていた赤池にとって、先輩の平野は良き教材だった。「平野君のプレーは練習から常に見て来て全部がお手本というか、シュートストップが凄いし、攻撃でも起点になれるので凄かった。攻撃が得意な選手でキックの質が高かったので、どう蹴れば上手くなれるのかアドバイスをもらっていました」。

 平野の壁は厚く、昨年はAチームでの出場機会が少なかったが、トップチームの練習参加も経験し、大分U-18出身で年の近いGK古野優斗らにGKとしてのイロハを優しく教えてもらったという。先輩たちに刺激を受けながら成長を続け、これまでは大型ながらも最高到達点でキャッチングできないことが課題だったが、チャレンジを続けることで自信をつかんできた。PUMA CUPでも安定感のあるセービングを披露しながら、最後尾で積極的にボールを受けて配球する姿が印象的だった。

「今年こそは絶対にスタメンを取りたい。このまま体重がないと当たり負けすると思った」という赤池は1月から体重増加を目指し、食事の意識を変えた。朝昼晩の三食で食べるお米の量を増やし、間食もおにぎりやお茶漬けを摂るようにした結果、わずか2か月で体重が2kg増加。「風呂に入って自分の姿を見るとゴツくなってきたなと思う」と笑うように上半身は逞しくなっており、プレーにも反映されている。

「GKがいなかったので自分がやってみたいと思った。楽しそうだと思ってやってみたら実際楽しくて、そのままGKをするようになった」。そう振り返るように幼少の頃から身長が大きかった赤池は小学2年生の頃からGK一筋。「これは入ったなとみんなが思うようなシュートを止めた時が嬉しい」と続けるように、ビッグセーブでチームのピンチを救うことにやりがいを感じている。

 平野同様、早生まれである点も魅力。2010年生まれである赤池は、2027年のU-17ワールドカップを目指す“10ジャパン”の資格を持っている。自チームでこのまま出場機会をつかみ取ればチャンスは出てくるだろう。トップチーム、として日本代表のピンチを救える選手になるため、赤池は成長を続けていく。

(取材・文 森田将義)


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森田将義
Text by 森田将義

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