[球蹴男児U-16]九州国際大付は可能性を示すも黒星スタート。CB、ボランチで奮闘の堤田騎士「基準をもっと上げていかないといけない」
前半17分、
[5.4 球蹴男児U-16 D1リーグ第1節 九州国際大付高 2-4 国見高 大津町運動公園多目的A]
怪我人が多く、主力の半数近くを欠いた状態で開幕戦に挑んだ九州国際大付高(福岡)。「日頃の練習から熱量を持って最後まで気合を入れて試合に挑めるように声を出してきました」と口にするのはDF堤田騎士(北九州U-15出身)で、立ち上がりからアグレッシブかつパワフルなサッカーで、国見高(長崎)に挑んだ。
入学して1か月ほどだが、ボールを持ったら素早く前線に展開する九国スタイルはチームに植え付けられており、この日も184㎝のFW嶺秀斗目掛けてロングボールを展開する。前半3分にはクリアボールを右前方に大きく蹴りだすと、抜け出したDF渡辺大起が中にクロス。こぼれ球をMF高柳颯が狙い、国見ゴールを脅かした。


決して悪くない試合の入りだったが、前半6分には自陣右でファールを与え、国見にFKを献上すると、クロスからヘディングシュートを決められ、失点。17分には相手のビルドアップを奪った嶺がゴールを決めて同点に追い付いたが、34分には再びセットプレーからゴールを許し、1-2で試合を折り返した。「油断からの2失点。前半は0対0で抑えて、後半から行くつもりだったのに相手の流れに持っていかれてしまった」(堤田)。
後半15分には3失点目を許したが、185cmのDF桑野瑛斗を入れて前線のターゲットを嶺との2枚に変更。「前半は裏にボールを入れてもゴールに行けない感じがしていたので、おさめて拾って(クロスを)上げる攻撃を後半は意識するようになった」(堤田)。
そうした変更が奏功し、27分にはCKからDF岡田海兎がゴール。MF石田真輝も力強い突破を見せており、そのままの勢いで同点、逆転まで持ち込みたいところだったが、「ボールをおさめるところや前を向いて運ぶところだったり、細かいところでの技術がまだまだ足りていなかった」(堤田)ためゴールが続かない。


35分には4失点目を許し、終わってみれば2-4でタイムアップ。試合後、堤田は「後半は点を取った流れのまま行けたら勝利も見えたと思う。細かいところまで拘ることができず、負けてしまったので悔しい」と唇を噛んだ。
黒星発進となったものの、各所に九州国際大付らしさを感じる大型選手がいて、パワフルな攻撃を繰り出すシーンも見られ、可能性を感じたのも確かだ。「前からの守備や粘り強い守備が得意だったので、九国のサッカーに魅力を感じて入学を決めた」と話す堤田も可能性を感じた選手の一人だった。前半はCB、後半はボランチでプレーし、特徴のあるアタッカー陣を生かすため、相手の間や裏に落とすボールの配球が光った。
「基準をもっと上げていかないといけない。練習から試合を意識していきたい」。堤田がそう口にしたように開幕戦から課題を知ることができたのはプラスと言えるかもしれない。悔しさを力に変えて、九州国際大付は巻き返しを狙う。




(取材・文 森田将義)
怪我人が多く、主力の半数近くを欠いた状態で開幕戦に挑んだ九州国際大付高(福岡)。「日頃の練習から熱量を持って最後まで気合を入れて試合に挑めるように声を出してきました」と口にするのはDF堤田騎士(北九州U-15出身)で、立ち上がりからアグレッシブかつパワフルなサッカーで、国見高(長崎)に挑んだ。
入学して1か月ほどだが、ボールを持ったら素早く前線に展開する九国スタイルはチームに植え付けられており、この日も184㎝のFW嶺秀斗目掛けてロングボールを展開する。前半3分にはクリアボールを右前方に大きく蹴りだすと、抜け出したDF渡辺大起が中にクロス。こぼれ球をMF高柳颯が狙い、国見ゴールを脅かした。


DF堤田騎士(ギラヴァンツ北九州U-15出身)が前線へ配球する
決して悪くない試合の入りだったが、前半6分には自陣右でファールを与え、国見にFKを献上すると、クロスからヘディングシュートを決められ、失点。17分には相手のビルドアップを奪った嶺がゴールを決めて同点に追い付いたが、34分には再びセットプレーからゴールを許し、1-2で試合を折り返した。「油断からの2失点。前半は0対0で抑えて、後半から行くつもりだったのに相手の流れに持っていかれてしまった」(堤田)。
後半15分には3失点目を許したが、185cmのDF桑野瑛斗を入れて前線のターゲットを嶺との2枚に変更。「前半は裏にボールを入れてもゴールに行けない感じがしていたので、おさめて拾って(クロスを)上げる攻撃を後半は意識するようになった」(堤田)。
そうした変更が奏功し、27分にはCKからDF岡田海兎がゴール。MF石田真輝も力強い突破を見せており、そのままの勢いで同点、逆転まで持ち込みたいところだったが、「ボールをおさめるところや前を向いて運ぶところだったり、細かいところでの技術がまだまだ足りていなかった」(堤田)ためゴールが続かない。


後半27分、DF岡田海兎(北九州市立思永中出身)がヘディングシュートを決める
35分には4失点目を許し、終わってみれば2-4でタイムアップ。試合後、堤田は「後半は点を取った流れのまま行けたら勝利も見えたと思う。細かいところまで拘ることができず、負けてしまったので悔しい」と唇を噛んだ。
黒星発進となったものの、各所に九州国際大付らしさを感じる大型選手がいて、パワフルな攻撃を繰り出すシーンも見られ、可能性を感じたのも確かだ。「前からの守備や粘り強い守備が得意だったので、九国のサッカーに魅力を感じて入学を決めた」と話す堤田も可能性を感じた選手の一人だった。前半はCB、後半はボランチでプレーし、特徴のあるアタッカー陣を生かすため、相手の間や裏に落とすボールの配球が光った。
「基準をもっと上げていかないといけない。練習から試合を意識していきたい」。堤田がそう口にしたように開幕戦から課題を知ることができたのはプラスと言えるかもしれない。悔しさを力に変えて、九州国際大付は巻き返しを狙う。


MF村上由弥(レノファ山口FC WEST出身)は正確なキックが光り、アシストも記録


(取材・文 森田将義)


