笑顔があふれる「試合前の集合写真」で指揮官が覚えた勝利の予感。東京Vユースは帝京長岡に5-2で打ち勝って4戦ぶりの白星獲得!
[5.24 プレミアリーグEAST第9節 東京Vユース 5-2 帝京長岡高 ヴェルディグラウンド]
点が欲しいところで、しっかり点を獲り切る。守らなくてはいけないところで、しっかり守り切る。なかなか勝利が付いてこない状況を強いられていた中で、チームとしてここまで積み重ねてきたプレミアでの経験が、この日のランドの90分間には、過不足なく詰まっていた。
「そんなに点差ほどの差はなかったですし、本当に紙一重で、どちらが点を獲るかでゲームの流れは凄く変わったと思いますけど、そういう試合で勝ちをこっちに持ってこれたのは選手の頑張りだと思うので、今日はそこが大きかったかなと思います」(東京ヴェルディユース・手島和希監督)
今季最多の5ゴールで、打ち合いを制す!24日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2026 EAST第9節で、東京ヴェルディユース(東京)と帝京長岡高(新潟)が激突した一戦は、ホームの東京Vユースが5-2で攻め勝ち、4試合ぶりの白星を手にしている。
試合は早々に動く。前半9分は東京Vユースのアタック。ギャップに潜ってボールを受けたMF若月蓮(2年)のスルーパスから、右サイドを抜け出したMF木下晴天(3年)が高速クロス。逆サイドから飛び込んできたMF広瀬怜音(3年)のボレーがゴールネットを揺らす。1-0。ホームチームがいきなりリードを奪う。






ただ、帝京長岡もすぐさま反撃。11分にはMF網中絆希(2年)のパスから、FW岡中舜(3年)の枠内シュートは東京VユースGK名和優太朗(2年)がファインセーブで凌いだものの、直後の右CKをキャプテンのMF和食陽向(3年)が蹴り込むと、マーカーと競り合ったDF曾我悠雅(3年)のヘディングはゴールへ到達する。記録はオウンゴールになったが、「コーナーからの得点は意識していたので、思い通りのプレーでした」と曾我。12分。アウェイチームがすぐさま同点に追い付く。




意地の張り合いはスコアに直結する。22分。広瀬が左へ展開した流れから、「あそこのクロスはずっと練習してきたところなので、イメージ通りに蹴れました」というDF原田爽潤(2年)が完璧なクロス。「思い切り飛び込んで、体のどこかに当ててやろうと思っていました」と話す若月が、ボールをゴールへ流し込む。「ずっと点を決められていなくて、そろそろ結果を残したいと思っていたので、『ここで決めないでどうするんだ』みたいな感じでした」という20番は、これが7試合ぶりの得点。2-1。東京Vユースが再び一歩前に出る。






またも追い掛ける展開となった帝京長岡は、中盤で網中とMF霧生海伊(3年)がボールを握りつつ、右ウイングバックのMF秋山陽登(3年)の推進力をスイッチに、貫く攻撃姿勢。35分には秋山が右サイドを切り裂き、FW児山雅稀(2年)の反転シュートは名和にキャッチされるも好トライ。38分にも和食の強烈なシュートがクロスバーを叩き、詰めた児山のシュートは名和に阻まれるも、きっちりチャンスを創出。それでも前半は東京Vユースが1点のアドバンテージを握って、45分間が終了した。
後半開始から動いたのはホームチーム。前線で奮闘したFW古賀大雅(3年)とFW鈴木暖人(3年)を入れ替えると、4分にはセットプレーから好機。左CKをMF下吉洸平(3年)、広瀬とショートで繋ぎ、若月のクロスに鈴木が競り勝ったボールを、DF渡邉春来(3年)がゴールへ押し込む。「練習していた形とはちょっと違うんですけど、相手を見て、オープンプレーとほぼ同じような形でやったら、うまくいきました」(下吉)「蹴った瞬間に、良いボールが行った感覚はありました」(若月)。3-1。点差が開く。






「後半のスタートからそのフォーメーションで行くかというのは、考えてはいたんですけどね」と口にした帝京長岡の古沢徹監督は、8分に決断。粘り強く戦っていたDF堀田宙吾(3年)を下げて、背番号10のMF香西秀河(3年)を投入し、システムを[3-4-3]から[4-4-2]にシフト。ビハインドを引っ繰り返すための策に打って出る。
14分は帝京長岡。DF平松永宇(3年)が縦パスを打ち込み、香西は巧みなターンから中央へ。和食が粘ったこぼれを香西が叩いたボレーは枠の左へ逸れるも、らしい一連を披露。17分も帝京長岡。岡中が狭いスペースにラストパスを通し、走った児山の枠内シュートは名和がセーブ。「後半は帝京長岡にボールを握られていたので、自分的にはメッチャキツかったですね」とは東京Vユースの左ウイングバックを務める原田。攻めるアウェイチーム。耐えるホームチーム。
26分も帝京長岡。香西、平松、和食、桐生と細かいパスが回り、平松の完璧な折り返しに岡中が合わせた決定的なシュートは枠を越えたものの、諦めない姿勢の結実は33分。DF吉田龍悟(3年)の綺麗なフィードに、右サイドでマーカーの裏を取った秋山が中へ丁寧なクロス。走り込んだ児山のシュートがゴールネットを貫く。3-2。たちまち点差は1点に。






押し込まれる時間が続く中で、失点を喫した東京Vユース。「ちょっと全体的な流れが悪かったので、春来の声で『ここはいったん引こう』という形にして、その時間を乗り切ろうという考えでした」と話したDFカマラ・シェック・セザール(3年)、渡邉、DF川本悠祐(2年)で組んだ3バックは少し引き込みつつ、ドイスボランチの下吉とMFゼイナー大耀(1年)もまずは守備ブロックの構築に腐心。丁寧に時計の針を進めていく。
41分は帝京長岡にビッグチャンス。和食の粘り強いインターセプトから、児山は中央を40メートル近くドリブルで運んで右へ。岡中のクロスはエリア内でこぼれると、いち早く反応した児山の左足シュートは枠を襲うも、名和が力強く慎重にキャッチ。鋭いカウンターも、同点には結びつかない。
試合を決めたのは23番の1年生と11番のストライカー。42分。広瀬が右へ振り分け、2分前に投入されたばかりのDF渡部直宏(1年)が正確なクロス。宙を舞った鈴木のヘディングは、ゴールネットへ吸い込まれる。45分。今度はゼイナーが右へ展開。ここも渡部がクロスを上げ切り、DFのクリアはニアに飛び込んだ鈴木に当たって、ゴールへと転がり込む。




ファイナルスコアは5-2。「ちょっと我慢する時間もありましたけど、あそこを我慢できたから、また次の得点が獲れたかなと思うので、あの時間をしっかり守れて、また自分たちがチャンスを作れて、最後に点が獲れたのは良かったですね」(手島監督)。ゲームの勘所をきっちり押さえた東京Vユースが、第5節以来の勝点3を逞しく手繰り寄せる結果となった。






第5節で前年王者の鹿島アントラーズユースに3-2で競り勝ち、5試合を消化して3勝1分け1敗と好スタートを切った今季の東京Vユースだったが、第6節でFC東京U-18とのダービーを落とすと、続く流通経済大柏高戦にも勝ち切れず、初の連敗に。さらに前節のベガルタ仙台ユース戦は、後半アディショナルタイムに追い付かれてのドローと、ここ最近はやや難しい時間を過ごしていた。
ただ、手島監督は選手たちのトレーニングに臨む姿勢にも、十分な手ごたえを感じていた。「選手たちは全然暗くならず、前向きに、明るく、トレーニングにもしっかり取り組んでくれている姿勢は見えていたので、何とか勝たせてやりたいなという想いはありました」。
実はこの日のキックオフ直前に、指揮官が勝利を予感するような出来事があったという。「“あの時”にスイッチが入ったような気がしましたね。それまでは『ちょっとどうなのかな』と思っていたんですけど、あの雰囲気で『あ、今日はもしかしたら』と思いましたし、今日の勝利はアレがあったからなのかなと」。
“あの時”とは試合前の集合写真時の一幕。いつも声掛けを任されているムードメーカーの“機転”が、チームに笑顔の渦を巻き起こす。「今日はグラウンドの向こう側で『なかやまきんに君』がイベントをやっていたので、『向こうも盛り上がっているんですけど、こっちも盛り上げられるように頑張っていきましょう!5,4,3,2,1,ヤ―!』というネタが思いつきました(笑)」(原田)




チームメイトからは「『パワー!』じゃないのかよ」というツッコミも入りながら、一気に和やかな空気が充満する。「アレはオレの仕事で、毎回やらされています。事前に考えていたらサッカーに集中できないので(笑)、即興でやっています」とは本人だが、「毎回爽潤が場を和ませてくれて、みんな笑顔でピッチに入れていると思います」と下吉が話せば、「マジで今日は良かったですね。自分も緊張がほぐれました」とはカマラ。やはり原田の声掛けが勝利に与えた影響は、少なからず、確実に、あったようだ。
プレミアリーグはここから1か月弱の中断期間に入る。東京Vユースはその間にJユースカップも戦いつつ、改めて前期の残り2試合への準備を進めることになる。手島監督は改めて、これからの戦いに気を引き締める。
「前期はあと2試合あるので、総括は一回りしてからという感じですね。ここまで結構いろいろな選手が試合に出られたと思うので、ここからチームとしても、個人としても、課題を見つけながら成長していければと思います」。
サッカー小僧が集うランドには、この日も相変わらず独特のエネルギーが満ち満ちていた。例年以上に纏っている明るいパワーは、このチームをどういう方向に導いていくのか。弾ける時は思い切り弾け、締める時はきっちり締める。2026年の東京Vユースはアグレッシブに、ポジティブに、日々進化を続けていく。


(取材・文 土屋雅史)
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点が欲しいところで、しっかり点を獲り切る。守らなくてはいけないところで、しっかり守り切る。なかなか勝利が付いてこない状況を強いられていた中で、チームとしてここまで積み重ねてきたプレミアでの経験が、この日のランドの90分間には、過不足なく詰まっていた。
「そんなに点差ほどの差はなかったですし、本当に紙一重で、どちらが点を獲るかでゲームの流れは凄く変わったと思いますけど、そういう試合で勝ちをこっちに持ってこれたのは選手の頑張りだと思うので、今日はそこが大きかったかなと思います」(東京ヴェルディユース・手島和希監督)
今季最多の5ゴールで、打ち合いを制す!24日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2026 EAST第9節で、東京ヴェルディユース(東京)と帝京長岡高(新潟)が激突した一戦は、ホームの東京Vユースが5-2で攻め勝ち、4試合ぶりの白星を手にしている。
試合は早々に動く。前半9分は東京Vユースのアタック。ギャップに潜ってボールを受けたMF若月蓮(2年)のスルーパスから、右サイドを抜け出したMF木下晴天(3年)が高速クロス。逆サイドから飛び込んできたMF広瀬怜音(3年)のボレーがゴールネットを揺らす。1-0。ホームチームがいきなりリードを奪う。






ただ、帝京長岡もすぐさま反撃。11分にはMF網中絆希(2年)のパスから、FW岡中舜(3年)の枠内シュートは東京VユースGK名和優太朗(2年)がファインセーブで凌いだものの、直後の右CKをキャプテンのMF和食陽向(3年)が蹴り込むと、マーカーと競り合ったDF曾我悠雅(3年)のヘディングはゴールへ到達する。記録はオウンゴールになったが、「コーナーからの得点は意識していたので、思い通りのプレーでした」と曾我。12分。アウェイチームがすぐさま同点に追い付く。




意地の張り合いはスコアに直結する。22分。広瀬が左へ展開した流れから、「あそこのクロスはずっと練習してきたところなので、イメージ通りに蹴れました」というDF原田爽潤(2年)が完璧なクロス。「思い切り飛び込んで、体のどこかに当ててやろうと思っていました」と話す若月が、ボールをゴールへ流し込む。「ずっと点を決められていなくて、そろそろ結果を残したいと思っていたので、『ここで決めないでどうするんだ』みたいな感じでした」という20番は、これが7試合ぶりの得点。2-1。東京Vユースが再び一歩前に出る。






またも追い掛ける展開となった帝京長岡は、中盤で網中とMF霧生海伊(3年)がボールを握りつつ、右ウイングバックのMF秋山陽登(3年)の推進力をスイッチに、貫く攻撃姿勢。35分には秋山が右サイドを切り裂き、FW児山雅稀(2年)の反転シュートは名和にキャッチされるも好トライ。38分にも和食の強烈なシュートがクロスバーを叩き、詰めた児山のシュートは名和に阻まれるも、きっちりチャンスを創出。それでも前半は東京Vユースが1点のアドバンテージを握って、45分間が終了した。
後半開始から動いたのはホームチーム。前線で奮闘したFW古賀大雅(3年)とFW鈴木暖人(3年)を入れ替えると、4分にはセットプレーから好機。左CKをMF下吉洸平(3年)、広瀬とショートで繋ぎ、若月のクロスに鈴木が競り勝ったボールを、DF渡邉春来(3年)がゴールへ押し込む。「練習していた形とはちょっと違うんですけど、相手を見て、オープンプレーとほぼ同じような形でやったら、うまくいきました」(下吉)「蹴った瞬間に、良いボールが行った感覚はありました」(若月)。3-1。点差が開く。






「後半のスタートからそのフォーメーションで行くかというのは、考えてはいたんですけどね」と口にした帝京長岡の古沢徹監督は、8分に決断。粘り強く戦っていたDF堀田宙吾(3年)を下げて、背番号10のMF香西秀河(3年)を投入し、システムを[3-4-3]から[4-4-2]にシフト。ビハインドを引っ繰り返すための策に打って出る。
14分は帝京長岡。DF平松永宇(3年)が縦パスを打ち込み、香西は巧みなターンから中央へ。和食が粘ったこぼれを香西が叩いたボレーは枠の左へ逸れるも、らしい一連を披露。17分も帝京長岡。岡中が狭いスペースにラストパスを通し、走った児山の枠内シュートは名和がセーブ。「後半は帝京長岡にボールを握られていたので、自分的にはメッチャキツかったですね」とは東京Vユースの左ウイングバックを務める原田。攻めるアウェイチーム。耐えるホームチーム。
26分も帝京長岡。香西、平松、和食、桐生と細かいパスが回り、平松の完璧な折り返しに岡中が合わせた決定的なシュートは枠を越えたものの、諦めない姿勢の結実は33分。DF吉田龍悟(3年)の綺麗なフィードに、右サイドでマーカーの裏を取った秋山が中へ丁寧なクロス。走り込んだ児山のシュートがゴールネットを貫く。3-2。たちまち点差は1点に。






押し込まれる時間が続く中で、失点を喫した東京Vユース。「ちょっと全体的な流れが悪かったので、春来の声で『ここはいったん引こう』という形にして、その時間を乗り切ろうという考えでした」と話したDFカマラ・シェック・セザール(3年)、渡邉、DF川本悠祐(2年)で組んだ3バックは少し引き込みつつ、ドイスボランチの下吉とMFゼイナー大耀(1年)もまずは守備ブロックの構築に腐心。丁寧に時計の針を進めていく。
41分は帝京長岡にビッグチャンス。和食の粘り強いインターセプトから、児山は中央を40メートル近くドリブルで運んで右へ。岡中のクロスはエリア内でこぼれると、いち早く反応した児山の左足シュートは枠を襲うも、名和が力強く慎重にキャッチ。鋭いカウンターも、同点には結びつかない。
試合を決めたのは23番の1年生と11番のストライカー。42分。広瀬が右へ振り分け、2分前に投入されたばかりのDF渡部直宏(1年)が正確なクロス。宙を舞った鈴木のヘディングは、ゴールネットへ吸い込まれる。45分。今度はゼイナーが右へ展開。ここも渡部がクロスを上げ切り、DFのクリアはニアに飛び込んだ鈴木に当たって、ゴールへと転がり込む。




ファイナルスコアは5-2。「ちょっと我慢する時間もありましたけど、あそこを我慢できたから、また次の得点が獲れたかなと思うので、あの時間をしっかり守れて、また自分たちがチャンスを作れて、最後に点が獲れたのは良かったですね」(手島監督)。ゲームの勘所をきっちり押さえた東京Vユースが、第5節以来の勝点3を逞しく手繰り寄せる結果となった。






第5節で前年王者の鹿島アントラーズユースに3-2で競り勝ち、5試合を消化して3勝1分け1敗と好スタートを切った今季の東京Vユースだったが、第6節でFC東京U-18とのダービーを落とすと、続く流通経済大柏高戦にも勝ち切れず、初の連敗に。さらに前節のベガルタ仙台ユース戦は、後半アディショナルタイムに追い付かれてのドローと、ここ最近はやや難しい時間を過ごしていた。
ただ、手島監督は選手たちのトレーニングに臨む姿勢にも、十分な手ごたえを感じていた。「選手たちは全然暗くならず、前向きに、明るく、トレーニングにもしっかり取り組んでくれている姿勢は見えていたので、何とか勝たせてやりたいなという想いはありました」。
実はこの日のキックオフ直前に、指揮官が勝利を予感するような出来事があったという。「“あの時”にスイッチが入ったような気がしましたね。それまでは『ちょっとどうなのかな』と思っていたんですけど、あの雰囲気で『あ、今日はもしかしたら』と思いましたし、今日の勝利はアレがあったからなのかなと」。
“あの時”とは試合前の集合写真時の一幕。いつも声掛けを任されているムードメーカーの“機転”が、チームに笑顔の渦を巻き起こす。「今日はグラウンドの向こう側で『なかやまきんに君』がイベントをやっていたので、『向こうも盛り上がっているんですけど、こっちも盛り上げられるように頑張っていきましょう!5,4,3,2,1,ヤ―!』というネタが思いつきました(笑)」(原田)


後列左から2人目の原田爽潤が恒例の掛け声!


チームメイトにも笑顔がこぼれる
チームメイトからは「『パワー!』じゃないのかよ」というツッコミも入りながら、一気に和やかな空気が充満する。「アレはオレの仕事で、毎回やらされています。事前に考えていたらサッカーに集中できないので(笑)、即興でやっています」とは本人だが、「毎回爽潤が場を和ませてくれて、みんな笑顔でピッチに入れていると思います」と下吉が話せば、「マジで今日は良かったですね。自分も緊張がほぐれました」とはカマラ。やはり原田の声掛けが勝利に与えた影響は、少なからず、確実に、あったようだ。
プレミアリーグはここから1か月弱の中断期間に入る。東京Vユースはその間にJユースカップも戦いつつ、改めて前期の残り2試合への準備を進めることになる。手島監督は改めて、これからの戦いに気を引き締める。
「前期はあと2試合あるので、総括は一回りしてからという感じですね。ここまで結構いろいろな選手が試合に出られたと思うので、ここからチームとしても、個人としても、課題を見つけながら成長していければと思います」。
サッカー小僧が集うランドには、この日も相変わらず独特のエネルギーが満ち満ちていた。例年以上に纏っている明るいパワーは、このチームをどういう方向に導いていくのか。弾ける時は思い切り弾け、締める時はきっちり締める。2026年の東京Vユースはアグレッシブに、ポジティブに、日々進化を続けていく。


(取材・文 土屋雅史)
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