beacon

2発で今季リーグ戦13得点。C大阪U-18の10番FW塩尻哲平が誓うプリンス関西得点王とプレミア昇格、セレッソへの恩返し

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

前半45分、セレッソ大阪U-18FW塩尻哲平(3年=セレッソ大阪西U-15出身)が右足でこの試合2得点目のゴール

[9.27 プリンスリーグ関西1部第14節 大阪産大附高 0-5 C大阪U-18 履正社茨木グラウンド]

 プリンスリーグ関西1部得点ランキング首位のセレッソ大阪U-18FW塩尻哲平(3年=セレッソ大阪西U-15出身)が、2得点1アシストの活躍。自身の得点数を13へ伸ばし、快勝に貢献した。

 まずは1-0の前半13分、左サイドのSB谷口怜音(1年)からのパスをPAで受けると、「キックフェイントで左足で打つと見せかけて、中に入ろうか迷った」というが、カバーのDFがいたことから縦へ切れ込むことを選択。スピードを活かした縦への動きからニアへの左足シュートでゴールを破った。

 さらに33分には、MF手嶋蒼介(3年)とのコンビネーションで中央の守りを攻略。前を向くと、「(姜)悠羅が、自分が出しやすいところに相手のマーク外して走ってくれたんで、僕はそこに流すだけやった」。FW姜悠羅(3年)へのスルーパスを通してゴールをアシストした。
 
 さらに前半45分には、カットインからの右足シュートでこの試合2得点目のゴール。「今までFWとしてやってきた中ではなかなか決め切れてないゴールではあったんで、フリーの時間とか、相手イメージしながら練習してたんで、そこは入ってよかった。1点目も、2点目も、自分のイメージ通りのゴールができたかなって思います」と微笑んだ。

 前節は無得点だったこともあり、この試合はゴールを強く欲していた。MF前田遼介(3年)の開始1分弾でチームが勢いづいている中、「(リードしていることもあり、)ゴール前で1個余裕を持つことができた」と2得点。中学3年時からU-18チームでの先発を経験してきたFWは、シュート、パス、ボールキープの部分でも違いを示した。

 ただし、満足はしていなかった。「まだチャンスは何本かあったんで、そこを決め切って、もっともっと別格というところを見せていかないといけないなっていうのは思います」と厳しい。

 そう口にするのには理由があった。「今、関西のプリンスリーグなんで。プレミア(リーグ)でやってる選手とか、実際プロ契約してトップチームで活躍してる選手とかに比べるとまだまだ自分は力不足ですし、だからトップでも(公式戦に)絡めてないっていうのが現実で、練習参加はさせてもらってるんですけど、やっぱそこで掴みきれてないっていうのが自分の今の実力なんで、現時点に満足せず努力し続けて、まだまだ上目指していこうかなっていうのは思っています」と決意表明。努力と結果でセレッソ大阪に恩返しする意気込みだ。

「僕はずっともう小1からお兄ちゃんのエリートについて行って、セレッソにお世話になってるんで、セレッソには恩があるので。そこはしっかり、自分がJ1で活躍して、ヨーロッパに行って、最後はセレッソで引退したいなっていうのは、自分のキャリアとしてイメージしてるところなんで、それを叶えるためにやっぱ今、努力し続けるのが大事だと思っています」

 C大阪のレジェンドたちや小柄なストライカーの動きを参考にしてきた。「足元で受ける部分はセレッソには南野拓実選手(現・モナコ)だったり北野颯太選手(現・ザルツブルク)だったり、そこの部分が上手い選手はたくさんいて、その選手たちを目指してるっていうのもありますし、自分の武器である裏抜けだったり、動き出しっていう部分では大久保嘉人選手だったり、ゴール前のところでは動き出しの面で言えば古橋亨梧選手(現・レンヌの)だったり、そういう小柄やけどFWをやってる選手たちをいつも映像を見たりしています」という。偉大な先輩たちや自分と同じような体型をしたFWの“いいとこ取り”をして、突き抜けた選手になることを自身に求めている。

 今年、C大阪U-18を必ずプレミアリーグに昇格させないといけないと考えている。「個人としては、チームをプレミアに昇格させるっていうのと、プリンスリーグの得点王っていうのはもう今年始まった時から目標にしてるので、そこは絶対に達成したいなっていうのは思っています」。この日の勝利でチームは2位に勝ち点4差をつけて首位。リーグ優勝とプレミアリーグプレーオフ進出へ前進した。この大阪産大附高戦2日後の9月29日に、塩尻はトップチームのルヴァンカップでベンチ入り。鋭い裏抜けなどの武器を持つ注目FWは将来ではなく、今年からトップチームで活躍することも目指す。

前半13分のゴールに続き、この試合2得点目のゴール


(取材・文 吉田太郎)


●高円宮杯プリンスリーグ2026特集
▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信
吉田太郎
Text by 吉田太郎

「ゲキサカ」ショート動画

TOP